お気づきの方も多いかと思いますが、この日記は二人の人間が一緒になって書いてきました。 一人は Ruby などのコンピュータ関係を主に担当してきました。仮に sheep・F・man としましょう。もう一人は経済学などの話題を担当してきました。これを sheepman A と呼びましょう。この春から一身上の都合により sheep・F・man が日記を書けないことになってしまいました。つきましては、これからはコンピュータ関係の話題が減ってしまうことになるわけですが、そのあたりはあらかじめ御了承ください。これまでどうもありがとうございました。
sheep・F・man, sheepman A
『PDF Hacks』を買った。PDF に JavaScript を埋め込むことができるのか。便利そう。
本文中の『Hack #00 を参照』の番号部分が実際の番号とズレているところがたくさんある。もう少していねいに編集して欲しいなあ。LaTeX を使えば自動的に番号付けしてくれるぞ。
とりあえず Acrobat を使わずに PDF に JavaScript を埋め込むことに成功。LaTeX の insdljs というスタイルを使って dvi ファイルを生成。dvi ファイルからは dvipdfm で PDF に変換。insdljs の公式サイトがどこなのかよくわからない。The AcroTeX eDucation Bundleか。acrotex.zip の中に必要なファイルやドキュメントが入っている。
簡単な解説。
Amazon が書籍をオンデマンドで販売している会社を買収。客が注文してから本を印刷しちゃうわけか。次は版権管理会社を設立して、潰れた出版社の版権を買い集めるのかも。Amazon すご過ぎ。
京都の小さいけど有名な本屋の人が書いている。面白い。
誰が steve.jobs を取るかだな。
『トンデモ科学の見破りかた』を読んでいたら、「パラメータが多いと象にフィットする方程式だって作ることができる」という格言が物理学にはあると書かれていた。何ページだったかは忘れた。気になったので検索してみたら、フォン・ノイマンの言葉らしい。A meeting with Enrico Fermi。ちょっと良い話。
I asked Fermi whether he was not impressed by the agreement between our calculated numbers and his measured numbers. He replied, "How many arbitrary parameters did you use for your calculations?" I thought for a moment about our cut-off procedures and said, "Four." He said, "I remember my friend Johnny von Neumann used to say, with four parameters I can fit an elephant, and with five I can make him wiggle his trunk." With that, the conversation was over.
私はフェルミに彼の観測結果と私たちの計算結果の間の議論に何か感想を持ったかと尋ねた。すると彼は「いくつの自由パラメータを君の計算に使ったのかね」と尋ねてきた。私は cut-off 法に関してしばらく考えた後「4つです」と答えた。彼はこう言った。「私の友人のジョニー・フォン・ノイマンはよくこう言ったもんだ『パラメータが4つもあれば象を表す方程式だって作れるし、5つあれば象の鼻を動かすことだってできる』とね」。話はそれで終った。
後から振り返ってみて、この方向での Dyson らの研究にはあまり意味がないという Fermi の助言は当を得たものだったと Dyson は書いている。
なんでだろう。
Writing の本として必ず紹介される William Strunk の『The elements of style』がネット上で読める。
ニューヨークの双子のピラティス・インストラクター、キャサリン&キンバリー・コープが、誰でも簡単にできるようにお教えします。
要チェック。最初見た時は合成かと思った。教育テレビ 月〜木 午後9:55〜10:00 翌日再放送:火〜金 午後2:55〜3:00
ライブドアの株を買う、買わないは個人の自由である。しかし堀江社長を信条では支持するが、ライブドアの株を買う気になれないという人は、自分は信条よりも金が大事だと告白しているも同然である。
それなら堀江社長を指示支持しない人はライブドアの株を空売りするべきだなあと思った。
(アメリカでは)ポイズンピルは広く普及したものの、買収マーケットは90年代後半以降再び空前の活況を呈しており、防衛策の普及が買収や株主利益を阻害するという弊害はさほど生じていない。ポイズンピルは、どちらかというと、買収そのものを阻止するというよりは、買収者との関係において株主により強い交渉力を与えて買収価格を有利なものとするという比較的穏当な機能を果たしている場合が多いという。
これは正に前に僕が言ったことと気味が悪いくらい一致する。
ポイズン・ピルは敵対的買収を100%防止することはできない
(中略)
ではポイズン・ピルはなんのために導入されるのだろうか。答えは簡単。買収金額を吊り上げるためだ。
アレクサンドル・デュマ著『王妃マルゴ』、読了。最後の盛り上げ方、物語の落ちの付け方はさすが。権謀術数がうずまく王宮の中で、自らも知略をめぐらす王妃が印象的。
フランスで映画化もされていて、本のあとがきによると、この翻訳が実現したのも映画化が切っ掛けだったらしい。で、その映画なんだけど、
注目はマルゴの人物造形で、男を探しに街をうろつき、ほとんどセックス中毒のようだ。
買った。bk1 だと「浜中アイ」になっているね。
「濱中アイ」で思い出すのは、新幹線の中で時間を潰そうと駅の本屋で『濱中アイ 第1巻』と週刊少年マガジンを買ったら、隣の席が小さな娘さんを連れた母娘連れで、せっかく買った『濱中アイ』もマガジンの ゆうこりん のグラビアも見れずに、仕方ないから寝たふりして過ごしたという、どうでもいい思い出です。
amazon で家庭教師で検索してもヒットしない。女子大生家庭教師だとヒットする。amazon の中の人の嗜好が隔たっているのだろう。ということではなくて、amazon.co.jp の検索エンジンもそう大して賢くないようだ。
でも値下できる体制は整えた方がいいと思ってるのね。上に上げた三択で言うと「2・再販がなくなるか緩くなるかして、店舗が値下販売を出来るようになる」の方向で。いや、3でもいいんだけど。
で、ここでちょっと待てという話になる。その方向で値下を出来るようにしたとしてだ、利益は増えるのか? 利益が増えなければ意味が無いんだろ? ってな具合だ。
そうなんですよ。利益が増えなければ意味が無いんですよ。
再販制をなくすことによって書店の利益が増えるなんてことは絶対にない。再販制の廃止を支持している経済学者で「書店の利益が増えるから」という理由を挙げている人は多分いないと思う。再販制というのは書店同士の価格競争を制限しているわけだから、それを無くせば競争は激しくなるだろうし、利益も減るだろう。競争が激しくなって尚且つ利益が増えるなんてことは、現在の書店業界が非常に非効率で、競争の結果 効率的となり、書店サービスへの隠れていた膨大な需要が顕在化するというような場合にだけ成立する。
僕を含めて再販制の廃止に賛成する人の理由は、規制緩和一般の話と同じで、競争による書店サービスの向上であって、書店の利益が増えるではないと思う。それに本の値段を下げて売上と利益が増えるんだったら、出版社がすでにそのような価格を付けているはずだ。
まず、委託販売制は変わらざるを得ない。現在と同じようにいつでも書籍を出版社に返品可能で、そのうえ値下げ販売まで書店が自由にできるようになれば、本来なら小売として書店が負うべきリスクを出版社が負うことになる。書籍という商品は特別で小売という仕組みが必要ないというなら別だけど、多分そんなことはないだろう。というわけで、買い切りや時価の何割引かで買い戻しというふうになると思う。
書店の統廃合も進むだろう。値下げ競争に勝つには出版社から大量に買付けた方が有利だし、そのためにはできるだけ規模が大きい方が良い。
ベストセラーは増えるか減るかは分からない。ベストセラーというのは出版業界にとって、あるいは消費者にとって良いことなんだろうか。実はそれほど自明ではない。ベストセラーというのは書店サービスが失敗した結果かも知れない。本来なら各消費者には個人にぴったりの書籍があるんだけど、書店がそれを捜し出して提供することができていないので、消費者は仕方なく目に付いたベストセラーを買っているだけかも知れない。その場合、再販制が廃止されて書店のサービスが向上した場合、ベストセラーは減る。もちろんベストセラーが増える可能性の方が多いと思うけど。
「イラレ」と彼女は言った。
そう、彼女は「イラレ」と言った。アクセントは「レ」だった。
彼女のボゾビットを、ぱちん、ぱちん、と何度かフリップしてみた。「イラレ」。Adobe Illustrator。もし彼女が、Adobe Photoshopのことを、「フォトショ」と言ったら? とはいえ、「イラレ」と「フォトショ」にどれくらいの違いがあるだろう。
面白い。
知らんかった。
Ranking | Economy | (millions of Ranking Economy international dollars) |
1 | United States | 10,923,376 |
2 | China | 6,446,033 |
3 | Japan | 3,567,804 |
4 | India | 3,078,024 |
5 | Germany | 2,291,007 |
connect24h より。言いにく過ぎ。絶対覚えられない。「クリ」とか「クリフォ」と略されるのだろうか。「クリに引っかかった」とか、「クリを踏んでしまったとか」。
明日学校や職場で、「それは『ブラクラ』や『ウィルス』ではなくて『クロスサイトリクエストフォージェリ』というのだよ、無知め」と言って自慢しよう。ひとつ賢くなったね。
すぐに思いつく対策は、運営者の秘密の文字列とユーザIDからハッシュ値を求めて、ユーザからのデータ送信には hidden タグ経由で必ずそのハッシュ値がサーバに送られるようして、データ受付時に常にそのハッシュ値をチェックするようにすれば良いのでは。というような話は、MovableType の時にすでに出ていた気がする。
30分で完売ですか。とりあえず1台確保。勝ち組? 代金の振込期限までまったりと他のレコーダーと比べて、他に良いのがあったらキャンセルしよう、とかいうのは駄目なのだろうか。
おお。ノートンが重いからウイルスバスターを選んだという意見を2ちゃんねるで読んだけど、Symantec AntiVirus 9.0だと軽いよ。
例の切込隊長についての文章がおそらく彼のブログにトラバした経緯で2ちゃんねるのスレッドに貼られたらしく、1000台のアクセスがあり驚く。普段30〜50アクセスの過疎ブログとしては急に原発が建設されたような大盤振る舞いである。といっても、まあいつもと同じようにまた元に戻るんでしょう。これ以前に一番アクセスが多かったのはやはり切込隊長についての文章がid:kanoseさんの人工事実に紹介された時だが、私のブログは切込隊長以外に何の価値もないのだろうか(笑)
以下が件の文章。個人的にはリリカの件を思い出した。
だから切込隊長にお願いがある。これから「優秀な経歴や資産数百億」の証拠を出す計画があるのならばそれはやめて欲しい。嘘でもいいから、経歴や資産は嘘でしたと認めて欲しいのだ。数億あるとかそういう中途半端なのもダメ。零細企業を必死で運営する3流ライターそういう実態ということにしておいて欲しい。常にネルシャツを着る貧乏臭い風体のオタク男が大嘘こいて、高尚な理論を唱える知識人みたいな人たちまで巻き込み「さすが切込隊長様」とひざまずかせる、この世界がそういう世界であって欲しい。
くだらない、くだらないと言いたいんです。だからお願いします。嘘でもいいから嘘でしたと認めてください。それでこそくだらなさに満ちた脱力の快楽に身を委ねられるのです。
ああ、がらくたの中心でくだらねえと叫びたい。
今回の件に関して技術的なことだけで良いからどこかで書いて欲しいなあ。
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