以下は、この件に関して言及しているサイト。
リンクを張るという行為が、著作権法にある引用にあたるとは思えない。リンクはまさに本や論文のの後ろについている「参照」にあたると思う。本の参照は自分が本屋か図書館へ行ってしか、参照された本を読むことはできないが、ネット上ではそれがワンクリックでできるというだけのこと。
また、他サイトからの直リンは技術的にリファラ、Cookieを使って排除可能である。直リンが自分にとって不都合ならまずは技術的な対策を施すのが筋でしょう。
で、otuneさんによると
直接リンクされるとフレームのバナーが表示されないからなんだね
マジでか。ダセえ。ダサ過ぎ。
Wikiに関連ページを作った。。
広告込みで、読んでいるだけなら問題ない。マスメディアの受け手である限りは問題がない。しかし一旦、読者という立場を離れて情報の発信者となると、世の中は障害で満ちている。
「言論の自由」とはマスメディアにアクセスできる自由のことではない。誰もが情報の発信者たり得るという自由だ。
これは「右とか左とかの問題ではない」(by レッシグ)。「Old vs New」だ。リンクの禁止は明らかにネット上でのあらゆるイノベーションを著しく阻害する。Web日記、個人ニュースサイト、blogは重要だが一部の例でしかない。さらに多くのイノベーションがリンク禁止により阻害される。これは、事実だ。
益岡賢さんの翻訳。
前にも書いたが、3月7日にブリクスUNMOVIC委員長とエルバラダイIAEA事務局長はイラクに対する査察の中間結果を国連安保理に報告した。その中で、パウエル米国務長官が2月5日に安保理に提出したイラクの大量破壊兵器の所持製造を示す「証拠」を両氏はことごとく否定した。そのことをあらためて確認する文章。
真紀奈さんの新聞記事の見出しの引用とリンクについてに追記がされた。
「無断で直リンクされない自由」を、憲法で言う「情報コントロール権」に含めるかどうか
いや、これは無理筋でしょう。
一般に、プライバシー権に含まれる「自己の情報をコントロールする権利」は文字どおり、「自分のプライバシーに関わる情報」をコントロールする権利のはず。自分が自らすすんでWeb上に公表した著作、論説、表現がプライバシーに関わるはずがない。
日記などの場合は当然プライバシーに関することが書かれている場合もある。その場合は、情報のコントロール権を主張して「直リン禁止」と言うこともできるかも知れない。しかし、Web上で誰からもアクセスできる状態に自らすすんで置いているものを「プライバシーに関わる」と言って法的に通用するのだろうか?
自分でも一応考えてみたんだけど、tDiaryでどんな風に実装するのがスマートなのかいまいちよく分からんかった。
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