WikiWayをようやく読み終えた。ソース解説のところは飛ばした。それでも、時間がかかった。Wikiに感想を書いた。。
WikiWayのP.345。
Wikiを利用する人達が、議論やくだけた対話をするときに、SpecialTopicやIdeaToDiscussFurtherといったWikiWord形式になぞらえた書き方をする傾向にある
英語圏のWiki使いたちは、WikiNameを文章の中でほとんど無意識に自然に使うようだ。これは、英語だからという部分が大きいと思う。英語圏のWikiをいくつか見て感心するのは、すべてのページのタイトルがちゃんとWikiWordになっていること。これは当たり前なんだけど、日本語のWikiではありえない。そして、この統一性から、上に挙げたようなWikiWodの使い方が自然に発生してくるのだろう。
では、日本語のWikiもすべてタイトルを、英語のちゃんとしたWikiWordにするべきかといえば、そうじゃない。日本語の中に英語が出てくることは少ないから、文章の中で自然にWikiNameを使うことが出来なくなってしまう。
とはいえ、日本語は活用語尾など「ゆらぎ」が大きい。単に単語をブラケットで囲むだけでは、同じような名前のページが複数出来てしまう。すでに存在するページのタイトルをいちいち確認してブラケットで囲む必要がある。
ishinaoさんによって的確に表現されている。
WikiNameというのは、単語間の区切りとなる空白をなくすことによって、複数の単語を接続しつつ、単語の区切りとして大文字を使用することによって、コンピュータにも人間にも理解しやすくキーワードを生成することに成功している。
2ちゃんねるでも同様の議論がすでに行なわれている。
日本語のWikiName使わなきゃ良いよ。ってか日本語でWikiNameの気持ちよさは味わえません。
void GraphicWizardsLair( void ); //より。
Wikiだと解説文の署名も、誰もが自由に改編できるため、配布条項などのデリケートな文章には向いていない?
日本で最も活発なWikiのひとつで、お金も絡んでいるからなかなかアレなMorphyWiki。その当サイトのライセンスには次のように書かれている。
このライセンスのページそのものが随時書き換えられることは必至。が、書き換えられた内容に不服があれば、このページを更に書き換える自由もあります。
:-)
レッシグのコモンズを読んで、身近な例として最初に思いついたのは、2ちゃんねるだったりする。特にアスキーアート。2ちゃんねるに投稿された文章やAAは、コピペされ、改変され、次々と新しいネタが生まれてくる。2ちゃんねるの隆盛は2ちゃんねるのコモンズが非常に豊かだからかもしれない。
コモンズをどうやって生徒に教えるかお悩みの先生には、ぜひとも2ちゃんねるを使って説明することをお勧めする。
見てきた。フロドたちを道案内するのは「通掛聞造さん」ではなかった。
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