冬眠日記で酒井邦秀さんの名前が。どうして英語が使えない?を高校生のころに読んで、講談社英語文庫の簡単なレベルの本を多読するようになった。大学受験には確かに役立った。それに、William Saroyan とも出会うことができた。
言語を修得する上では、多読は必ず必要だと思う。というか、言語を修得するにはより長い時間言語に接する以外に方法はない。長い時間接し続ければ、自然と多読することになると思うんだけど。多読だけで済むかどうかは知らない。
複数の報道によると、安保理決議を通すためにアメリカは安保理の理事国に対して援助を申し出ているらしい。ターゲットは、アンゴラ、カメルーン、チリ、ギニア、メキシコ、そしてパキスタン。
MotherJonesは1990年の湾岸戦争で反対票を投じたイエメンが、アメリカからの7000万ドルの援助を取り消された例を挙げながら、アメリカの「アメとムチ」を表にまとめている。
ニューヨーク・タイムズはアンゴラが受けているロビーイングをレポートしている。アンゴラは長く続いた内戦から復興するために、援助を必要としている。
パキスタンの新聞の社説は「アメリカから取れるだけ、むしり取れ」と言う、皮肉と悲観をこめて。
アンゴラ、カメルーン、チリ、ギニア、メキシコ、そしてパキスタンは彼らの取り分を主張すべきだ。それが全くもって不道徳なのは知っている。だから何だ?
彼らが戦争に賛成しなければ、ブッシュは彼らを屈辱を与えるためありとあらゆる手段を使うだろう。
経済、社会、政治を総動員して、戦争に賛成しなかった国が悲痛に苦しむように仕向けるだろう。
戦争が避けられないのなら、高い値段をつけて魂を売ることをおすすめする。
アメリカは安保理での議決を得るために援助を利用しいることを否定している。
その他の記事。
NYTimesによると、トルコ議会は3月1日アメリカ軍がイラク攻撃のために国内の基地を使用する議案を否決した。264 対 251 で賛成票の方が多かったが、過半数に達しなかったため、議案は否決された。100名近い与党の議員が反対にまわるか棄権した。トルコの国民の9割が戦争に反対している。
驚いた。心底驚いた。
便利そう。
Observerによると、アメリカがニューヨークにいる各国の国連代表団と本国との電話やEmailを盗聴していることを示す内部文書がObserverにリークされた。
うーん。こういった類のものは本物かどうかを確かめるのが難しいから、一応眉に唾を付けつつ、続報をまとう。
素晴らしいできだった。アメリカとイラクに関する情勢が良くまとまっていた。
メディアでイラクの石油利権といわれているものが、国連の「Oil for Food Program」であることがわかった。フランス、ロシア、中国の石油利権について少し前にネットで検索して調べてみたことがある。そのとき出てきたのはこれだけだった。国連の指揮下にある計画が「利権」とはいえないから、他に何かあるんだろうと思っていたんだけど、間違っていなかったようだ。
イランイラク戦争、湾岸戦争によって、どのような被害、犠牲が生じたかは報道されなかった。報道されたのは、フセイン大統領がクルド人に対して化学兵器を使用した時の被害の映像だけだった。劣化ウラン弾に関する言及は無し。
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