Wii が買えそうにないので、Xbox 360 を買った。65nmプロセスなリファインヴァージョンは2007 Q2 に延期だそうなんで。
気になったこと。ファンがうるさい。DVD ドライブはもっとうるさい。プレイする時はヘッドフォンを付けないとやってられない。
ワイヤレスコントローラーが乾電池駆動。充電池と充電キットは別に買わないといけない。
電源がでかい。ケーブルが太くて取回しが難しい。
デモを色々ダウンロードしてみる。常識外の広さが話題になっていた Test Drive Unlimited をプレイしてみたけど、広い。ただ広い。でもレースゲーム好きじゃないんであんまり感動がない。
Prey は狭いところをうろうろしながら、気持ち悪いエイリアンを退治していくのは、爽快感に欠ける。
おもしろかったのは、
Fight Night Round 3 が操作が単純で爽快感もあるので、ゲーム屋へ買いに行ったら、なかなか売っていない。いくつかゲーム屋をまわっていたら、Wii を売っていたので、FN3 は買わずに Wii を買った。
いしなお!経由で、自転車活用推進研究会のパンフレットを読んだ。
我が国の自転車乗用中死者数は、全交通事故死者数の 13.9% (30日以内死亡・2005年)に達しています。 これは原則として自転車の歩道通行を認めていない米国(1.7%)、フランス(3.2%)、英国(4.0%)、イタリア(5.3%)、 ドイツ(8.1%)などと比べて突出しています。
と書かれていた。でも、この統計を、日本の道路が自転車にとって危険なものだ、と言うために使うのは間違っている。単に日本では自転車に乗っている人が多いから、交通事故のうちに自転車が占める割合が大きいだけかもしれない。
というわけで、Google で検索してみた。
交通事故死数の国際比較によれば、交通事故死数に占める自転車の割合は、オランダでは日本を上回る 19% に達している。けど、これはオランダの道路が自転車にとって危険だということを意味しない。同じページに書いてあるとおり、
自転車死亡率はオランダで特に高いが、これは、自転車が主要な交通手段となっているからだと考えられる
わけ。主要国の外出時交通手段を参照。
日本の道路が自転車にとって危険かどうかは、「走行距離当たりの事故発生率」を調べないといけない。検索してみたけど、日本では走行距離当たりの事故発生率は自動車のものしか見つからなかった。
日本語以外で検索してみると、「Making Walking and Cycling Safer: Lessons from Europe」という論文が見つかった。これは米国の道路が自転車と歩行者にとっていかに危険かということを、ヨーロッパと比較して検討している。これによると、米国では走行距離当たりの自転車死亡事故発生率が、オランダやドイツに比べて4倍高いそうだ(下のグラフ)。
にもかかわらず、全交通事故死者数中の自転車乗用中死者数の割合はオランダよりもアメリカの方が低い。このことからも、全交通事故死者数中の自転車乗用中死者数の割合を、その国の道路が自転車にとって安全かどうかをみる指標として使うのは間違っていることが分かる。
「構造改革」「規制緩和」を標ぼうした内閣の下で、こんな露骨な利益誘導型の法案が成立してしまったのが、何とも言えない感じでした。自民党の支持基盤を考えれば、成立して当然なんですが。毎年1兆円をばらまいて、「統計指標の動向等から判断すると、中心市街地の活性化が図られていると認められる市町は少ない」と評価されていた方が、規制よりも補助金の方が経済活動をゆがめないという意味において、まだましだった気がします。
一旦こうした法律を作っちゃうと、既得権益と化して、廃止するのに非常に時間が掛かります。現に大店法はつい最近まで廃止されなかったわけですし。再販制などはいつになったら廃止されるかわかりません。
ちなみに大店法は橋本内閣の下で廃止されました。「経済構造改革」を標ぼうした内閣で大店法が廃止されて、「構造改革」を標ぼうした内閣で違う形で復活するというのは皮肉としか言いようがありません。しかも、同じ自民党政権で。
補助金による直接的な所得移転の方が、経済活動の効率性を損なわないので、利益誘導型の規制よりも優れています。しかし、民主主義においては、直接的な補助金は受けが悪く、法が利益誘導の手段として用いられてしまいます。この点に関して民主主義は非効率的な制度だといえます。同じ利益誘導を行うなら、もっと効率的に行えば良いのに。
iPod では曲を消すということが出来ません。消したい時は、iTunes 側で操作する必要があります。しかし、iPod からでも各曲のマイレートは変更することができるので、これを利用して iPod から曲を消すことができます。
iPod + iTunes のスマートプレイリストを使って、自分の好みの曲とあまり聞いていない曲をいい感じの割合で流してくれるラジオ局のようなものをつくろう、という話。
で、この「Station」を iPod と同期するリストとして選択します。こうすると、マイレート4以上でも同じ曲が頻繁に繰り返されることはなく、再生回数が少ない曲もある程度の割合で流されることになります。おすすめ。
学部向けの教科書は、自分の大学での講義で使った講義ノートをもとに書かれるのが普通だと思います。んで、一般向けの啓蒙本は、学部1、2年生の向けの教養(共通教育)の講義から生まれることがあるようです。例えば、下條信輔著『サブリミナル・マインド 潜在的人間観のゆくえ』や、 石浦章一著『遺伝子が明かす脳と心のからくり―東京大学超人気講義録』など。中島隆信著『大相撲の経済学』は学部4年生のゼミから生まれたそうです。
これおもしろそう。
イランの大統領になることを夢見て、大統領選挙に出続けたある泡沫候補の選挙活動を淡々と追ったドキュメンタリー映画。 東アゼルバイジャン州の片田舎に暮らすミール・カンバールは今や75歳。内務省に勤務したこともあるミールは、庶民の声を届けたいと大統領になることを夢見て、長年、立候補を続けている。彼の選挙活動は、おんぼろ自転車に古びた拡声器、「アラーが勝利を与え給う」というコーランの一節を染め抜いた赤い革命旗をたてて農村をひたすら回るという方式。
1月23日(火) NHK BS1 後9:10〜10:00
単なる紙きれに1万円の価値があると信じ込ませることに比べたら、その価値が1年で3%ほど目減りすると信じさせるのは、遥かに容易だと思うんですが。
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