ルワンダで1994年4月に起きたフツ系ルワンダ人のツチ系ルワンダ人に対するジェノサイドに関する本。虐殺の対象となったツチ系ルワンダ人および虐殺への参加を拒んだフツ系ルワンダ人あわせて死者は80万人。
内戦による犠牲ではない。フツ至上主義者によってツチ系ルワンダ人を根絶やしにするよう計画された虐殺である。実行犯の中には多くの一般のフツ系ルワンダ人が含まれた。
死者たちと殺人者たちとは隣人同士であり、同級生であり、同僚であり、ときには友人同士であり、親類の場合さえあった。死者たちは破局の何週間も前から殺人者たちがおこなう軍事訓練を見ていたし、それがツチ族を殺すための訓練だということも知っていた。それはラジオでも放送されており、新聞でも報じられており、みなおおっぴらに話していた。
(上巻 P18)
ルワンダで1994年のジェノサイド以来はじめての大統領選挙が今年の8月、つまり先月行なわれた。本の中でも登場しているカガメ氏が大統領に選ばれた。
ネット上で使われるジャーゴンの辞書へのリンク集を作った。
仲間内でしか通用しない言葉を使って、コミュニティに属しているということを確認しあうのはネット上であってもなくてもよくある。ただそこに留まらず用語集まで作ってしまう力はどこから生まれてくるのだろう。
いちごびびえすの経済板の「『経済学を知らないエコノミスト達』 野口旭」スレより。
671-673の書き込みが興味深い。
経済以外の社会科学者の多くがことあるごとに経済学を滅茶苦茶目の敵にしてるのに対し、経済学者は他の社会科学ってはっきりいって全く相手にしてないから。経済学者はその手法を他分野に応用する場合でも、他分野の学者なんか見ないで自分だけで勝手にやる(経済屋にしてみれば参考になる先行研究ないんだからしょうがないじゃんってだけのことと思う)。
さらに、
ちょっとずれるけど、印象的な例を挙げてみようか。とある、結構古い(原書が70年代末だったっけな?)けど有名っぽい社会学の教科書の前書きに、経済学の紹介としてこんな感じのことが書かれていた(今手元にないので、そのままの引用は出来ない。ご容赦)。
経済学は、人間の不合理な行動、例えば貯蓄することなどは説明できない
他の分野叩きはやってもあまり実りが無いから置いといて、637からのマクロ経済学のミクロ的基礎づけに関する話題もおもしろい。要チェック。
126がかなりツボ。
一応。
マシンが重いのでtopを見てみたら、広告除去プロクシの privoxyが暴走していた。正規表現のマッチングでバックトラックをし続けているらしい。フィルターの正規表現を気をつけて書けば良いのだろうけど、ミスは付きもの。 setrlimit で子プロセスのCPU時間を制限。
正規表現の意図しない動作というのは、気づくのが難しい。
アナビッシュ・ディキシット著「経済政策の政治経済学」を読んでいたら保護貿易、特にアメリカでの砂糖の貿易に関する興味深い事実が書かれていた。第一に、輸入割当や価格支持などによる産業の保護は保護政策として非常に非効率であること。第二に、このような政策が採用されている原因は利益団体の存在だけでは説明できないこと。
輸入品との競争にさらされている産業を保護するために、輸入割当や関税の引き上げが採用される。例えば、日本への生糸の輸入は現在でも制限されている。生糸を輸入するには現在でも担当官庁の認可が必要。
一般的にこのような輸入制限による保護政策は非常に高くつく。
輸入競争に悩まされる産業で一つの職を守るために、消費者にかかる負担は、多くの場合、従業員の給与の数倍にあたる数十万ドルに達する。
「経済政策の政治経済学」(P35)
つまり、輸入を制限するよりも輸入を自由化して、かわりに保護貿易で恩恵を受けていた企業に補助金を直接与える方が経済全体としてみた場合ずっと安上がりな保護政策となる。
なぜこのような「効率的な」保護政策が採用されないのだろう。
また保護政策が採用される説明として利益団体の存在と、負担の非対称が挙げられる。消費者が自由貿易から受ける恩恵は合計すれば大きいが、ひとりあたりでは小さくなってしまう。逆に、利益団体が保護貿易から受ける恩恵は合計では小さいが、ひとりあたりでは大きくなる。
具体的にアメリカの砂糖産業でこれを計ると以下のようになる。
1980年代後半にはアメリカにおける砂糖の価格支持および輸入規制は、消費者に一人当たり11ドル50セントの費用をもたらし、一方で1万にのぼるテンサイ(砂糖大根)農場に各々5万ドル、サトウキビ農場には各々50万ドルの便益をもたらした。
「経済政策の政治経済学」 (p70)
このようにして、ひとりあたりの保護貿易から受ける恩恵あるいは費用の違いが保護貿易が採用される政治的な原因のように思える。クルーグマンも同様の趣旨のことを「クルーグマン教授の経済入門」(P175)で書いている。
しかし、この話には続きがある。砂糖の輸入を制限することによって利益を得る人たちがいるなら、安い砂糖を輸入することによって利益を受ける人たちもいるはずだ。例えば、お菓子業界やドリンク業界。彼らはロビー活動を通じて、砂糖の輸入自由化を働きかけることはないのだろうか。
その見掛けにもかかわらず、砂糖産業はクライアント政治の好例になっていない。アメリカにおける砂糖の購買量の7割以上が産業利用者(ソフトドリンク製造業者、パン類製造業者、製菓製造業者など)によるもので、これらは砂糖の価格低下によって便益を得るだけでなく、砂糖生産関係者が保護のためにロビー活動を行なえるのと同様に、圧力団体を組織して価格を引き上げ擁護政策に抵抗することが可能なのである。ところが実際には、これらの利用者は生産者の利益に対して無抵抗であるだけでなく、むしろ支持していたくらいなのである。これは、謎として残されている。
「経済政策の政治経済学」 (p71)
さらに、
アメリカの消費者が、情報を得て、砂糖価格を引き下げる活動を起こしても、大きな便益は得られない。しかし、票に結びつく問題を探している議員候補者は、これらの消費者全体に対して情報を与え、彼らの支持を得るようなよりよい政策を提案できる。言い替えれば、「政治企業家」は情報収集のために必要な資源を使い、行動を起こし、もともとの非効率な状況に存在する「政治裁定」の機会を利用しようとするのである。
「経済政策の政治経済学」 (p71)
謎は依然残されたまま。
再発見。
「恐がり - 模倣犯」や「カルテ0「DIMEという病」」で頻繁に取り上げられている「DIME」が何のことか分からなかったので検索して調べた。
DIMEというのは隠語のつもりはあまりなくて、他に妥当な日本語がないから用意した、というのが誰も知らない実情(僕も知らない)。
ということらしい。
■2■では、DIMEとはなにか?
結論からいうと、俺もよく分かりません。おそらくは、「DIMEという雑誌を読んでいそうな人たち」という意味なんだと思います。
よくみたらカルテ0「DIMEという病」にもDIMEとは何かという説明があった。
ARTIFACTの「テキストサイトの衰退?」において、jounoさん以外の方がjounoさんの日記をTrackBackから送信したことに関して、議論が起こっている。
TrackBackというのはコメント欄に「私のサイトであなたの記事に関して言及しました。」と書き込むよりかは弱いけどリファラよりかは強いメッセージを相手に送る手段だと僕は認識している。例えば、ARTIFACTでも
サイト運営者からすると、自分の書いたものに対する反応を見たいというのがあるから、「積極的に反応しました」の合図としてTrackbackが広まると便利なのだろうと思います。
と書かれている。
TrackBackを送る側のサイトの書き手ではなく、その他の人間が勝手に送ったのでは、「『積極的に反応しました』の合図」と「言及したサイトの単なるメモ」とが区別できなくなる。
TrackBackを送ったのがこの場合加野瀬さんであり、TrackBackを送られる側のサイトの書き手である。だから、加野瀬さんにとっては、「合図」と「単なるメモ」の区別がつくかもしれない。しかし、読んでいる人には分からない。読んでいる人はTrackBackの送り手はTrackBackの内容のサイトの書き手と同一であると思ってしまう。
また勝手にTrackBackを送られたサイトの書き手は「合図」を送っていないのに、送ったと第三者である読み手に思われてしまう。
TrackBackの送り手と書いた人が別であることを明記するか、メモをとるときはコメント欄に自分の署名で引用という形で、記事に言及したサイトを紹介した方が良いと僕は思う。
「魔法遣いに大切なこと」の第8話。好きな人に告白しようとして勢いあまって東京タワーを曲げてしまう魔法遣いの話。ビデオを借りてみた。
割と良かった。告白の最中にテンション極まって、唐突に何の脈略もなく東京タワーを曲げてしまうわけだが、「東京タワーを曲げてその上に登って天辺から恋の告白」というビジュアルインパクトが凄過ぎて、多少の粗は気にならない。
BBC制作のクレイアニメーション。監督はアードマンアニメーションズ所属のリチャード・ゴルゾウスキ監督。吹き替えは山寺宏一と林原めぐみのドンキーコングコンビ。
借りてきてみた。おもしろかった。
クローズアップ現代まで阪神に便乗していた。
コミュニティへの参加および退出はどの程度容易か。困難か。
情報の伝搬、ユーザーのアクセスは集中的か分散的か。掲示板、MLは集中的。Web日記は分散的。テキストサイトは中間?2ちゃんねるは細かい無数のスレッドに分かれてユーザーはアクセスするので、分散的ともいえる。
仲間うちでしか通用しない言葉(ジャーゴン)はどの程度使われているか。
匿名か実名か。
フォーマルか、インフォーマルか。
リアルタイムか、そうでないか。チャット、ネットゲームはリアルタイム。キー入力を減らすために特有の略記法が発達しやすい。
話題から半周遅れのようだけど、テキストサイト界の分からない単語を発端に、ネットコミュニティのジャーゴンについて考えている。
ネットコミュニティというのはそれ自体を観察するのは難しい。けど、ジャーゴン自体は目で見ることができる。観察対象として「コミュニティ」などという定義の難しいものよりかは目で見える分扱いやすいような気がする。
ネット上のジャーゴンは技術用語以外とそれ以外に分かれる。技術用語以外のジャーゴンは、「流行語」あるいは「芸人のギャグ」と似たところがあるように思える。流行り廃りがある。使われ過ぎると飽きられるのが早い。例えば、2ちゃんねるでは「逝ってよし」「オマエモナー」ってもう使われなくなったようだ。「氏ね」は今でも頻繁に使われる。
「流行語」や「芸人のギャグ」と同様、フォーマルな場所では使われない。私家版fj用語集がほとんど技術用語だけであることからも、フォーマルな場所ではジャーゴンはあんまり生まれない。(fjは一応フォーマルな場所だったはず)
ユーザのアクセスが分散的あるいは集中的に関係なくジャーゴンは生まれる。例えば、分散的であると思われる「はうン」コミュニティには多くのジャーゴンが見られる。
ジャーゴンはどのようにしてできて、広まるか。「芸人のギャグ」が流行するのと同じように、多くのアクセスがある場所で使われたものが広まるのか。狭いところである程度の狭い人達の間で使われているものが何かのきっかけで広まるのか。
MSN Slate の Jack Shafer氏の記事。匿名のソースを情報源とする記事に関して。非常に示唆に富む。
記事を読むときは情報源をまず確認する。情報源が「政府筋」や「政府首脳」や「政府高官」の場合は何故名前を出さないのかを考える。発言の意図を考える。発言の内どの部分が信頼できるかを考える。
日本の場合は「政府首脳」は「官房長官」のこと。日本の場合の言い替え一覧。また、Smoky Fountainの2002年6月10日分を参照。
アメリカの民主党の大統領候補のひとり、 Howard Dean はデジタルディバイドを克服できるかという記事。
ネットをベースに支持を広げてきた、Dean。民主党の候補にとってはマイノリティからの支持は重大。しかし彼の前にデジタルディバイドが立ちはだかる。
PukiWiki で数式を書けるようにするプラグインを設置。
で色々書いてみて下さい。表示するたびに動的に画像を生成している。富豪的だ。
サニタイズしていないけどいいのか。適当に書き換え。
日記でも書けるかテスト。
「」、「」を mimetexを使って書き直した。
mimetexは「mimetex.cgi?a%3Cb」では
a%3Cb
と queryを decodeせずに数式に変換してを出力してしまう。「mimetex.cgi?formdata=a%3Cb」と「formdata=」を付ければ、
a<b
と「%3C」を[<」に decodeした上で、画像を出力する。注意が必要。
例えば、黒木さんの掲示板の数式。ぼくの環境(Galeon 1.2.7、Firebird 0.6)では「Π」の下の「<」が「%3C」とレンダリングされている。ブラウザが 画像の URLの queryの「<」を「%3C」に encodeしてからサーバにリクエストしているため。
w3m の画像表示では「<」と表示された。
Galeonと Firebirdの動作の方が RFC(2396)に準拠しているようだ。
阪神優勝TMした。
ルワンダのジェノサイド法廷の国連検察官をクビになった Carla del Ponteの言い分。
クリエイティブコモンズのラインセンスの保証条項に関する議論のリンク集を作った。
ダサいホームページ作成マニュアル掲示板。とても活発な御様子です。
カーソルが十字形になるページって (367)。なんで変えたがるでしょうかね。純粋に疑問です。
「辛口」と言いつつ偉そうなだけの批評を載せてるページって (193)。罵倒芸は難しいよね。
嗚呼女子大生活より。
HOTWIREDの7月の記事。見逃していたのでメモ。
された。
話は変わるけど、英辞郎には英単語の難易度情報がある。それを利用して、HTMLを受けとったら、あるレベル以上の単語にだけ訳を付けて変換するような CGIがあったら便利だと思った。
デジタル放送受信機にコピープロテクト機能を付けることを法律で義務づけるかどうか。放送データにコピー禁止のビット(broadcast flag)が立った場合、その放送はコピーできなくなる。
米議会は義務化を推進。FCCは?ともかく、議会に自分の縄張りを荒されるのは良く思っていない。
日本の場合。
超重要。知らなかった。void GraphicWizardsLair( void ); //より。
micropaymentsは超小額決裁、要は投げ銭のこと。
Fame vs Fortuneで Shirky氏が『BitPass micropayment system は絶対(never)うまくいかねえ。』と言ったことに対する、 BitPassの参加者のひとり、McCloud氏による反論。WebWordより。
WebWordのRhodes氏のコメント。
neverは確かに強すぎるかもしれない。けど、 micropaymentsのことは忘れよう。それよりか、macropaymentsの方が重要だ。僕自身の経験で言えば、ネット上ですでに公開しているこのサイトをひとつにまとめたら $4.95で売れた。人は1ページに2セントを払うことはないけど、200ページに$4.95ドルを払うことはあるようだ。
で、まあ、1999年のことの発端と山形浩生氏の投げ銭批判とひつじ書房の松本氏による再反論(11月24日分)。歴史は繰り返す。
膝蓋腱反射より。
農水省による自由貿易の足を引っ張るかのような姿勢に釈然としないのであれば、まずは農業ロビイストに左右されない政策形成過程の構築に力を注ぐべきであって、農水省をなじったところで物事は解決しないのだ。
農業に限らず、「ロビイストに左右されない政策形成過程」なんてものが「やさしい独裁者」以外は存在しないということを政策形成過程を考える上での出発点とするべきだ。
もしかしたら、運良く天才が現れてそんな素晴らしい制度を考えてくれるかもしれない(ないと思うけど)。
しかしその場合でも、国民、政治家、官僚、その他諸々が参加する「政策形成過程」というゲームの振舞いはゲームの経路に依存する。
つまり、「ロビイストに左右されない政策形成過程」を「ロビイストに左右されまくっている現在の政策形成過程」を通じてどうやって法制度として実現すれば良いのだろうかという難問が残される。
でこれは純粋は疑問なんですけど、現在の貿易交渉において農水省が取っている基本姿勢の「根拠」って何なんでしょうか。検索して調べても良く分からなかった。いや、どういう態度で交渉に臨んでいるかはちゃんと書いてあるのですけど、それがどういった根拠に基づいていてどのように決定されたのかが良く分からないのです。
この前書いたシュガーパラドクスも参照して下さい。
どうして罪によって罰の程度がちがうのか。また罰の程度はどのようにして決まるか。
本屋で立ち読みした程度だけど、刑法の教科書には量刑に関してあまり詳しい記述がない。どのような行為がどのような罪を構成するかはこと細かくかかれているけど、その罪がどのような理屈で刑法で定められた程度の量刑になるのかの説明はない。
経済板@いちごびびえすでの議論。少年法の厳罰化の議論において七子氏は厳罰化により犯罪は減ると主張して、犯罪を犯して得る利益よりも罰の法が重ければ犯罪は減るという言います。
そらまあそうなんですが、量刑をどうやって決めるかを犯罪抑止だけで考えれば、「全ての犯罪は死刑」で済んでしまう。死刑が不味ければ終身刑。しかし、現実はちがいます。
僕が思いつく量刑が存在するひとつの理由づけは「全ての犯罪に対する罰が同じ重さだと、犯罪者は犯罪の内容を考慮せず、犯罪から得られる利得だけを考えるようになってしまう。」というものです。
つまり、「どうせ同じ死刑(or 終身刑…etc)になるなら何だってやってやる」という戦略を犯罪者たち合理的に選んでしまい、犯罪が凶悪化してしまう恐れがあるのです。
マイクロペイメントとの関連で。はてなアンテナが最近重い。有料化すれば、サーバの増強ができて、使いやすくなる。とは限らないけど、どの程度が料金として適正なんだろう。
予定としては、広告ありで重いサーバ(無料)。広告なし軽いサーバ(有料)、検索機能付き(それなり)ってな料金体系になる感じなんだろうか。
イスラエルの副首相がパレスチナのアラファト議長の暗殺をほのめかした。国際的な非難がまき起こった。参照。
そして、アラファト議長の安全を保証することを国連安保理がイスラエルに対して求める決議が可決された。しかし、アメリカが拒否権を行使。国連報道センターも参照。
過去のアメリカの拒否権行使リスト。
Guardian紙のHenley氏の論説。フランスとドイツのアメリカのイラク占領に対する出方。
『フランスとドイツは「それ見たことか」と言いたいことは何度もあったろうけど、アメリカの現在のイラクでの苦境を実際にあざわらうことはほとんどない。』
これはアメリカとのこれ以上関係悪化は避けたいから、そして立場的にはフランスとドイツの方が有利である(アメリカの盟友イギリスの政治現状を見よ)ことを理解しているからとの分析。
ウィキペディア日本語版で管理者をしている渡辺氏の投稿。YAMDAS現更新履歴より。
同じく渡辺氏のウィキにおける落書きのリスクについて。
一般論として、PukiWiki、YukiWikiなど多くのウィキは最新版と直前版だけを保管します。
PukiWikiにはバックアップ機能がある。細かいことだけど。
複写と著作権メーリングリストを主催されている末廣氏の日記。
著作権者の権限の強化を訴える作家の三田誠広氏への反論その1、その2、その3が興味深い。
公貸権に関して参考図書としてあげられている「現代図書館」は正しくは「現代の図書館」らしい。図書館などで検索して探すとき注意。
NHK「クローズアップ現代」で取り上げられた町田市立図書館の番組に対する反論。Copy & Copyright Diaryより。
YASNS は 「Yet Another Social Networking Services」の略。LinkedIn とか Friendsterとかこの前メモした友達の輪系サイトのリスト。流行っているようで。Many2Manyより。
blogspot.comが最近重い。
イラクとアメリカの同時多発テロには繋がりがなかったと、アメリカのブッシュ大統領が認めた。
しかし、アメリカの7割の人々がイラクが同時多発テロに関与したと信じている。これはなぜだろう。
民主党の議員たちはあやまった印象を故意に与えようとしたと、ブッシュ政権を非難している。どんなふうに?たとえば、チェイニーの日曜の発言はどうだろう。
(ブッシュ大統領が否定したのとは)対照的に、チェイニー氏は「(イラクとテロとの)繋がりが信じられているのは驚くことではない…事実がどうかは分からないが。」さらに続けてイラクでの勝利は、「わたしたちに対して長い間にわたって、そして特に9/11に攻撃を仕掛けてきたテロリストの地理的な本拠地に打撃を与えただろう。」
と語った。
なぜアメリカ国民が簡単に信じてしまったのかはもう少し考えてみる必要がある。
100年にわたるデザインの変遷。WebWordより。
日記の横にアンテナを表示していると、リファラがアンテナ経由なのか日記経由なのか分からず不便。特にはてな日記はリファラを利用するシステムなのにどうよ、という話のつづき。
はてなダイアリーには、日記以外に自分のページがないので、日記にアンテナを表示するのも仕方ないかなと思っていた。けど、よくよく考えてみれば、アンテナへのリンクを張っておけばいいだけだ。
何のためにアンテナを表示しているのか良く分からない。これは純粋な疑問。なんで?
eto.com。Wikiの上で動画が編集できて嬉しいかどうか(インターフェースの貧弱さなどもふくめて)は置いといて、単純におもしろそう。
アルゴリズム的情報理論の創始者、グレゴリー・チャイティンの一般向けの講演を収録した本。
アルゴリズム的情報理論というのはビット列の情報量を「そのビット列を生成する最小のプログラムの長さ」と定義して、なんだかんだする分野。たぶん僕の理解は間違っているので鵜呑みにしないで下さい。
ゲーデルの不完全性定理、チューリングの停止問題とかそこら辺から「計算不可能な実数」とか「計算不可能な実数を計算しようとして永遠に動き続けるLISPプログラム」とか。
「計算不可能な実数」をもう少し詳しく説明する。例えば、は任意の精度で計算することができる。しかし、この世の中にはある程度以上のけた数を原理的に計算できない実数が存在する。それがチャイティンの求めた停止確率Ω。
pは全てのプログラム。|p|はプログラムをビット列で表したときのプログラムの長さ。ビット数。pを停止する全てのプログラムについて足しあわせる。この数のある桁数以上は原理的に計算不可能。
薄い本の割に3000円と高いのが難点。英語版はネット上で読める。
故人での僕の疑問に対する応え。
わたしはブラウザを立ち上げたら何をするかというとまず自分の日記を見ます。
僕も自分のサイトをまずチェックします。ただ、アンテナを日記の横に付けても表示数が少ないし見辛いです。本来のアンテナのページで見た方が見やすいし、はてなの場合はサマリーも表してくれるので、日記の横に付けるよりもずっと便利なのではというのが僕の単純な疑問です。
さらに、
例えば「(本日の)リンク元」経由のアクセスは日記本文中からのアクセスと区別がつかないように見える。
確かにそうです。
「本日のリンク元」経由のアクセスが相手の「本日のリンク元」に記録されて、そのリンクを辿ったアクセスが自分の「本日のリンク元」に記録されて…と永遠にループしてしまう可能性がある。
そこで「本日のリンク元」からのアクセスを区別する方法。
「本日のリンク元」に表示するリンクの後ろに 「?FromTodayLink」のような query をつける。そして相手のシステムでは「?FromTodayLink」の query ついたアクセスのリファラをフィルタリングして記録しないようにする。こうすれば、「本日のリンク元」ループを回避できる。
これはアンテナと日記からのアクセスを区別するのにも使える。
というわけで、intersite ML でこのループ回避に関する仕様を議論すればいいのかな。うん? tDiary-dev どっちだろう?
国連報道センターの記事。国連総会でイスラエルにアラファト議長の安全を要求する決議が採択された。アメリカが拒否権を行使した国連安保理決議と違い、総会の決議に法的拘束力はない。
本日のリンク元のリンクに ime.rb を付けてみた。本日のリンク元のリンクをクリックすると一旦、/ruby/ime.rbに飛んでから、リンク先へと飛ぶ。
日記本文からのリンクは以前と同様に直接リンク先のサイトにとぶ。
不具合があったら報告をお願いします。
で、アンテナからのリンクと日記からのリンク。あるいは、本日のリンク元からのリンクと日記からのリンク。これらを区別するには、リファラだけでは不十分だというのが問題のおおもと。
これらを区別するためにはリファラ以外の何らかのメタ情報をどうにかして、相手のサーバに送る仕組みが必要。
しかし、現在のHTMLとHTTPの仕様では query を付ける以外には無理。
だから、上で書いたみたいに「?FromTodayLink」を付けるというような提案をしてみた。これだと、そのリンクがどういった性質のものかをリクエストを受けたサーバに伝えることができる。
query はもともと相手サーバに何らかの情報を伝えるためのもの。だから、このような「本日のリンク元からのリンクを辿ったリクエストです」というような情報をサーバに伝えるのに使っても、おかしくはない。
アンテナにはURLの後ろに「?日付」を付けるものがある。本来はブラウザの訪問、未訪問機能を使ってリンクの色を変えるためのものだけど、サーバ側にもアンテナからのリンクだと伝える作用がある。
8月に大統領選挙が行なわれたルワンダで今度は議会選挙が行なわれる。
ロシアのプーチン大統領の地元サンクトペテルブルクの知事選挙でプーチン大統領が支持する候補者の対立候補に警察がいやがらせ。不公正な選挙。
Gaurdian紙によると、サウジアラビアが核兵器の所持も選択肢に入れた戦略計画を作成。核兵器を抑止力として持つこと、核を持つ国と同盟関係を結ぶ、中東での核兵器廃絶の条約締結、というそれぞれのオプションを分析したもの。
サウジとアメリカの関係悪化、イランの核計画、イスラエルの核兵器などを要因として専門家は指摘。
MoonWolfさん作の本日のリンク元対策ツール。このサイトもこのツールに移行。本日のリンク元を辿るときは一旦、/ime.nu/を経由する。
アメリカの友達の輪系サイトの流行はバブルだという記事。Social Networking 関連がにぎやかだ。
発端。ジョンズ・ホプキンス大学の研究者が投票システムの欠陥を発見。Electronic Voting System is Vulnerable to Tampering。
田中宇の国際ニュース解説。Freedom to Tinker。その2。Educated Guesswork。
上とは別の件。IEEEでの電子投票マシンの標準化作業が行なわれている。それに対して、Boing Boingが批判。
SATN.orgは冷静。IEEEは投票システム全体ではなく投票マシンに焦点をあわせているようだと注意した上で、個別のマシンの信頼性が投票システム全体の信頼性と勘違いされる危険性を指摘。
経済板@いちごびびえすでのインテルが世界にさきがけて汎用CPUを製作したのは産業政策の成果かどうかの議論が非常に興味深い。
そのインテルでのCPU誕生に大きく貢献した嶋正利氏の「マイクロコンピュータの誕生」は絶賛絶版中。図書館にもなかった。僕も復刊を希望。
イランの核関連の記事。
クルーグマン教授のインタビュー記事。Guardian紙。本も発売したことだし。
アラン・グリーンスパンは彼と話すのを拒否し続けている、とクルーグマン氏は語った。
あれだけ言えばね。
Guardian紙の国際面を読んでいると時々、クリケットの記事が出てくる。なんで国際面にクリケット?と疑問に思っていたんだけど、イギリスの植民地だった国々の間では、今でもクリケットが盛んに行なわれていて、各国の代表チーム同士が戦ったりもしているらしい。
で、パキスタンのDailyTimesの社説。南アフリカのクリケットチームがテロの危険性を理由に、パキスタンへの渡航を前日になって取り止めた。それに対してパキスタンのメディアは怒り心頭らしい。DailyTimesの社説はもっと冷静になろうと呼びかけている。
イラクでの大量破壊兵器探しの現状。
岩館真理子作「アリスにお願い」。家族がブックオフで買ってきたので読んでみたら、めちゃくちゃおもしろくてビビった。
岩館真理子がこれほどの破壊力の持ち主だとは知らなかった。今度、ブックオフで探してみよう。
位置による検索。Google Labsで試験運用開始。Google Weblogより。
ネオコンが今考えていること。
ネオコンと呼ばれている人達がどれだけの影響力をもっているのか僕にはまだ確証できない。
ネットでの議論。The Volokh Conspiracy→Legal Theory Blog→Furdlog。Matt Rolls a Hooverより。
最後の Furdlog の記事は財産権の発生を取引コストで説明している経済学の論文を紹介している。ちょっとよく分からないので保留。参考図書。「財産権・所有権の経済分析」。amazon.comでは割と評判が良い。
第一面、アメリカのブッシュ大統領の国連演説の記事。タイトル。
「大量破壊兵器 不拡散へ安保理決議を」
どう考えたって、今回のブッシュ大統領の演説のメインは大量破壊兵器の不拡散じゃない。どういう意図でこれを一面の記事の題に持ってきたのだろう。
今日の戯れ言より。UHF帯(800/900MHz)を使いたいけど、法的に無理なので政府にお願いしているという話。前に日記で書いた、
商品の管理、万引き防止などは 860-930 MHz帯を使って行われることになるだろう
は外れてなかったようだ。検索するだけでもこれくらいは調べられる。前にも書いたけど、東レインターナショナル株式会社の商品解説(PDF)の11Pに850MHz〜960MHz帯の日本での利用状況が図で説明されている。
佐藤一郎氏の2003年3月14日の記述
研究目的もあるのですが、今回の納品とその評価で国内の規制緩和に役に立てばうれしいです。
は「 WalmartのシステムはUHF帯を使っているから日本では実用できないけど、その有用性が示せたら規制緩和に役立つかも知れない」という意味だろうと推測する。
追記。ってなことは、一番最初のITビジネスの佐藤氏の記事、「タグの技術動向−課題と可能性」に書いてあるんだけどね。
アナン国連事務総長の演説。
ブッシュ米大統領の演説。
シラク仏大統領の演説。
記事。
At U.N., Bush Is Criticized Over Iraq(Washington Post)
At U.N., Bush Is Cast in the Unfamiliar Role of Playing Defense(Washington Post)
Audience Unmoved During Bush's Address at the U.N.(NYTimes)
At U.N., Bush Stands Firm on Iraq, but Also Asks for Help(NYTimes)
Bush isolated as speech to UN falls flat(Guardian)
特許制度に関して。ある制度の下での最適な戦略を考えることと、最適な制度を考えることは全く別の話です。
今の特許制度の下で最適な戦略というものがどういうものかを officeさんは議論されているようです。しかし、それは最適な制度を議論していることにはなりません。最適な制度を議論するためには、各々違った制度の下での各プレイヤーの最適な戦略を考えた上で、社会全体の効用を比較することによって、制度同士を比較する必要があります。特許保持者の効用ではなく、社会全体の効用。これが重要なポイントです。
望ましい特許制度というのはどういったものか。それはイノベーションを促進する制度です。一般に、発明するには投資が必要ですし、発明が成功するかも不確定です。このままでは社会的に望ましい水準以下の発明しかなされないかもしれません。
そこで発明に対して独占的で排他的な権利を与えることによって、発明家、企業に発明に努力し投資するインセンティブを与えて、社会全体で見て望ましい水準にまで研究開発に投資されるような状況をつくり出すのが、特許制度の目的です。
独占で排他的な権利を与えることによる弊害が存在します。それは市場への参入、市場での競争を制限してしまうことです。これは社会全体の効用を確実に下げます。だから特許権に期限をつけることによって、特許制度はバランスをとろうとしています。
最適な特許制度の第一点。特許権はお金が掛り不確実でもある発明を促すためにインセンティブとして与えられるものです。逆にいえば、お金もかからず、誰にでも確実に発明できてしまうようなものには特許権を与えるべきではありません。与えてしまえば、社会全体の効用を確実に下げます。
最適な特許制度の第二点。特許制度が生み出すコストについて。もし特許制度自体が発明にさらなるコストを発生させ、発明の障害となっていたならそのことも考慮に入れて特許制度を再設計する必要があります。
例えば、何かを作るときに他者の特許を侵害していないかを確かめるために現在では相当のコスト(サーチコスト)が掛かるとしたら、それは発明を抑制し、社会全体でみて望ましい水準以下の発明しかなされないことになります。
また、思いもよらない特許侵害により告訴される不確実性がおおきいとしたら、これも発明のコストの増加を意味します。発明に対する投資の水準を低下させます。
最適な特許制度の第三点。プレイヤーの戦略の変化。特許認定の水準が下がり、何でもかんでも特許になってしまうとしたら。プレイヤーは真に革新的な発明に努力するよりも、手当りしだいに特許を取得しまくり、競争相手を排除する戦略をとるようになるでしょう。
当然競争相手も同じ戦略をとるようになります。ここが重要なポイントです。プレイヤー全員が過剰な特許を取得するようになる(ナッシュ均衡)と、サーチコスト、不確実性、クロスライセンスを結ぶための取引コストが発生し、社会的にみて望ましい水準以下の発明しかなされなくなります。これは現在の状況に当てはまるでしょうか。あてはまるのではないかというのが僕の予想です。例えば、radiumsoftware.com の 6月11日の日記を参照。
昨日のブッシュ大統領の国連演説の各紙の記事、解説のまとめ。よくまとまっている。
昨日の演説はブッシュ大統領が国連で非難されている姿を見ることができるから重要なのではもちろんない。今のイラクの現状をどのように認識し、これから同様な政策をとるつもりなのかをブッシュ大統領が説明するまたとない機会なので重要だった。
ブッシュ大統領の演説は、イラク戦争は正しく、世界はテロとの闘いに一致団結するべき、国連はイラクの復興支援に協力するべき、イラクに関する決定権は共有しないというものだった。
で、ここから読みとれるメッセージは「国連に助けを求めた」でもなく「国連に米国を助けるよう迫った」でもない。記事がNYTimesから引用し強調しているように
状況はブッシュ大統領が譲歩する必要があるほど切迫していない。
というホワイトハウスの現状認識と、「譲歩しない」という政策方針を示したものとブッシュ大統領の演説は解釈される。
というのが、 MSN Slateや NYTimesの筆者の分析。
イラク復興に絡む利権。
大量破壊兵器探しの現状。nothing。
World-renowned scholar Edward Said dies(Guardian)
Palestinian, intellectual, and fighter, Edward Said rails against Arafat and Sharon to his dying breath(Robert Fisk)
アメリカの電子投票、続報。
電子投票システムに欠陥があるとのレポートを受けて、改めて調査会社に調べさせたら、 328の security weaknesses がみつかり、その内 26 は致命的だったそうだ。
関係者によれば、「もうこれで安心。」とのこと。ほんとかよ。
Tips。特許庁のデータベースにある個別の特許へのリンクはできない。公開番号でわざわざ検索しないといけない。
そこで、直接リンクできる裏技。例えば、特開2002-109394。一番後ろのN2001の部分に公開番号を入れる。
特許庁のデータベースサイトを閲覧するには JavaScript を有効にする必要があるので注意。
アメリカのライス補佐官は今。国務省、国防省、CIA、国家安全保証会議。アメリカ政府には外交に関係する部署が複数あり、それをまとめるのがライス補佐官の役割なんだけど、あんまりうまくできてないよね、という記事。
イギリスでの世論調査。労働党の支持率は依然高いが有権者の50%はブレア首相はやめるべきだと答えた。
事実関係がちょっと複雑。
ブッシュ大統領は1月の一般教書演説でイラクのフセイン政権がニジェールからウランを入手したと述べた。後にそれは事実ではないことが分かった。故意に虚偽の演説を行なったのかが問題になった。湾岸戦争前にアメリカのイラク大使だったウィルソン元大使が、自分がニジェールからフセイン政権がウランを入手したかをニジェールで調査した。事実だと確認することができなかった。ホワイトハウスにはそのように報告した、とインタビューに答えた。同様の主旨のコラムも書いた。
で、さらに報道でこの大使の妻が大量破壊兵器専門のCIAの秘密諜報員であることが匿名の二人の政府高官のソースから暴露された。
今回、CIAの諜報員の身許を明かすことは連邦法に違反するとしてCIAは司法省つまりFBIにCIAの諜報員の身許を明かした政府高官を調査するよう要請した。
その政府高官というのはブッシュ大統領の側近で「Bush's Brain」と呼ばれている人物、 Karl Roveらしい。
適宜覚書より界面駭客日記へ。で、ノーマンさんに関しての記述。
ノーマンさんの講演に関しての mycomの記事。
ユーザビリティの大家ノーマンさんが何を思ったか、もっとも重要なのは「情動」なんて言い出してしまったぜ。
根底にはユーザビリティの専門家として次のような問題意識があるからかも。
「問題は、私たちが実質的な貢献を何一つしていないところにある。批評家として何が間違っているかは口にできるが、製造ラインを前に進めることはできない。いくばくかの価値は付加できるが、コストセンターだと見なされている」
昨日のCIA諜報員身分漏洩事件、のつづき。WashingtonPostの記事を読むまで気づかなかったけど、クルーグマンも9月12日のコラムでこの件について触れている。CIA諜報員の身分を明かすことが法に触れることを指摘している。
以下、この事件関連の記事。
「日立グループ全体を考えると,グループ全体でLinux事業を推進している上,経済産業省が主体となってLinuxを推す動きもある。これらを総合的に捉えて,問題のフォントの利用を一律に禁止したり,ライセンス料金を課することはしないことにした」(日立プリンティングソリューションズの小池氏)
NYTimesのRFIDに関する記事。Slashdotより。
Slashdotの記事。グーグルのファイルシステムに関する論文(PDF)が公開されている。
グーグル全体の実装に関してはThe Google Cluster Architecture(PDF)を参照。oreniyayakoshiikotowoiunaでの解説。
キーワードは「 fault tolerant 」。失敗しても大丈夫。
NYTimesの記事。アメリカ政府は反フセイン勢力としてイラク国民会議を支援していた。イラク国民会議はアメリカ政府に情報提供者としてイラクからの亡命者を紹介した。
NYTimesが入手した報告書によると、亡命者からの情報はほとんど価値がなかったと国防省諜報庁(DIA)は報告書の中で結論づけた。
何か価値ある情報を知っているかのように誇張することによって自分を重要人物に見せようとしていたと報告書の中でDIAは述べている。
Guardian紙はこのようなリークが頻発する背景にはイラク戦争前にCIAやDIAの発見や報告が取り上げられなかったことに対する反発があるのではと分析する。
クルーグマンのコラム。イラクの復興に絡む利権の話。
MSNSlateの記事。CIA諜報員の身分漏洩はビッグスキャンダルになるか? ホワイトハウスは Karl Rove がCIA諜報員の身分を明かしたことを否定した。
白田秀彰氏の連載第5回。知的財産権制度をとくに「財産権」を封建制から考察している。
知的財産権の「財産権」って何だろうという話題を前に書いて、そのままになっていた。先を越された?
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