学習用英英辞典の定番、ロングマン現代英英辞典に8年ぶりの新版が出た。これは買わないと。しかも、CD-ROMにはロングマン現代英英辞典の内容すべての他に、ロングマンアクティベイターがまるまる収録されている。これで、4000円は安過ぎる。丸善版だとなんと3700円。他の英和辞典を買っている場合じゃない。
というわけで、買った。当然のごとく付属ソフトはLinuxでは使えないので、hexdumpと1日中にらめっこしていた。
NOMAD氏のRubyスクリプトを使えば、OKなことが分かった。NOMAD氏のページには「第4版は変換できません。」と書かれているが、第4版でもOKだった。
NOMAD氏のこっちのRubyスクリプトが第4版用だった。アクティベイターは今の時点でも変換できるけど、本体の方はもう少し時間が掛かるとのこと。
EBシリーズ・サポート掲示板を見ていれば、そのうちNOMAD氏が期待に応えてちゃんとしたスクリプトをアップしてくれると思う。わくわく。時間が掛かると言っているのは本体の情報を漏らさず変換しようとしているからだろう。僕の場合は、rdicで使うだけなので、構造なんか気にせず、「■見出し : 意味」に変換するだけだからすぐ出来る。
付属のWindows版のソフトが良くできているので、Windows環境の人は素直に付属ソフトを使えばいいと思う。ただし、XULを使って書かれているので、XUL特有のもっさりとした遅めの動作が欠点。
Linuxで使えるように、rdic用のフォーマット「■見出し : 意味」(タブで改行)に変換した。rdicの他にもUNIX用の辞書ソフトは色々あるけど、高機能なのは必要ない。
英辞郎とLDOCEを同時に使うようにした。英辞郎はウィンドウを小さくしたktermで、LDCEは一つの単語の情報が多いので、大きめのウィンドウと文字の gnome-terminalで、特に使わないときでも常に走らせている。
ふと思ったときに単語をマウスで選択して、rdicのウィンドウに目をやるとすでに検索されているというのが非常に便利。
NOMADさんとrdicの作者のDave Scottoさんに感謝。
作業メモとか考えた事とかより。
2004年1月発売予定の Collins Cobuild Advanced Learner's English Dictionary 第4版 CD-ROM付が amazon.co.jpで2,357円とめちゃくちゃ安いんですが、何かの間違い?
とりあえず予約しとくか。
3000円/年はまあそんなもんかという値段。Googleで検索して評判を調べてみたけど、実際に利用している人が少ないのか良い評判も悪い評判も見つけることができなかった。
色々調べたけど、英辞郎とロングマンとこの三省堂のネット辞書が一番コストパフォーマンスが良い気がする。
カシオやセイコーからでている携帯用の電子辞書は高い。辞書を引くのにいちいち打ち込まないといけない。画面が小さい。コピーandペーストで辞書は引きたい。
想ひでで電子辞書のレビュー。
タブ式端末 Multi Gnome Terminalとrdicを一緒に使うことで、タブ式rdicのできあがり。
メモリ消費は rdicが4.5MB×2で9MB。Multi Gnome Terminalが5.3MB。合計14MB程度。
お座布団より。『オックスフォード英英辞典だと「that節」をとれるとか「to不定詞」が使えるとか22種類にも動詞が分類されて』いるんですか。
どんなもんかと、Web上のOALDを引いてみる。例えば、suppose。「[vn to inf]」とか「 [vn-adj]」とかで「動詞 目的語 to 〜」やら「動詞 目的語 形容詞」が可能であることを教えてくれるんですか。これは便利そう。
ちなみに、オックスフォード現代英英辞典CD-ROM付はペーパーバック版だと amazo.co.jpでは2,932円で買えます。amazo.co.jpのデータだけだと、CD-ROM付かどうかはっきりしませんが、amazon.comには同じISBNのものにCD-ROMがついていると書いています。
2,932円。理由は良く分からないけど、とにかく安い。買ってみるか。もしCD-ROMが付いてなくても怒らないで下さいね。
「マトリックスレボリューションズ」と「キルビル」を見てきた。どちらも見ている間、何の感情も起きなかった。「ダカーポ」並みにどうでもいい。本当に。
同じ飛ぶなら「カレイドスター」や「エアマスター」の方が見ていて楽しい。「カレイドスター」では子安武人と久川綾がわき役でも存在感のある演技をしている。「エアマスター」は「アニマトリックス」が本来あるべき姿だと断言できる。雑居ビルから生身の体ひとつで飛び降りるシーンには結構魅せられた。
「ミルモでポン ごおるでん」はゴールデンタイムに移動しても全く内容が変わらないのが偉大だ。素晴らしい。十二国記はこのシリーズで文句無しの名作になった。でもオリジナルキャラの男の方は必要ないと思う。
電子辞書を検索するウェブアプリケーション 'let me see...'。ブックマークレットと連動させると良さそう。インクリメンタルサーチするには端末で一つキーを打つ毎にw3mでリクエストを送ればいい?
ボットから集中的なアクセス。1000件ほど。
Ward Cunninghamのインタビュー。それをネタにしたBob DuCharmeによるWikiCategoryに関する記事。「Using linking to add features to wikis」。
特許を独占的に用いる企業に独禁法を適用することが、特許保持企業より非効率的な企業の参入を許してしまい、必ずしも短期的に社会効用を増加させないという Gilbert-Shapiroの論文。長期的にも特許への独占禁止法の適用は企業のインセンティブを下げるのでイノベーションを阻害すると指摘している。
Shapiroは「ネットワーク経済の法則」の著者のうちの一人。
Shapiroのサイトには特許と独占禁止法関連の論文が色々ある。とりあえず全部読むつもり。
「特許のやぶ」に対して企業はクロスライセンスやパテントプールである程度は対応できるというShapiroの論文。ただし、ここでも独禁法との兼ね合いが問題になる。今読んでいる。
この論文はLessigの「コモンズ」の11章で引用されている。
オープンソースのライセンスはどのように選択されるかというLerner-Tiroleの論文。開発者向けのオープンソースにはLGPLやBSDライセンスなどの制限的でないもの、ユーザー向けのものはGPLなどの制限的なものが選択されるという結論を簡単なモデルから得ている。sourceforgeに登録されているすべてのプロジェクトから統計をとって結論とある程度合致することを示している。
八田さんが山形浩生勝手に広報部:部室で紹介されていたもの。
毎日新聞の記事。
中川容疑者は「盗聴は武富士の武井保雄会長(73)の指示だった」と供述しており、警視庁は上層部の関与についても調べを進める。
プレイボーイでの一連の武富士に関する記事は、国内では今年最も優れた報道のひとつだろう。裏が無ければ。
《ESPIO!》 記者会見(武富士盗聴問題)のお知らせ(2003/05/28)
“武富士盗聴事件”刑事告訴についての記者会見のお知らせ(2003/05/28)
こんなのもある。
弊社及び弊社代表取締役会長武井保雄は本日、メールマガジン「東京アウトローズ」山岡俊介編集長を刑法172条の誣告の罪で警視庁北沢警察署に刑事告訴することとし、告訴手続きに着手致しました。
被告訴人である同編集長は、弊社及び弊社代表取締役会長武井保雄が被告訴人の加入電話の盗聴を指示した事実がないにも関わらず、平成15年5月27日、警視庁北沢警察署において司法警察職員に対し、被告訴人の自宅に盗聴機を取りつけて通話内容を盗聴録音するなど、電気通信事業法に違反したという虚偽の事実を申告し、もって告訴人である弊社及び弊社代表取締役会長武井保雄を誣告致しました。よって本日刑事告訴の手続きに着手した次第です。
今後も弊社は、事実無根の謂われなき誹謗・中傷に対しては毅然として対応していく所存です。
当社恐喝未遂事件、及び一連の報道に対する当社の見解。武富士に関してどのような報道があったかが良くまとまっている。
中川一博被告人による盗聴行為に関する意見陳述書。その1。その2。その3。その4。その5。
武富士被害対策全国会議編「武富士の闇を暴く」。武富士と係争中。
2ちゃんねるとかあめぞうとかそこら辺を扱っているニュースサイト。
アメリカの世論調査。詳しいデータシート(PDF)。Juan Cole * Informed Comment *より。
この世論調査によれば、55%のアメリカ人がブッシュ政権は間違った仮定のもとでイラクとの戦争を始めたと答えた。40%が正しい仮定のもとだったと答えた。
58%が差し迫った危険にアメリカは晒されてはいなかったブッシュ政権はそのような証拠を持っていなかったと答えた。42%が晒されていたと答えた。
31%のアメリカ人が将来大量破壊兵器を使う強い証拠があれば相手国の政府を転覆する権利があると答えた。41%が強い証拠がありかつ差し迫った危険がある場合のみ相手国の政府を転覆する権利があると答えた。9%が相手が攻撃してきた場合のみその権利があると答えた。15%が侵略に対して武力を用いて阻止する権利はあるが、相手国の政府を転覆する権利はないと答えた。
39%のアメリカ人が大量破壊兵器を保持し使う強い証拠があれば、国連の承認なしに相手国政府を転覆する権利があると答えた。48%が国連の承認が必要だと答えた。9%がそのような権利はいずれの場合にもないと答えた。
63%のアメリカ人がもし諜報機関が大量破壊兵器やアルカイダに対する支援の明確な証拠がないと大統領に報告していたとしてもブッシュ大統領は戦争を始めただろうと答えた。34%が戦争を始めなかったと答えた。
52%がアメリカ政府はフセイン政権とアルカイダとの繋がりを示す証拠を見つけたと答えた。46%が否定した。
Longman Dictionary of Contemporary Englishのデータ変換を完了。
LDCEのCD-ROMには辞書の全データの他にActivator、100万の例文、フレーズデータが収められている。
Activatorは似たような単語をどのように使い分けるかを教えてくれる。
フレーズデータは Collocationとして使える。その単語がどの単語と一緒に使われるかを教えてくれる。例えば、"admire"を強調する副詞は"really"や"greatly"であることがフレーズデータから分かる。
例文はひとつの単語に対して読むのが嫌になるくらいずらずら出てくる。
で、「Advanced Learner's English Dictionary + CD-ROM (Collins Cobuild)」や「Oxford Advanced Learners Dictionary」も買ってしまおうかと思った。安いし。高校生のころはLongmanしか買えなかったけど、いまなら3種類コンプリートの夢がかなう。
しかし、同じような辞書を3冊かってももったいないので、Longmanの機能を補完するような辞書を買うことにした。
とりあえず、Thesaurusを買おうかと amazon.comで一番人気の「Roget International Thesaurus」の中を見てみたら、今まで一度も見たことないような英単語ばかりでどうしようもない感じ。ので、素直にamazon.co.jpの言うことに従って、「Random House Roget's College Thesaurus」を買うことにした。まだ買ってないけど。
あとはamazon.co.jpで異常に評判の良い「Oxford Collocations Dictionary for Students of English」とamazon.comで評判の良い「Merriam Webster's Dictionary of Synonyms」を買うことにした。
類義語反語辞典(Thesaurus)、言葉の組合せ辞典(Collocation)、言葉の使い分け辞典(Merriam Webster's)の3冊。
こうしてamazon.co.jpとamazon.comと他のサイトを見ながらあれでもないこれでもないと、とりとめなく商品を選んでいくのはとても楽しい。
とりあえず「Oxford Collocations Dictionary for Students of English」を最初に買ってみた。届いた。amazon.co.jpにしては早い。
パラパラ見た感じでは良い感じです。少なくとも今の僕のレベルに適しているというか。
ぱーぱらっぱぱら、ぱーぱらっぱらぱ、アッオアッオアオアオ〜♪アッオアッオアオアオ〜♪と始まる最近の流行歌(洋楽)のタイトルとアーティストを教えてください。
答えている人がいるのが凄い。不便利メモより。
或曰より。連邦取引委と米特許商標庁は全く別の組織だから、これが方針転換を意味するとかそういうことはない。
FTC Issues Report on How to Promote Innovation Through Balancing Competition with Patent Law and Policy。全文(PDF)。
The Registerの記事。
Mondaqの記事。
slashdot.orgのスレッド。
CNETの記事。昨日の話題のつづき。
日経の記事。これは正規に海外で販売されたCDの話。
輸入権の導入?真紀奈17歳の記事。日経がよくやる「飛ばし」かもしれない。掲示板でも話題になっていた。謎工さんはいつもがんばっているなー。
「「レコード輸入権」問題についての意見」。全国消費者団体連絡会の意見書。
世界的に見ると、レコード盤・音楽用CD・音楽用テープについて法的に再販制度を認めている国は他にありません。
にもかかわらず、輸入権まで認めてしまうのは問題がある。
「コンテンツビジネス振興に係る課題について」に対する意見(PDF)。日本弁護士連合会の意見書。
昨日のリファラにある www.saulem.com は一見blogっぽいけど実は、アダルトサイトの宣伝サイト。らしい。ページのソースの下の方に
<a href="http://www.saulem.com/adult-webcam/"><img src="/adult-webcam.gif" width="78" height="24" border="0"></a>
という文字列がみえるはずだ。
ChaosZone!でも話題になっていた。 www.malixya.com というサイトのページのソースの下の方に
<a href="http://www.malixya.com/adult-webcam/"><img src="/adult-webcam.gif" width="78" height="24" border="0"></a>
という文字列がある。
BeSpacificの記事。欠陥電子投票マシンを開発した Diebold Systemsの電子投票マシンに関する内部文書が大量に流出した。Diebold Systemsは削除を求める法的措置をとった。EFFがそれに受けて立つ。
現状の、すべてのCDに対する一律の価格設定というのは、(これも稲蔭教授が言うように)談合としか言いようがない。これでは、適正な市場が形成されているとは言いがたいのではないか。
そらまあ再販制度が存在しますから。競争的な市場であるはずがない。というか、「音楽遺産 〜インターネット音楽配信の未来〜」のすべての文書にざっと目を通したが、「再販制」の文字が少しも出てこないのが不思議。
著作権制度、特許制度などのいわゆる「知的財産権制度」と、独禁法などの「競争政策」はイノベーションに働きかける2本柱だと思うのだけど。
ブロックローカル変数がなくなる。むむ。
GCは 1bit reference count + mark&sweep。1bit reference countだと、1しかcountを増やすことができない。1と2を区別できない。reference countを1減らして0になっても本当に0なのかわからない。だから、1bit reference count方式は、普通の reference count 方式と違ってcountを減らすことはない。
生まれてから一度も参照されていないオブジェクトを見つけ出すことが目的。
hoge = 'a' + 'b' + 'c'
の 'b' + 'c' とか。
User-Agentは
MSIE 6.0
アドレスは
141.85.3.xxx
これは、www.akksess.comや www.bongohome.comや www.kwlablog.comと同じネットワークに属すると思われる。
Sekky's Website 辞書関係コンテンツトップページ。言語学者の関山さんのサイト。電子辞書に限らず本の辞書に関しても有用な情報がある。Sekkyのつぶやき3・辞書コンテンツ関係。
別のサイトだけど、辞書の選び方についても参考になる。
まあ、価格設定はアレだけ薄いノートだから仕方ないかなあとも思うけど、諸々のスペック考えてみると本当にただ薄いだけで他のことを本当に何も考えていないどう見ても糞っぽいコンセプトがにじみ出ているので当サイトとしては紹介ニュースも貼らず今まで黙殺してた。値段がもう少し安くて諸々の機能はオプションで付けて下さいスイマセン、ってな感じなら僕も興味を持てたんだけど、アレじゃあなあ。我執と言うか独り善がりと言うか。
dlmaniax : おはようからおやすみまで暮らしを見つめまくる(2003.11.17)
ノートPCというものを持ったことがないので(お金がないから)良くわからないです。
ホームページを分類する仕事をされている方の意見。参考になる。
7.外部リンクと内部リンクがごちゃ混ぜになっていてコンテンツかリンク集なのかわからない。
やっぱり、外部リンクと内部リンクの区別は重要なんだ。
掲示板の場合なら「掲示板を一時閉鎖します。」と言って永久に掲示板だけ閉鎖すれば済む話なんだけど、はてなやtDiaryは日記とコメント欄が一緒になっているから、「コメント欄だけを一時閉鎖します。」とは言えなかったんですね。
はてなダイアリーのユーザーは他の人のはてなダイアリーのコメント欄に長文を書き込むことが多い。もちろんほとんどのコメントは短い1行くらいのものなのだけど、結構な頻度で長文のコメントを見かける。
はてなのコメント欄はtDiaryのツッコミとちがいどれだけ長いコメントであってもすべての文章を「最新の日記」のページに表示する。tDiaryの場合はツッコミをある程度の長さ以下にして表示する。これはtDiaryの作者であるたださんの「ツッコミは短く鋭く愛を込めて」という設計思想の現れといえる。
MovableTypeでもコメントは最新のページには表示せず各記事のページで表示する。
この違いがはてなユーザーの行動と規範に影響を与えているように思う。例えば他人の日記にありえないような長文のコメントを書き込むことがマナー違反とはされていないようだ。
書きたいことがあったら自分の日記に書けよ、と僕は思うのだけど。
日記の読者としてもコメント欄に長文を書かれると非常に読みにくい。
細かな設計思想の違いがユーザーの行動と規範の差を生み、ひとつの日記が閉鎖にまで至ってしまったという話。
ヒビルテより。
積分の変数の順序交換がZFCから独立しているというのは知らなかった。
(*)すべての2変数実関数に対し、とが存在するなら、等式が成立する。
上の主張(*)はZFCから独立である。つまりZFCが矛盾を含まないなら、(*)を証明することも否定することもできない。
補足トリビア。
ZFCから選択公理を取り除き、決定性の公理(AD)を加えると「すべての実数の集合はルベーグ可測である」ことが証明される。さらにZF+ADからはZFCの無矛盾性が証明できてしまう。
おもしろい。
いくつか反応があった。Mapping Cognition。@ parallel minds。zokkon の日記。
実はnDiaryのサブドメイン表示filterって,ある程度外部リンクを分かりやすく表示できているのではないかなとかちょっと思ったり.
slashdot.orgなどでも取られている手法ですね。
問題はサイトのURLって案外覚えていないことです。これは僕だけかも知れないけど。日記のタイトルさえ覚えていません。
例えば、「まつもとさんの日記「Matzにっき」はwww.ruby-lang.orgにある。○か×か。」って尋ねられても分からないです。少なくとも僕は。
だから、リンクの後ろにホスト名を表示されても、現在のページのURLを確認してリンクの後ろのホスト名と違うかを確かめる必要があります。
それとはじめて見た人はリンクの後ろにdomainが表示されていてもそれが何を意味するのか分からないかも知れません。
個人的には,内部リンクと外部リンクの区別ってそんなに必要性を感じなかったりします.
おれ自身はそういうふうに思ったことはないし,ハイパーテキストは内部と外部が切れ目なくつながるところが本質的な特長だと思っているので,あえて内外を峻別するメリットは感じないんだけど。
そうですか。うーん。
heepman 氏はそんなこと書いているのに,その記事自身のリンク「下に述べるサイトははっきり言ってストレスが溜まる」と「区別は重要」を見ても,どっちが内部リンクでどっちが外部リンクなのかすぐにはわからない
区別が重要だとは思っているけど、良い区別の仕方がないからです。
また、「区別することが重要」だからといって「必ず区別しなければいけない」とは思っていません。デザインにはトレードオフが常に存在します。外部リンクと内部リンクを区別することによるデメリットもあるでしょう。
何のデザインに関しても当てはまると思いますが、重要なのはあるデザイン上の決定に関してのメリットとデメリットを認識した上で決断することです。「外部リンクと内部リンクを区別する・しない」ことのメリットとデメリットを意識した上でデザインすることが重要だと思います。考慮した上で個々のケースでどう判断するかは個人のセンスに属することだと思います。
■追記。tonybinさん。
techsideより。日本の未来は明るい。
そういえば、「魔法先生ネギま! 」を買ってみたらすごく面白かったので、期待して「ハリーポッター」のDVDを借りてみたらあんまりだった。もっとこう温泉旅館の管理人をする事になった魔法使いの少年が東大を目指すみたいな話を期待していたのですが。
赤松健は天才だなと思った。井上雄彦には絶対「ネギま」は描けない。手塚治虫になら描けるかも。というか、「三つ目がとおる」は手塚版「ネギま」か。いや逆か。
alagonさんにおすすめしてもらった岩館真理子作「キララのキ」はBookOffで全巻買って読んでみましたが、いまいちでした。4巻も続けて引っ張るようなネタじゃない気がする。残念。
竹本泉作「夢見る7月猫」も買った。竹本泉のファンであっても読んでで恥ずかしくなるんだから、作者自身はいったいどれだけ転げ回っているんだろう。
なんというか、もはや罰ゲーム?まだ無かったことにしようと思えばできる。たぶん。がんばれば。
マーク・ピーターセン著「日本人の英語」。高校生のころに読んで感動した覚えがある。今読み返してみてもやっぱりおもしろかった。というか、読んだはずなのに大部分忘れていた。やばい。英語の文法知識もあやふやになっている。やばい。探してみたけどあるはずの高校生のころに使っていた文法書がない。仕方がないから「A Practical English Grammar」を買うことにする。
日本の英文書では"a(an)"の「用法と不使用」を論じるとき「名詞にaがつくかつかないか」あるいは「名詞にaをつけるかつけないか」の問題として取り上げるのが普通である。ところが、これは非現実的で、とても誤解を招く言い方である。ネイティブ・スピーカーにとって、「名詞にaをつける」という表現は無意味である。
英語で話すとき−ものを書くときも、考えるときも−先行して意味的カテゴリーを決めるのは名詞でなく、aの有無である。そのカテゴリーに適切な名詞が選ばれるのはその次である。もし「つける」で表現すれば、「aに名詞をつける」としかいいようがない。「名詞にaをつける」という考え方は、実際には英語の世界には存在しないからである。
「日本人の英語」P11
よく知らないんですが、アメリカではもうすぐ感謝祭だそうです。アメリカの感謝祭はアメリカにたどり着いて死にかけていた清教徒をネイティブアメリカンが色々と助けてくれたことを記念して制定された日だそうです。
さてここで疑問が起きます。イギリスから来た清教徒たちとネイティブアメリカンはいったいどうやってコミュニケーションしたのでしょうか。
1.見ぶり手振り
2.筆談
3.清教徒たちがネイティブアメリカンの言葉を覚えた
4.そのネイティブアメリカンがたまたま英語を喋れた。
正解は
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「4.そのネイティブアメリカンがたまたま英語を喋れた。」です。彼らの名前は Squantoと Samoset。特にSquantoは英語の他にスペイン語も達者でした。いったい彼はどうして英語とスペイン語を話せることができたのでしょうか。彼の人生は波乱に満ちたものでした。
スクワントというのは,当時マサチューセッツ州プリマスに住んでいたアメリカインディアンの男の人です。その頃,イギリスの舟がその地方に頻繁にやってくるようになりました。品物だけではなく,奴隷がいい商売になることが分かった商人は,その地方の強いインディアンを無理矢理イギリスに連れて行って売りました。そのうちの一人がスクアントだったのです。スクアントは英語を学んで一生懸命働きました。しかし,ふるさとが恋しくてしかたがなかったのです。彼の主人はかわいそうに思って帰してあげました。1614年にジョン・スミス船長の舟で帰ってきました。船長は,商売のために一艘の舟を残しました。その舟を任されていたハントは欲の深い人間で,インディアンをまた奴隷として連れて行きました。そのうちの一人がまたしてもスクアントだったのです。
ふるさとにいられた期間はたったの数週間でした。ハントはイギリスに奴隷を連れて行ってはジョン・スミス船長に叱られると思い,途中のスペインで奴隷を売りました。スクアントの新しい主人はカトリックの修道士で,彼にキリスト教の信仰を教え,親切にしてくれました。それだけではなく,彼をかわいそうに思い,アメリカに帰るのを手伝ってあげました。1619年に再びスクアントはふるさとに帰ることができました。しかし,彼を待ち受けていたのは信じられない光景でした。自分の部族は皆死んでいたのです。それは,イギリス人が持ってきた天然痘のためだったということを隣の部族から聞き,彼はその部族に移り住んで暮らすようになりました。
1年たった時に,そこにやって来たのが清教徒たちでした。スクアントはどうしたでしょうか。彼を2度に渡って奴隷として売り飛ばしたのはイギリス人でした。彼の部族の人間全員を殺した天然痘を持ってきたのもイギリス人でした。敵対心を持つのは当然のことでした。しかし,スクアントはこの清教徒を助ける決心をしたのです。彼はスペインに住んでいた時にクリスチャンになっていました。そして,長くイギリスにいたので英語を話すこともできました。スクアントは清教徒たちに狩りのしかた,家の建て方,インディアンと仲良くなる方法,種の植え方,料理のしかたを教えてあげました。スクアントに教わって一生懸命働いた清教徒たちの秋の収穫は素晴らしいものでした。彼らはお祝いをしたいと思い,スクアントに頼んでインディアンを招待しました。なんと92人のインディアンが来ました。彼らが持ってきてくれたものも使って素晴らしいご馳走を楽しみ,秋の実りを一緒に神様に感謝したのです。
ええ話や。
"Shakespeare"の綴りと発音に関しての文章。
Language Logの記事。生活相談センターって何よと悩む言語学の人。
ネット書店eS!Booksの「みんなの書店」に関して高森さんの日記より。「みんなの書店」というのはeS!Booksの中でユーザーが仮想書店を開設できるという仕組み。
上にもリンクがあるけれど、自分はみんなの書店と言う、イーエスブックスのシステムを利用している。これ、実は、アマゾンのアソシエイトや、bk1のブリーダーズプログラムとは違い、利用者には金銭的にも何の利益も無い。ただ、本屋ごっこができるだけ、である。
が、これが凄く楽しい。
凄く良く分かる。面倒くさいからやってないけど、たしかに面白そうなんだよねー。Wikiでこれと同じようなことができないか考えてみる。
貧困層に対する教育市場に関するレポート。Marginal Revolutionより。Marginal Revolutionの関連する記事。
教育において市場が役に立たないって本当だろうか。市場が経済の色んなところで役に立つ仕組みだというなら、どうして教育だけが例外なんだろう?
インドのあるスラム街を例に取り、私立校が貧困層に対して、多大な教育の機会を与えていることをこのレポートは明らかにしている。
Deinonychus antirrhopusの記事。相続税は廃止すべきだというマンキューのスピーチ。
Priorities & Frivolitiesの記事。テロリズムのマクロ経済にたいしての影響。
エジプトの雑誌「Middle East Times」で、イラクだとかパレスチナだとかの話題のとなりに、「日本の家電メーカーがフラットテレビの増産を決定」「セイコーエプソンが世界最小のロボットヘリを開発」という記事が並んでいてちょっとおもしろかった。
レストランなどで、隣で携帯電話で話されるとどうしてあんなに鬱陶しいんだろうと悩む、言語学の人。
レッシグは「CODE」において「コードは法である」と書いた。社会においてもネット上においても法律を含んだ「コード」が現実を規定していること、憲法で保障されている権利はどのように「コード」の言葉で翻訳されうるかを書いた。
読んだ人はなるほどねと納得する。そして、次のような疑問を持つ。「コード」が重要なのは分かった。ではどれくらい重要なんだろう。「コード」は一体現実の現象をどの程度説明することが出来るのだろう。例えば「コード」を思いのままに書き換えることが出来る人がいたとして、その人は一体どれくらい自由に物事を操作することが出来るのだろうか。
ぐるりと当たりを見回しても、そんな人はいないような気がする。インターネットは分散した仕組みで誰かが何かの「コード」を書き換えてもそれが全体に影響することはない。現実社会においては日本などの国は、まがりなりにも民主主義だから、誰も好き勝手に法律を変えることは出来ない。
しかしここで、「はてな」の近藤さんはまさに「コード」を自在に書き換えることが出来る立場にあることに気づく。ここでの「コード」は「はてな」のサービスを提供するために使われているソフトウェアと「はてな」の規約両方のことを指す。
「コード」は人々の振る舞いを規定する。「アーキテクチャ」と規約、ふたつの「コード」を自由に書き換えることが出来る近藤さんは、さぞかし思い通りにことを運んでいるのではないだろうか。本当のところは本人に聞いてみないと分からない。
とはいえ、端から見ていて例え「コード」を自由に書き換えられる立場にあったとしてもいくつかの制約条件があることに気がつく。いかつらつらと書いてみる。
使えるマンパワーには制限がある。
「アーキテクチャ」上で人々がどのように振舞うかをあらかじめ予想するのは困難である。
人々の振る舞いは現在だけでなく過去にも依存する。つまり、エイヤッとリセットしてゼロからはじめることは「コード」をいくら書き換えても出来ない。「コード」で過去を断ち切ることは出来ない。
「アーキテクチャ」と「法律」は相互作用する。これにより、人々の振る舞いを事前に予想することはさらに困難になる。
「アーキテクチャ」や「法律」を変更すること自体が人々の振る舞いおよび感情に影響を与える。人々は「コード」の変更を予想するようになる(おお!ルーカス批判)。人々は自分に有利な「コード」の変更を期待するようになる。
届いた。普通の文法書だった。読んで楽しいものではないけど、少なくとも1冊は必要だろう。英語の文法書の善し悪しを語れるほど英語が得意ではないので、良い本かどうかは良く分からない。ネット上で調べた限りでは非常に高い評価を得ている。
英語を学ぶ努力の10分の1でも日本語を学ぶことに振り向けたら良いのでは、とふと思って買ってみた。「日本語のしくみがわかる本」とどちらにしようか迷ったけど、こっちの方が安いし本屋にあったのでこっちにした。
僕は一応こうやって日本語が出来るわけですから日本語の文法の本を読んだって、マーク・ピーターセンの「日本人の英語」を読んだときみたいに目から鱗が落ちることはないだろうと思っていた。
間違っていた。だいたい7,8枚目から鱗が落ちた。
日本語の動詞はどうしてこんなに活用するか。
「を」「と」「に」、自動詞と他動詞の違い。
日本語に未来時制はない。
「れる/られる」はどうして「受け身」「尊敬」「自発」「可能」という一見すると無関係な意味を表せれるのか。
「は」は「主題」を表す。「主題」と「主語」は違う。
日本語にはどうして関係代名詞がないのか。
国文法はどうしてこんなに問題が多いか。
これで7つあるかな。大変おもしろかった。
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