クルーグマンはアメリカとヨーロッパの現在のき裂の原因の一つに、メディア、特にTVメディアを挙げる。「アメリカで”リベラル”と言われているようなメディアは、実際はとても保守的」であり、例えば、この前の反戦デモに関しては「アメリカのTVニュースは、外国のメディアが報じているのとは全く別の惑星のニュースを報じているように見えた。」
FOXとCNNは「ここ数カ月、イラクへの侵攻はすでに決定済みであり、彼らの役割は、来るべき戦争に対して世間を用意することだと見ているようだ。」
だから、「試聴者がイラクとアルカイダの区別がついていないのも、さして驚きではない。複数の調査によると、アメリカ人の多くが9.11のハイジャック犯のいくらかあるいは全員がイラク人だと考えており、9.11にサダム・フセインが関与していると考えている。これは、ブッシュ政権でさえ決して言ったことがない。」
イラクの復興支援をアメリカが行うかどうか、クルーグマンはこのように言う。
結局、アフガニスタンでの私たちの振る舞いを見れば分かる。最初、お金は問題じゃなかった。タリバンへの勝利は、せいぜい特殊部隊とスマートボム、そして、将軍たちへの賄賂で済んだ。しかし、ブッシュ大統領は我々の関与は戦争が終っても続けられると約束した。だから、いまでも僕たちはアフガニスタンを忘れてはいけなかったし、地域の安全と国の復興を助けるはずだった。それで、政府は2004年の予算案でアフガニスタンの復興支援にいくら計上しただろうか。
答えはゼロだ。
ポール・クルーグマンの口の悪さが際だつ。
グレン・ハバードがCEAの委員をやめた。…家族ともっとたくさんの時間を過ごすためだよ、もちろん。(彼の背中からナイフの柄が飛び出しているのは、まあ、気にするな)。後任のグレゴリー・マンキューは素晴らしい経済学者だ。でも、そんなことは大したことじゃない。今の政府で全ての決定権を握っているやつらがマンキューの意見を必要とした時は、マンキューが何を言うべきかやつらが彼に教えるだろう。
マンキューには同情するよ。彼は自分が何に関わろうとしているのか全く分かってないんだろう。現在の悲惨な政策に何の影響力も行使できないとすぐに知って、挫折することだろう。
複数の報道によると、アメリカは安保理の理事国に対して援助を申し出ているらしい。もちろん、安保理決議を通すために。パウエル国務長官はこれを否定している。フランスも同じようなことをしているという話もある。
冬眠日記で酒井邦秀さんの名前が。どうして英語が使えない?を高校生のころに読んで、講談社英語文庫の簡単なレベルの本を多読するようになった。大学受験には確かに役立った。それに、William Saroyan とも出会うことができた。
言語を修得する上では、多読は必ず必要だと思う。というか、言語を修得するにはより長い時間言語に接する以外に方法はない。長い時間接し続ければ、自然と多読することになると思うんだけど。多読だけで済むかどうかは知らない。
複数の報道によると、安保理決議を通すためにアメリカは安保理の理事国に対して援助を申し出ているらしい。ターゲットは、アンゴラ、カメルーン、チリ、ギニア、メキシコ、そしてパキスタン。
MotherJonesは1990年の湾岸戦争で反対票を投じたイエメンが、アメリカからの7000万ドルの援助を取り消された例を挙げながら、アメリカの「アメとムチ」を表にまとめている。
ニューヨーク・タイムズはアンゴラが受けているロビーイングをレポートしている。アンゴラは長く続いた内戦から復興するために、援助を必要としている。
パキスタンの新聞の社説は「アメリカから取れるだけ、むしり取れ」と言う、皮肉と悲観をこめて。
アンゴラ、カメルーン、チリ、ギニア、メキシコ、そしてパキスタンは彼らの取り分を主張すべきだ。それが全くもって不道徳なのは知っている。だから何だ?
彼らが戦争に賛成しなければ、ブッシュは彼らを屈辱を与えるためありとあらゆる手段を使うだろう。
経済、社会、政治を総動員して、戦争に賛成しなかった国が悲痛に苦しむように仕向けるだろう。
戦争が避けられないのなら、高い値段をつけて魂を売ることをおすすめする。
アメリカは安保理での議決を得るために援助を利用しいることを否定している。
その他の記事。
NYTimesによると、トルコ議会は3月1日アメリカ軍がイラク攻撃のために国内の基地を使用する議案を否決した。264 対 251 で賛成票の方が多かったが、過半数に達しなかったため、議案は否決された。100名近い与党の議員が反対にまわるか棄権した。トルコの国民の9割が戦争に反対している。
驚いた。心底驚いた。
便利そう。
Observerによると、アメリカがニューヨークにいる各国の国連代表団と本国との電話やEmailを盗聴していることを示す内部文書がObserverにリークされた。
うーん。こういった類のものは本物かどうかを確かめるのが難しいから、一応眉に唾を付けつつ、続報をまとう。
素晴らしいできだった。アメリカとイラクに関する情勢が良くまとまっていた。
メディアでイラクの石油利権といわれているものが、国連の「Oil for Food Program」であることがわかった。フランス、ロシア、中国の石油利権について少し前にネットで検索して調べてみたことがある。そのとき出てきたのはこれだけだった。国連の指揮下にある計画が「利権」とはいえないから、他に何かあるんだろうと思っていたんだけど、間違っていなかったようだ。
イランイラク戦争、湾岸戦争によって、どのような被害、犠牲が生じたかは報道されなかった。報道されたのは、フセイン大統領がクルド人に対して化学兵器を使用した時の被害の映像だけだった。劣化ウラン弾に関する言及は無し。
URLが変わった。http://www.shitaraba.com/15/economy/
Guardianによると、シラク大統領が旧植民地のアルジェリアを訪問した。フランスの大統領がアルジェリアを訪問公式訪問するのは、アルジェリアがフランスから独立してからはじめて。40年ぶり。アルジェリアの独立戦争でフランス軍の少尉として従軍したシラク大統領がアルジェリアの人々に歓迎されているのは、注目に値する。
シラク大統領のアメリカに対する姿勢が、イスラム教徒、アラブ人が多いアルジェリア人の支持を集めている。
フランスがイラクへの戦争に反対するのに、石油利権以外の利害があるということが分かる。
Guardian の Brian Whitaker の論説。アメリカのメディアでどのようにして「超タカ派」な人々が政策をプローモーションしているかという話。去年の9月にも取り上げたのと同じ話題。
Whitakerさんはネオコン系シンクタンクがメディアを通じて政治に影響力を行使していると考えている。実際のところはどうなのか、いまひとつ分からない、興味深い論説であるのは間違いない。
Guardianなどによると、アメリカ軍およびイギリス軍はイラクの飛行禁止区域での空爆をエスカレートしている。飛行禁止区域での爆撃は戦闘機に地対空兵器の照準が合わされた時のみ、自衛目的で行なわれているとアメリカ政府は説明している。イラク政府によると、3月3日の空爆で6人の民間人が死亡し、15人が負傷した。アメリカ政府はこれを否定した。今年だけで、40回以上の空爆が行なわれた。
2大政党のひとつKDPのMasoud Barzaniは以下のように言う。
イラクのクルド人地区を占領しようとするトルコのいかなる試みに対しても、クルド人は抵抗する。たとえ、トルコがアメリカ指導の連合軍の一部であっても。
Lisp界の大御所、Paul Grahamによる文章。こんなテーマでこれほどの長文を書いてしまうこと自体がかなりイタい、と思ったのは内緒だ。
以下は素晴らしい洞察。
ぼくの知る限り、ホルモンでおかしくなったティーンエイジャーという考え方は、郊外都市と同時期に生まれたものだ。偶然の一致とは思えない。ティーンエイジャーがヘンになるのは、彼らに強いられている生活のせいだと思う。ルネッサンス期の 10 代の徒弟たちは、作業犬だった。今のティーンエイジャーは、神経症にかかった愛玩犬だ。彼らの狂気は、いたるところにいる怠け者の狂気と同じだ。
Paul Graham がどうしてしゃべり場のゲストにでも呼ばれたかのような文書を載せたのかは謎だけど、アメリカの学校も大変のようだ。
「学校が自由になる日」の中の、内藤朝雄の文章を思い出させる。
WikiにWebデザインのページを作った。Webデザインに思う所がある方は、どんどん書き込んで下さい。
田中宇さんの論説。英米のマスコミが反戦の方向に動き出したという趣旨。
僕の英米のマスメディアから受ける印象はちょっと違う。
僕は、英米のマスメディアに関してはネット上の新聞しか読んでいないので、CNNやFOXが今現在どのような報道をしているか知らない。そんな僕の印象からすれば、イギリスのマスメディアでは確かに世界規模の反戦デモ、書類の盗作を期に戦争反対の記事が多くなってきた。戦争に反対の声を挙げる議員の数も増えてきて、それがニュースになるだけでも相当違う。
一方、アメリカでは反戦の記事が増えたようには思えない。クルーグマンも指摘したように、戦争開始が決定済みの当たり前の前提として記事が書かれている。CNN、FOXも多分同様だろう。
左のメニューにGoogleのサイト内検索用のフォームを設置した。かなり使える。
非常に簡単なtDiaryのプラグインを書いた。特定の日付を表示する時はその日付を、月を表示する時はその月を、最新の日記を表示する時は空の文字列を返すだけのプラグイン。これをh1タグに仕込んでおくと、そのページが何月何日のページなのかすぐに分かる。
def date_of_page if /month/ =~ @mode @date.strftime('%Y年%m月') elsif /day/ =~ @mode @date.strftime('%Y年%m月%d日') else '' end end
(σ・ω・)σげっつ
日本で特にテレビでどのように報じられているか知らないけど、ブリクスUNMOVIC委員長の報告は、武力行使ではなく査察延長を100%支持するものとなった。読めば分かる。
2月5日にパウエル米国務長官が提出した「証拠」も否定した。禁止されている兵器を製造するトレーラーなどの移動施設の存在を「いまのところ見つかっていない」と否定した。同様に、大量破壊兵器を製造する地下施設の存在も否定した。
結論は次のようなもの。
イラクの積極的な姿勢(外部の圧力によって形成されたもの)があっても、施設や資料を検証し、文書を分析し、関係者に面会し結論を得るにはまだいくらかの時間が掛かる。
こちらもパウエルの提出した「証拠」を否定した。アルミの管と核開発との関係を否定した。ニジェールからのウラン輸入も否定した。
核兵器の分野(最も破滅的な大量破壊兵器である)では、イラクでの査察は進展している。
変わりなし。
フィスクは次のように言う。
アメリカ人の怒りの叫びが聞こえるようだ。「サダムは嘘をついている。国連は武器を見つけなかった。国連は見つけ方を知らない。ああ、ブッシュ大統領、去年一体誰が国連をイラクへなんか派遣したんですか……あなたですか、ブッシュ大統領。」
ブッシュはサダムが査察官の入国を許可しないと考えていた。サダムは査察官を迎え入れた。だから今度はワシントンが査察官たちをおはらい箱にしなくてはならなくなった。Mr.ブリクス(典型的で有効的なスウェーデン熊)が査察の任にある間は、容易な仕事ではない。
「公安」の写真付き。
ロードオブザリングのビデオを借りて見た。原作は2巻目で挫折した派。割とおもしろかった。ありがちだけど、雑魚敵(オーク)弱過ぎ。ばっさばっさ斬られていた。全然恐くないな。特に昼間だと。
疑問点が一つ。最後、フロドとサムだけで旅をする事になるわけだけど、フロドって滅びの山までの道を知らないはずじゃ。どうやって旅を続けるつもりなんだろう。誰か教えて。
で指摘したバグも修正していただいた。
アメリカの国立がん研究所のサイト。ネット上での健康/保険関連の情報をアクセスしやすく、使いやすいものにするためユーザビリティ関連のサイトも手掛けている。目新しいことは書いていないけど、ひとつひとつがわかり易く納得できるものが多い。外部リンクと内部リンクの違いにも言及されている。
Observerによると、この前のアメリカが国連の各国国連大使を盗聴しているという報道に関連して、イギリスで逮捕者がでた。
あの情報の信憑性がこれで増した。
日記の段落リンクで飛んだ時、リンク先の段落がどれか分からないことがある。そんな時に、リンク先の段落に色を付けるプラグインがこのnazo.rbプラグイン。
名前が機能と全然関係ない。分かりにく過ぎる。ちょっと哀しくなった。
ishinao.netの個人Webサイト系コミュニケーションに関する展望。
以下の発言は興味深い。
最近ではそういう閉鎖的な印象はずいぶん減ってきたように思いますが、それでもまだ内輪以外からのリンクを、何か特別なもののように扱う人は珍しくありません。Webサイト自体は開かれている(誰でも同じように見ることができる)のに、そこでのコミュニケーションがやけに閉じられているという現状に、私は不満があります。
どうして不満があるのかというと、「ソフト開発者、ハーバード大学に「ブロッグ活用法」を指南 from ZDNet」で書いたような「公開された場(Web)での複数の個人活動が集まった結果として、そこに個人ではできなかった何かが生まれる」可能性が面白いと思うから。
ネット上の色んなコミュニティの一員なんだかそうでないんだか、中途半端な位置に居続けているわたくしであるが、閉鎖的であると思うことは多々ある。別に悪い意味でいっているわけではない。
コミュニティとは持続的なコミュニケーションが取られる場所で必ず発生する。逆に持続的なコミュニケーションがない場所ではコミュニティ(共同体)は絶対に発生しない。
例えば、マスメディアという国家規模のコミュニケーションが可能になるまで、国家という「幻想の共同体」は存在しなかった。
持続的なコミュニケーションは仲間うちでしか通用しないジャーゴンを生み出す。また、仲間うちでは自明であるが、外から見ると全く自明でないような多くのルールを生み出す。
持続的なコミュニケーションはネット上のどこででも見られる。匿名掲示板であるはずの2ちゃんねるでも同様である。それの証拠に、2ちゃんねるはジャーゴンと奇妙なローカルルールの塊である。
Web日記などでも同様。「個人Webサイト同士がリンクしあう状況をもっと加速」したからといって、「閉鎖的な」コミュニティが原理的になくなるわけではない。コミュニティとは元来閉鎖的だ。それが悪いことだといっているわけではない。
「個人Webサイト系コミュニケーションを加速する」ためには、2ちゃんねるの匿名性のような、人の出入り、流動性の高さ、参入と退場の容易さを保証するような仕組みが必要。もちろんそれが匿名性である必要はない。
リファラのノイズが大きい原因の一つは、「漏れリファラ」。個人的にはリファラのノイズはそんなに大きくない。
2ちゃんねるの匿名性をさらに進化させて、「名前が入力できない」強制匿名掲示板というのを思いついた。コテハンうざい(笑)。
何か議論して、とんちんかんなことを言って、ネットウォッチされて、2ちゃんねるでスレが立って、サイトが閉鎖されるのを防ぐような仕組みが必要(笑)。
TrackBackを使ってみた。心理的な障壁はポンポン山よりも高い。リファラの方が気楽で良い。
出事故、イキロ。あ、間違えた。政府、緊急株価対策を発動へ。
以下の発言は興味深い。
277: 招き猫 2003/03/10(Mon) 09:37
朝一番から、昨日のNHKの報道を受けて下げたな(笑) 銅鑼氏の予言の前半である円高・株安は到来した。 世の中の人は、イラク戦が理由で株安になっていると考えているんだろうな。 確かに短期的にはそうだが。
278: 銅鑼衣紋 2003/03/10(Mon) 10:05
ザモデル案決行でしょう。斎藤精一郎案あるいは榊原案ともいうけど。 50兆円の小泉救国ボンド発行と日銀引受、その資金による整理回収機構と産業再生機構 による不良債権処理。および、銀行持ち株で組成したETFを飼いオペの対象にするとか。 その前に、野中・麻生主導で補正予算編成かな?もう、勝手にしろと小一時間(以下略
僕は後向きな人間なので、Web上のコミュニティへ参加するときの障壁についてではなく、Web上のコミュニティから退場するばあいの障壁について興味がいってしまう。。
掲示板でのコミュニティは掲示板に書くのをやめれば、そのコミュニティから退場することができる。匿名掲示板でなら、コテハンから名無しに戻ればいいだけだ。Web上のコミュニティから退場したい場合は、サイトを閉めて、すべてを削除すれば可能だ。
さて、Web上のコミュニティから退場するために、自分のサイトを閉鎖しなくてはいけないというのは、非常にコストが高い。ネット上でのサイトというのは、IDとほぼ同義だ。本名でなく、ハンドル名を名乗っている人にとっては、サイトを閉鎖することは存在を抹消することと同義だ。
問題。ネット上でサイトを運営を続けながら、あるWeb上のコミュニティから退場することはできるだろうか?できるとしたら、どのようにしてだろうか?
エルドアン新首相ははっきりとした態度を依然表明していない。
テレビに出まくりの様子。
ishinaoさんからの返信。
そういう行動がWeb一般で当たり前になっていけば、各人の中に作られた壁は連鎖的に崩れていくのではないでしょうか。そのためには、そういう意識が当たり前であるという事実をWeb上で積み重ねていけばいい。そういう道具としてTrackBackという仕組みが使えるのではないか。
内輪以外からのアクセスに対して構えられてしまうという状況が、私はいやなのです。
アクセスがあったからといって特別な対応をしなければならないというものでもない。
TrackBackの可能性に関しては同意します。僕も少しだけ、TrackBackの仕組みについて調べてみました。。
jounoさんからのつっこみ。
コミュニティなんてリアクションしなかったり書き込みが途絶えたらそれでもう抜けたことになるんじゃないでしょうか。
なるほど。
今更知りました。
中島みゆきは現代のヲタクの必須教養ではないのか。なんてこった。
あ、「今更」というのは、「去年の大みそかのネタなのに今更」という意味か。
NYTimesによると、アメリカ政府は60以上の国に対して、スパイ行為をしている疑いがあるとして、合計300人以上のイラクの外交官を追放するよう呼びかけている。
D大先生の中傷ビラを作るために、D大先生の写真を使ったら、写真を撮った人の著作権を侵害したということで訴えられて敗訴。
D大先生の著作権ではなく、写真を撮った人の著作権ね。
いや、公人の写真だから。すると、今度からブッシュを批判するプラカードを作る時は、ホワイトハウスに行って自分でブッシュの写真を撮ってこないと、著作権侵害で訴えられるわけだ。素晴らしい。
中国、インド、米国、日本は署名せず
ICCに反対する米国は「米国人をICCに引き渡さない」とする二国間協定を結ぶよう各国に呼び掛け、軍事援助中止などで圧力をかけた。しかし、主要国で応じたのはインド、イスラエル、ルーマニアなど23カ国にとどまっており、国際的人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「もくろみは効果を挙げられなかった」とみている。
ZAKZAKの記事。知らんかった。あとで調べよう。
大量虐殺などを裁くための初の常設法廷である国際刑事裁判所(ICC)の発足式典が11日、アナン国連事務総長らが参加して所在地のオランダ・ハーグで開かれ、ハドソンフィリップス判事(トリニダードトバゴ)ら18人の裁判官が宣誓する。
中国、インド、米国、日本は署名せず
ICCに反対する米国は「米国人をICCに引き渡さない」とする二国間協定を結ぶよう各国に呼び掛け、軍事援助中止などで圧力をかけた。しかし、主要国で応じたのはインド、イスラエル、ルーマニアなど23カ国にとどまっており、国際的人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」は「もくろみは効果を挙げられなかった」とみている。
ZAKZAKの記事(共同通信)。
批准していない国の名前を当ててみよう。ちなみに、138カ国が署名し、89カ国が批准している。
ロシア。署名はしているが批准はしてない。中国。署名も批准もしていない。インドネシア。署名も批准もしていない。イスラエル。署名も批准もしていない。トルコ。署名も批准もしていない。アメリカ合衆国。署名も批准もしていない。日本。署名も批准もしていない。アメリカとイスラエルは一旦署名したがそれを取り下げた。
国名 | 署名 | 批准 |
イギリス | ○ | ○ |
スペイン | ○ | ○ |
ブルガリア | ○ | ○ |
フランス | ○ | ○ |
ロシア | ○ | × |
中国 | × | × |
インドネシア | × | × |
イスラエル | × | × |
トルコ | × | × |
アメリカ | × | × |
日本 | × | × |
僕は以下の方法を使っている。
screen で ssh-agent を立ち上げて、screenを生かしたままlogout。
/usr/bin/screen -D -RR -X exec 'scp ...'
Googleの検索でWikiのページも引っ掛かるように、mod_rewriteを使って、少しだけ改造。静的なHTMLに偽装しなくてもGoogleの検索には引っ掛かるようだけど、気持ち的に静的な方が検索に引っ掛かりやすい気がする。
改造前。
http://sheepman.parfait.ne.jp/wiki/pukiwiki.php?FrontPage
改造後。
blog=tool?。長めの文章。興味深い。
Wikiとblogの統合。
以下は、この件に関して言及しているサイト。
リンクを張るという行為が、著作権法にある引用にあたるとは思えない。リンクはまさに本や論文のの後ろについている「参照」にあたると思う。本の参照は自分が本屋か図書館へ行ってしか、参照された本を読むことはできないが、ネット上ではそれがワンクリックでできるというだけのこと。
また、他サイトからの直リンは技術的にリファラ、Cookieを使って排除可能である。直リンが自分にとって不都合ならまずは技術的な対策を施すのが筋でしょう。
で、otuneさんによると
直接リンクされるとフレームのバナーが表示されないからなんだね
マジでか。ダセえ。ダサ過ぎ。
Wikiに関連ページを作った。。
広告込みで、読んでいるだけなら問題ない。マスメディアの受け手である限りは問題がない。しかし一旦、読者という立場を離れて情報の発信者となると、世の中は障害で満ちている。
「言論の自由」とはマスメディアにアクセスできる自由のことではない。誰もが情報の発信者たり得るという自由だ。
これは「右とか左とかの問題ではない」(by レッシグ)。「Old vs New」だ。リンクの禁止は明らかにネット上でのあらゆるイノベーションを著しく阻害する。Web日記、個人ニュースサイト、blogは重要だが一部の例でしかない。さらに多くのイノベーションがリンク禁止により阻害される。これは、事実だ。
益岡賢さんの翻訳。
前にも書いたが、3月7日にブリクスUNMOVIC委員長とエルバラダイIAEA事務局長はイラクに対する査察の中間結果を国連安保理に報告した。その中で、パウエル米国務長官が2月5日に安保理に提出したイラクの大量破壊兵器の所持製造を示す「証拠」を両氏はことごとく否定した。そのことをあらためて確認する文章。
真紀奈さんの新聞記事の見出しの引用とリンクについてに追記がされた。
「無断で直リンクされない自由」を、憲法で言う「情報コントロール権」に含めるかどうか
いや、これは無理筋でしょう。
一般に、プライバシー権に含まれる「自己の情報をコントロールする権利」は文字どおり、「自分のプライバシーに関わる情報」をコントロールする権利のはず。自分が自らすすんでWeb上に公表した著作、論説、表現がプライバシーに関わるはずがない。
日記などの場合は当然プライバシーに関することが書かれている場合もある。その場合は、情報のコントロール権を主張して「直リン禁止」と言うこともできるかも知れない。しかし、Web上で誰からもアクセスできる状態に自らすすんで置いているものを「プライバシーに関わる」と言って法的に通用するのだろうか?
自分でも一応考えてみたんだけど、tDiaryでどんな風に実装するのがスマートなのかいまいちよく分からんかった。
余分なデータファイルを持たずに済むところがナイス。
Guardianによると、トルコで行なわれているクルド人反政府指導者Abdullah Ocalanに対する裁判が公正なものではないと、ヨーロッパ人権裁判所が判決を下した。
何度も書いたけど、トルコ国内に住むクルド人に対してトルコ政府が行なっている国家テロに関しては以下が詳しい。
これは便利。色んなテーマを試せる。
バージョンが…。Ruby1.6.4はさすがに辛いな。ローカルの挙動と違い過ぎる。ローカルにも、1.6.4を入れないといけないのか。
というわけで、TrackBackを簡易実装。ソースが汚いのはサーバのrubyのバージョンが低いから(笑)。url以外は名前もコメントも無視する。
ソース。tb.rb。diary.rhtml。
つっこみ欄にTrackBackを表示するのはたむらさんのアイディアをパクり参考にしますた。
藝夢日報での議論。
TrackBackするのにいちいちTrackBackをクリックして、TrackBack URL をコピーandペーストするのは面倒くさ過ぎ。記事のURLがそのままTrackBackのURLであった方が、ユーザーフレンドリーだという話。
この日記で例えると、TrackBack URLはhttp://sheepman.parfait.ne.jp/20030316.htmlであるのが一番わかり易いはずということ。
MovableTypeにはTackBack URLを自動的に検出してくれるBookmarkletがあるから、MovableTypeユーザーには面倒ではないらしい。MovableType以外の利用者のことはあまり考えられてないようだ。
Wikiにリンクをまとめてみた。抜けているのがあると思ったら、書き足しといて下さい。
void GraphicWizardsLair( void ); //
はてなダイアリーの鵺な独自実装が、なんか後々に互換まわりでトラブルが出そうな予感もしなくもありえなくも無かったりも無い。
外部からのTrackBack時の日付指定。これがTrackBackURLにあたると考えれば良いのでは。
イラク情勢。記者の憶測や匿名の「政府高官」の発言を記事にしたものばかりが目につくようになった。事実報道が少なくなった気がする。
スペインで公判中の9.11の犯人たちを訓練したとされるテロリストYusuf Galan。この人とイラクとのつながりをスペイン政府は言及した。
アメリカの盟友にしてイラク攻撃大賛成のスペインはテロリスト捜査にも熱心という話。
念のために付け加えておくと、アメリカとイギリスは現在に至るまで、イラクとアルカイダの繋がりを示す明確な証拠を提出できずにいる。「証拠はある」と言っていたにもかかわらずである。最近では、イラクとアルカイダの繋がりを話題にすることをイギリスとアメリカの両政府は控えるようになった。
いくつかのサイトで言及されているが、はてなダイアリーへの要望とはてなダイアリーへの要望(対応済み)ははてなダイアリーキーワードの素晴らしい利用例になっている。
でも、一番の気がかりは近藤さんの体は大丈夫かということだったりする。要望多すぎ。みなさんもう少し手加減したほうが。
まだ道半ばという感じ。
CGI::escapeされた日本語の文字列を含むURLをTrackBackとして投げた。MovableTypeはそれをCGI::unescapeして表示した。これだけだと問題ない。だけど、表示されているURLだけでなく、HTML中にリンクとして使われるURLもCGI::unescapeしてしまっている。で、文字コードはUTF-8だからこのリンクをクリックすると、全くでたらめなところへ飛んでしまう。
何言っているか分かりませんね。実例。
こういったことはどこに報告したら良いんだろう。
tDiaryをキーワードに画像を検索すると、なぜか網タイツがトップにくる!!!AlltheWeb.com: Pictures results for "tDiary"。
おお、なぜかRDFが埋め込まれていたり、__mode=rssも取得できたり。ありがとう小人さん。
ishinao.netを真似ただけですが。
RDF、RSSを全く理解していない。これから勉強しよう。これって、XMLですよね?
WikiWayをようやく読み終えた。ソース解説のところは飛ばした。それでも、時間がかかった。Wikiに感想を書いた。。
WikiWayのP.345。
Wikiを利用する人達が、議論やくだけた対話をするときに、SpecialTopicやIdeaToDiscussFurtherといったWikiWord形式になぞらえた書き方をする傾向にある
英語圏のWiki使いたちは、WikiNameを文章の中でほとんど無意識に自然に使うようだ。これは、英語だからという部分が大きいと思う。英語圏のWikiをいくつか見て感心するのは、すべてのページのタイトルがちゃんとWikiWordになっていること。これは当たり前なんだけど、日本語のWikiではありえない。そして、この統一性から、上に挙げたようなWikiWodの使い方が自然に発生してくるのだろう。
では、日本語のWikiもすべてタイトルを、英語のちゃんとしたWikiWordにするべきかといえば、そうじゃない。日本語の中に英語が出てくることは少ないから、文章の中で自然にWikiNameを使うことが出来なくなってしまう。
とはいえ、日本語は活用語尾など「ゆらぎ」が大きい。単に単語をブラケットで囲むだけでは、同じような名前のページが複数出来てしまう。すでに存在するページのタイトルをいちいち確認してブラケットで囲む必要がある。
ishinaoさんによって的確に表現されている。
WikiNameというのは、単語間の区切りとなる空白をなくすことによって、複数の単語を接続しつつ、単語の区切りとして大文字を使用することによって、コンピュータにも人間にも理解しやすくキーワードを生成することに成功している。
2ちゃんねるでも同様の議論がすでに行なわれている。
日本語のWikiName使わなきゃ良いよ。ってか日本語でWikiNameの気持ちよさは味わえません。
void GraphicWizardsLair( void ); //より。
Wikiだと解説文の署名も、誰もが自由に改編できるため、配布条項などのデリケートな文章には向いていない?
日本で最も活発なWikiのひとつで、お金も絡んでいるからなかなかアレなMorphyWiki。その当サイトのライセンスには次のように書かれている。
このライセンスのページそのものが随時書き換えられることは必至。が、書き換えられた内容に不服があれば、このページを更に書き換える自由もあります。
:-)
レッシグのコモンズを読んで、身近な例として最初に思いついたのは、2ちゃんねるだったりする。特にアスキーアート。2ちゃんねるに投稿された文章やAAは、コピペされ、改変され、次々と新しいネタが生まれてくる。2ちゃんねるの隆盛は2ちゃんねるのコモンズが非常に豊かだからかもしれない。
コモンズをどうやって生徒に教えるかお悩みの先生には、ぜひとも2ちゃんねるを使って説明することをお勧めする。
見てきた。フロドたちを道案内するのは「通掛聞造さん」ではなかった。
uconvが動いたのと、リファラがいっぱいなのが嬉しくて、disp_referrer.rb を入れた。設定にかなりの時間が掛かった。そのほとんどが同じ作業のくり返しだったので、にのっとり、disp_referrer.rb に手を加えた。
設定が
@options['disp_referrer.tdiary'] = [ ["Asumi日記(たださん)","http://sho.tdiary.net/"] ]
だけで済むようになった。
TrackBackは必ず該当する記事や日記にリンクが張られる。リファラの場合は必ずしもそうじゃない。
例えば、Asumi日記からのリファラはほとんどが http://sho.tdiary.net/ からだった。もしリファラがこれだけだと、どの日付のAsumi日記で僕の日記に言及されたか分からない。TrackBackだとこういうことはない。
確かに、僕はAsumi日記をいつも読んでいるから問題ない。でも何日かして、TackBack関連で僕の日記を訪れた人は、Asumi日記のどの日付けを読んだらいいか分からなくて困ると思う。
リファラを見やすくすると、日記の作者以外にとっても結構有用な情報源になると思う。日記の作者は自分の日記のリファラのリストを見慣れている。いつもと違うリファラがあるとすぐに分かる。でも、日記の作者以外にとっては単なるリファラのリストは見にくいし分かりにくい。
disp_referrer.rbでリファラをまとめて、分かりやすい日本語に変換して、 disp_referrer2.rbでさらに、リファラのカテゴリ分けもする。そうすると、日記の読者や、リンクをたどってきた一見さんにも、わかり易いリファラのリストになる。読んでいる日記がどこで話題になっているかも良く分かる。
あれか。「複雑系」の次はこれですか。統計の分野では昔から普通に研究されていた気が。それは、計算機科学と結び付いたのが新しいのか?
http://natto.2ch.net/sf/kako/1008/10082/1008236890.html
307 名前: (現在の)吉本新喜劇編 投稿日: 01/12/17 04:02
フロド:池乃めだか サム:チャーリー浜 ガンダルフ:井上竜夫 アラゴルン:石田 靖 レゴラス:内場勝則 ボロミア:辻本茂雄 ギムリ:島木譲二 アルウェン:末成由美 エオウィン:未知やすえ ガラドリエル:桑原和男 ゴクリ:山田花子
Googleで検索してみた。言語はもちろん英語ね。
ヒット件数 | |
"TrackBack(0)" | 204,000件 |
"TrackBack(1)" | 9,150件 |
"TrackBack(2)" | 3,000件 |
"TrackBack(3)" | 1,580件 |
"TrackBack(4)" | 1,030件 |
"TrackBack(5)" | 867件 |
"TrackBack(6)" | 665件 |
"TrackBack(7)" | 887件 |
だいたいすべての記事のうち7%くらいの記事にしか、TrackBackが投げられていない。TrackBackがこれだけ話題になるのは、日本のネット界に段落リンクという習慣があったからかも知れない。
同じようにコメント(ツッコみ)に関しても調べてみた。 よりも多いのは、 TrackBackの機能をもたないblogシステムが数多く存在するから。
検索単語 | ヒット件数 |
"Comments (0)" | 1,030,000件 |
"Comments (1)" | 661,000件 |
"Comments (2)" | 412,000件 |
"Comments (3)" | 284,000件 |
"Comments (4)" | 250,000件 |
"Comments (5)" | 252,000件 |
"Comments (6)" | 144,000件 |
"Comments (7)" | 116,000件 |
"Comments (8)" | 103,000件 |
"Comments (9)" | 90,800件 |
"Comments (10)" | 92,500件 |
じつに、すべての記事のうち70%もの記事にコメントが付いていた。検索単語が一般的過ぎて、数字に怪しい部分が多々ある。しかし、英語圏のblogをざっと見てまわった印象とさして変わらない。
例えば、No War Blogという反戦blogを見ると、10以上のコメントが付いている記事がいくつもある。TrackBackはすべて0。
TrackBack機能が付いていないblogもかなりの数が存在する。
TrackBackの話題で人を集めておいて、自分でそれを否定するというのはなかなかアレですが。ツッコみの方がやりやすいのはどこも同じなようだ。
MovableTypeが大人気なはずのアメリカでさえ、TrackBackがあまり利用されていないのは、ちょっと懸念材料になる。でも、日本も同じようになるかどうかは分からない。アメリカでだってTrackBackがもっと利用されるようなるかも知れない。ま、とりあえずのってみましょ。
さいきんの反戦の言説への批判に特徴的なのは、イラク攻撃反対論としての戦争反対論を、ありもしない戦争絶滅論という空想的思想や、あらゆる争いの否定にすりかえたうえで批判するというものだが、もちろん、そんな空想的な議論はなりたたないから、やすやすと批判できるわけだ。しかし、それは、実際には、眼前のこの戦争にいま反対するという議論への反論にはまったくなっていない。そもそも、そうした議論がでっちあげる、空想的な戦争絶滅論者としての「平和主義者」などいやしないのである。いるのは、この戦争に、いま反対する人々だ。
このイラクに対する戦争の正当化を正面からちゃんとやろうという戦争賛成派の意見を、僕は寡聞にして知らない。知っていたら教えて下さい。
本当にいろいろあるのがすごい。StrangeIntimacyその1、その2。それと、妖精現実より。
イラクとは関係ないけど、東長崎機関の「検察庁で無実の主張。日本の法治国家・実地体験」はおもしろい。
■追記。jounoさんのツッコみより。さらに、montreal life (3/19)からの情報。
周辺諸国の日記。
たのしい算数。マイナスとマイナスを掛けるとなぜプラスになるか。ちゃんと証明できます。
■追記
この説明でも分からないという人は匿名でよいので、何が分からないかツッみを入れるかWikiに書き込んで下さい。意地でもわかる説明に書き換えます。
メイスレノヨカン。
しばらく前に、気になって中学生の参考書を本屋で一通り調べてみた。
マイナス×マイナスがなぜプラスになるかを説明している参考書、教科書はなかった。なんとなく説明している本はあった。
上のは中学生でも理解できる内容だと思う。なのに、教科書にはこれと同様な説明は全く存在しない。「学力低下」などの議論する前にこういったことをひとつひとつどうにかしていくべきだ。
念のために言っておくと、妖精現実のマイナスかけるマイナスは、なぜプラスかをパクったわけではない。過去に書いたものを再利用した。Wikiに書くネタがないから、昔書いたものを再利用するという姑息な手段。要するに手抜き。
世の中には痕の二次創作で、マイナス×マイナスがプラスになることを説明している人もいる。僕の説明とほとんど同じ。はっぱ好きの人はこっちの方が読みやすいか。
あと、匿名掲示板からリンクされるなんてはじめての経験なんで、記録しておく。
前に書いたの感想が、『Wiki Way』へのリアクションからリンクされた。早い。3月17日に書いて、3月18日にはリンクされている。毎日1回Googleでしているのだろうか。
add_header_proc do eval( <<MODIFY_CLASS, binding ) alias :orig_referer_of_today_long :referer_of_today_long alias :referer_of_today_long :my_referer_of_today_long MODIFY_CLASS end
とか。
リファラのリストを「リンク元」「アンテナ」「検索」の3つにカテゴリ分けしてみた。zundaさんの disp_referrer2.rbのアイディア。これを、 disp_referrer.rbで実現する。 disp_referrer.rbを変更せずに。
Wiki に少しまとめてみた。tDiary-users-talk でtDiary-usersWiki の著作権に関する議論に結論が出そう。まだ、出てはいないけど。英語圏のWikiでもいろいろ議論されている模様。
の著作権はどうしましょうか。うやむやのままにしておこう。ツッコミに関する著作権もどうするかとか考えるといやになるから。
検索エンジンから来た人だけにメッセージを表示するプラグインというのを考えた。「hogehogeはどこどこにあります。」とか「foobarはここにはない。帰れ!!」とか。
で、適当に実装。試しに、Google検索:Where is Raed? 経由で訪れてみて下さい。
アメリカが『米国内のイラク政府資産の没収に乗り出すとともに、ワシントン駐在のイラク外交官3人を追放』した。また、『外交官追放など』を各国に要請している。このことは、毎日新聞などですでに報道されている。
ただし、日本国内では報じられていないことがひとつある。
この日記でもふれた通り、アメリカ政府は開戦の1週間以上前の3/11に、すでにイラクの外交官を追放するよう各国に要請している。3/11はブッシュ大統領の最後通告よりも1週間前のことだ。
外交的な努力が行なわれている最中に、イラクの外交官の追放をアメリカが要請したことは注記しておくべきことだろう。
ロバート・フィスクさんがバグダッドから精力的ににレポートを書き続けている。
Wikiを1ヶ月ほど使った感想。手軽にメモ感覚でWebページを作ることが出来る。見る人にとってはそれが有用なページになるかは分からない。作っている本人には十分有用なものになっている。
メモをとる方法としてWikiを考えた場合、以下の利点がある。
書き直しが容易。書き足しが容易。
当たり前に聞こえるかもしれないが、本当に容易に気楽にできる。たとえば、 PukiWikiは何故更新が楽なのか? - 龍司流。
XOOPSやPostNukeの様な大がかりなCMSを使ってた時は気楽には更新できなかったのだが、PukiWikiだと更新が気楽にできる。
ページを編集するのに必要なことは、編集したいページをブラウザで表示して、「編集」をクリックするだけ。直観的でわかり易い。
ページ同士を相互にリンク可能。Web上のページへのリンクが可能。
WikiName、BraketNameはリンクを張る行為を容易にし、促進する。カテゴリわけしてメモを取るのは心理的負担が大きい。どのカテゴリにわけるかは必ずしも自明ではない。Wikiなら、ページ同士の相互リンクによって「自然に」カテゴリ分けされる。
Web上にあるのでどこからでも編集可能。検索が可能。
「ポケットひとつの原則」。検索機能がどれくらい便利なのかは言うまでもない。
不便な点。CGIなのでレスポンスが遅い。ブラウザ上での編集はやりにくい。など。
Wikiのテキストフォーマットによる表現上の制限。
自分の書きたいように書けないのは確かに不便。しかし、Wikiのフォーマットを強制することによって、ページデザインに統一性が生まれる。
従来のブックマーク(お気に入り)はツリー構造。Wiki は WikiName によるウェブ構造。Webを「ブックマーク」するにはツリー構造よりもウェブ構造の方が適しているだろう。たぶん。書き直し、書き足しが容易。検索機能も付いている。
ロバート・フィスクの「USってば、もう劣化ウラン弾を使ってるみたい★」っていう記事を見つけてしまい、なんだかウンザリ。何がウンザリかってーと、どーせ使うんでしょと思ってた劣化ウラン弾そのものより、その記事が本家「Independent」に載らないことだ。
Independentにも載っています。ただし、タイトルが違う。タイトルを変えたのは DailyTimes かな、たぶん。記事の内容は劣化ウラン弾が主ではないし。
パキスタンの英字新聞「DailyTimes」は特にOpEdがおもしろい。パキスタンのメディアに関しては、は1998年のインタビューでつぎのように応えている
メディアは活発です。実際、現在のパキスタンの報道は第三世界でもっとも活発なものと疑問の余地なく断言できます。インドやエジプトやインドネシアよりも活発なのです。(p139 帝国との対決)
DailyTimesは GoogleNews 経由で見つけた。GoogleNews最強。
Junkyard Reviewの劣化ウラン弾に関する詳しい解説。
国際政治に関しても、情報は有り余るほどある。すべてを読むには時間がない。そこで問題になるのがページの取捨選択。
とにかく、たくさんのページの中から、取捨選択をしないといけない。ソースを示さないで、「事実」を書いているページはまず捨てよう。自分で裏を取ることができないから。
ソースを示しているという点では、田中宇の国際ニュース解説 は偉い。内容が「正しい」かどうかというのはあまり問題ではない。ソースを示していることによって、批判に対してオープンになっている。批判したい人は根拠として参照されているソースを読んで、批判することができる。これ重要。
あとで読もう。それから、プログラマーのためのプログラマー日記 の 2003-03-16 に、関連する記述。
ボーリングフォーコロンバインに対する批判。ネタバレを含んでいるようだから、映画を見てから読もう。
気合いで、Hikiを Ruby1.6.4なこのサーバでも動作させることに成功。気合いよ、気合い。
もう少し使ってみて、PukiWikiから移行するか決めよう。
結論。移行はもう少し先にしよう。でもなあ、tDiaryのWikiモード互換だしなあ。
というか、amritaと strscanのインストール。わりと、簡単。サーバの管理者権限がなくても、インストールできる。strscanをゲットして、展開して、
strscan-0.6.6/lib/strscan.rb
をhiki.cgiと同じディレクトリにコピーする。amrita をゲットして、展開して、
amrita-1.0.2/lib/amrita/
をディレクトリごと丸ごと、hiki.cgiと同じディレクトリにコピーする。このとき、hiki.cgiがあるディレクトリに amrita/というディレクトリができるようにコピーする。要するにhiki.cgiがあるディレクトリに
strscan.rb amrita/
があるようにする。
米国防政策委員会の委員長を辞任したリチャード・パールに関する記事を集めた。後で読もう。委員長の職は辞任したが、パールは今後も米国防政策委員会の委員であり続ける。パールはレーガン政権の国防次官補だった。
本人からの辞任の理由は曖昧。これは古今東西政治家が辞任する時の常。New Yorker に載った記事 LUNCH WITH THE CHAIRMAN がパールとイランコントラ事件の武器商人との「スキャンダラス」な昼食を描いていて、パールが訴えると激怒。でも結局は訴えず。とかなんとか、そんな状況のなかでの辞任。
パールはブッシュ政権の新保守派の黒幕と言われていた。レーガン政権時代に、ソ連との核軍縮協定に強固に反対したことから、付いたあだ名が「闇の王子」。
The Center for Public Integrity のレポート によれば、米国防政策委員会の他のメンバーも軍事産業との繋がりがあるとのこと。
前にイラク戦争賛成の人の意見が聞きたいと書いた。で、田中明彦東大教授。
アメリカは国際的な批判や注文に応えてきただろうか。イラクの問題に関するかぎり、私は、ブッシュ政権のこれまでの行動は、国際社会の手続きをきわめて重視したものであったと思う。
国際社会は、国際社会の手続きにのっとって行動を進めてきたアメリカを支持すべきであり、日本もその例外ではありえない。
形式的には手続きにのっとっていたとしよう。だからと言って、その手続きを逸脱して他国に対して戦争を行なう正当性を獲得できるわけじゃない。
安保理決議1441に関してイラクが「義務違反」を続けたかどうかはだれが判断するのだろうか。田中教授か?小泉首相か?ブッシュ大統領か?シラク大統領か?ブリクス委員長か?エルバラダイ事務局長か?もちろん違う。
判断するのは国連安全保障理事会だ。安保理決議1441はアメリカやイギリスにその判断の権限を与えてはいない。田中教授や、ブッシュ大統領や、ブレア首相が「イラクは決議に違反した」と考えようが、「手続き上」は何の意味もない。
つまり、安保理決議1441はアメリカとイギリスのイラク戦争に全く正当性を与えない。
というわけで、安保理決議1441以外でのイラク戦争の正当化を誰か考えて下さい。
おもしろい。
(英語圏のネットには)日本語ネット空間でイメージする情報のボリューム感とは全く異なる「過剰性」が存在する
そこからどうやって有益な情報を取り出すかも教えてほしい。(network styly *)より。
メディア上でweb日記とweblogが混同されることは、weblog管理人のみならず、weblogブーム以前からweb日記(Journal)を公開していた日記作者(online journalers)たちの間にも多少の混乱をもたらしました。
どこも同じのようです。(network styly *)より。
以下の論説は興味深い。
どれを読んだらいいのか迷ってしまうほどにWebにコンテンツがあふれてきたとき、趣味のよい個人によって運営され、面白いページのありかを指し示すリンク集としてのweblogが、個人サイトとして初めて脚光を浴びるようになったのでしょう。
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