本日15時26分、著作権法の一部を改正する法律案(内閣法案第91号)は衆議院文部科学委員会で可決されました。明日の本会議で全会派(全員ではない)賛成により成立します。
我々は、負けたのです。
うーむ。
広告は嫌いですが、お金は好きなので、アソシエイトのバナーを張り付けることにしました。
Seki's Diary より。
実関係については争いません。事実関係ではなく、不正アクセス禁止法違反の構成要件が本当にあったかどうかを争いたいと思います。
と弁護団の北岡弘章弁護士。
スパムフィルタリングの米特許の話。
広告は嫌いですが、お金は好きなので、Google Adsense をはじめることにしました。
にも Google Adsense を導入。微妙に外している広告が多くておもしろい。
ラヴフールより。
Moleskin Diary より。
シンポジウムの聞きどころ(1)、シンポジウムの聞きどころ(2)、シンポジウムの聞きどころ(3)。
はっきり言って、入場無料なのが信じられない(ある人には「罰が当たる」と言われた (^_^;;)ような豪華メンバーです。
とのこと。無料という言葉に弱いので行きます。
は無かったことになるんだろうか。
Google Adsense は申し込んで2、3日で審査結果が来た。公式 FAQ が非常に充実している。広告のサイズや形は色々選べる。
Google アドセンス情報 日本語非公式版も参考になる。2ちゃんねるの過去ログ。現スレ。Google が「神」と呼ばれているのがちょっとツボ。
どのような理由においてもサイト運営者自身で広告をクリックしないでください。
自分で広告をクリックしてはいけない。うっかりクリックしてしまうかもしれないので注意が必要。
Adsense で広告が出ない場合には代替広告を出せる。例えば Amazon のアソシエイトを利用した HTML を用意しておいてそれを表示する。あまがえるなんてのもある。
HotWired の記事。 dlmaniax より。この記事で現在のベータ版の氾濫を批判しているデザイナーが所属している会社クーパー社は『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』の著者で Visual Basic の生みの親のアラン・クーパー氏の会社。この本を人机交互論が取り上げていたので、先日から読みはじめたところ。今のところあまり面白くない。
なんでベータ版が批判されているのかは記事を読んでも良く分からない。ベータ版以下の製品版を出すよりかはましだろう。未完成なものを正直にベータ版だといって提供しているんだから、何の問題もないような。
開発手法としてのベータ版リリースはそれこそ単なる手法なんだから、うまく使いこなせばうまくいくし、使いこなせないならうまくいかないだろう。というだけの話な気がする。
Wiki では WikiName は全て自動的にリンクになる。偶然 WikiName になったものまでリンクが張られる。例えば、「Google AdSense」とか。リンクを止める機能が欲しい。
リンクを止める機能を持つ WikiEngine があるか探してみた。YukiWiki にはない。FreeStyleWiki にもない。VikiWiki にもない。WalWiki にもない。BitChannel にもない。Hiki にもない。基本的な機能のように思うんだけど。
PukiWiki.org で同じような質問「WikiName をキャンセルしたい」を見つけた。これを参考に init.php の $WikiName を
$WikiName = '(?<!!)\b[A-Z][a-z]+(?:[A-Z][a-z]+)+';
と変えた。また pukiwiki.ini.php の $line_rules に
"!([A-Z][a-z]+(?:[A-Z][a-z]+)+)" => "\\1",
を加えた。これで、「!WikiName」や「Google !AdSense」のように書くとリンクされなくなる。「?」の反対ということで「!」を選んだ。
Marginal Revolution のエントリ。米カリフォルニア州の Schwarzenegger 知事が懲罰的賠償金に対して75%の税金を掛けることを提案した。NYTimes の記事。
懲罰的賠償は被告を罰するために用いられるのであって、賠償金が原告に行く必要はない。現在の仕組みは原告に過剰な動機付けを与えてしまう。この点において知事の提案は理にかなっているように見える。
でもこれには抜け道がある。つまりこのような税金は訴訟において和解を促進することになるだろう。1000万ドルの懲罰的賠償の可能性があって、そのうち税金を差し引いて原告には250万ドルしか行かないとする。そうすると、500万ドルで和解しようと原告被告双方が合意することは容易に想像できる。この場合、国には1セントも入らない。
和解を促進することは必ずしも悪いことじゃないだろけど、財政の足しにはなりそうもないと、Marginal Revolution の Tabarrok 氏は言う。
Google AdSense ではページの内容にふさわしくないような広告を排除している。
タイミングによっては、あるページで特定の広告を掲載するのが望ましくない場合があります。たとえば災害時などには、そのときのニュース ページに適さない広告が自動的に排除されます。
ページの内容によっては、さらにスポンサー広告ではなくて公共広告になってしまう。できればスポンサー広告になって欲しいと思うのが人情。
まあネット上の世論の新しいコントロール方法が出来たとも言える。スポンサー広告を掲載して欲しければ余計なことは書くなって。
さてどんなことを書くと公共広告になるのか Google AdSense を導入している ITmedia を使ってざっと調べてみた。ページ内容ではなくアクセス数が少ないせいで公共広告になる場合もあるけど、ITmedia ではそんな心配もないだろう。
結果。……神は気まぐれのようだ。
なにげに Amazon のアソシエイトリンクを張っているところがポイント。こうやってさりげなくやるのか。勉強になる。今度使おう。
Yahoo の新しい検索エンジンがどうもバカっぽいので、その対策として導入。
http://sheepman.parfait.ne.jp/?12345678
が
http://sheepman.parfait.ne.jp/
にリダイレクトされる。
Matzにっき復活記念に、「オープンソースエバンジェリストの盲点」の反応リンク集を作成。
『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』を読んでいて前に似たような話題があったなと思い出した。Matz にっきから辿ってリンク集を作ろうとしたら Matz にっきがダウンしていて困っていた。
上の RewriteRule の件でいやな日記を参照しようとしたら同じようにダウンしていて困っていた。こういうことは重なるものだ。
それはそうと「Linux で CUPS を使った共有プリントが上手く出来ない」問題は、プライマリーペルソナを設定してソフトを開発することによって解決できる問題のように思える。
JAM LOG は訪問済みリンクの色を「#333333」に設定している。この色は僕のモニターでは黒色とほとんど同じに見える。訪問済みリンクが地の文と同じ色になってしまう。JAM LOG のリンクにはアンダーラインがないので、どれが訪問済みリンクなのか僕には分からない。
これは #333333 が黒色に見えるモニターがおかしいのかな。
JAM LOG より。フォントが小さい。
こんなのもあった。
日記の内容と関連するかも知れないアマゾンの商品を表示する tDiary のプラグインを作った。すでに同じような amazon_search.rb というプラグインがある。この amazon_search.rb は Amazon Search を利用している。残念なことに Amazon Search は遅い。ので、Amazon Search を利用しない同じようなものを作った。
その日の日記から特徴的な単語を抽出して、Amazon で検索して、 Amazon で XML を XSLT 使って HTML に変換してもらうという、超 Amazon 依存形サービス。
Google AdSense は他のコンテンツターゲット広告と同じページに掲載してはいけない。このプラグインがコンテンツターゲット広告あたるかは良く分からない。けど、最新のページでは、Google AdSense を外しておく。最新のページだと AdSense の精度が悪いし。
簡単なコードのわりにはうまくいっている気がする。連続している適当な長さのアルファベットと漢字とカタカナを抜き出す。そしてランダムに選んで検索しているだけ。漢字とアルファベットを優先。カタカナはどうもうまいこと内容とマッチしない。Amazon の検索エンジンは形態素解析が弱いので名詞や固有名詞をちゃんと入力する必要がある。そのためには上のような単純なやり方がいいみたい。
「まつもとゆきひろ」は検出されなくて、「青木峰郎」は検出されるはず。
ピクミン2の広告で使われている粘土細工はすごくいい味をだしている。あれを全部一人で作ったのか。任天堂はやっぱ人が少ないのか?
メモ。
アラン・クーパー著『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』、読了。参考になった。
Visual Basic の生みの親で、現在は操作デザインの会社を経営している著者が操作デザインに関して書いた本。ノーマンの『誰のためのデザイン?』みたいな内容を期待していると肩透かしをくうことになる。内容はソフトウェア業界の話+開発手法の話。
前半はありきたりなソフトウェア業界の話。操作デザインを考慮しない現在の開発手法がダメとか。プログラマは何もわかってないとか。経営者は何もわかってないとか。デザインに関する本でわざわざソフトウェア業界のこういう話が読みたいわけじゃない。特に読む必要はない。
第9章からの後半が操作デザインの話。著者が提案するペルソナを使った開発手法は以下のようなもの。
重要なものはペルソナ、目標、シナリオ。ソフトを開発する時には典型的なユーザーを想定して仮想的なユーザー「ペルソナ」を設定する。名前、性別、年齢、職業そして顔写真、すべてを設定しておく。実在のユーザーは必ず固有の癖や好みをもっているので抽象的な存在であるペルソナが有効。でたらめにペルソナを設定するわけではない。綿密なインタビューや調査を行なった上で設定する。
例えば、本の中で例として出てきた旅客機のビデオオンデマンドシステムの開発の場合、ペルソナは65歳のコンピュータに詳しくない客、9歳のゲームがしたい客、よく飛行機を利用するビジネスマンがふたり計4人。これに加えてさらに、システムを裏で操作する客室乗務員やらメンテナンスするメカニックやら飛行機のパイロットやらで計6人。あわせて合計10人のペルソナを設定している。
ペルソナの目標を設定する。ペルソナが欲しがる機能ではなく、ペルソナが達成したい目標を設定する。機能よりも目標の方が表現力が高い。
ペルソナが目標を達成しようとするときの典型的なシナリオを書く。日常シナリオと、頻度は高くないけど必須なシナリオ。
さてペルソナを使ったデザインは従来の手法と何が違うか。従来のように「どのような機能を開発するか」を考えるのではない。「どのようなユーザーがどのような目標をどのような場面で達成しようとしているか」を常に想定してデザインすること。それがペルソナを使った操作デザイン。
ある機能をソフトに追加するとき、「この機能を必要とするユーザーはきっとどこかにいるだろう」という考え方では駄目だ。確かにどこかにはいるかもしれない。けど、そのような不定型の「ゴムのユーザー」向けにソフトを作ったのではソフトは首尾一貫したものにはなりえない。
操作デザイナーが特にいい仕事をすると、ユーザーはその存在にまったく気がつかないだろう。第一級のレストランのサービスと同じで、それはさりげないものになるはずだ。
(中略)
多くの視覚的デザイナーたちは、よいデザインはクールだと思っているし、それが事実である場合もあるけれど、でもインターフェイスはどんなにクールでも、少ないほうが優れているのだ。(p369)
訳者の山形氏のあとがきはあまり参考にならなかった。
上の本を読んで思ったこと。
操作デザインの駄目な製品があふれているのは、プログラマたちが何も分かってないからだ。彼らは彼らの好きな風にプログラムしてしまう。結果として製品は普通の人にはむずかしすぎて使えない代物になってしまう。と、クーパー氏は述べている。
でも、ソフトが使いにくいのは作っている奴のせいだというのは単純過ぎる。それじゃ「飛行機が墜落したのは操縦ミスした操縦士のせい」と言うのと同じだ。僕が知りたいのは、なぜ使いにくい製品が作られ続けてしまうかだ。
使いにくい製品を作り続けている企業には、もっと使いやすいものを作れという市場からの圧力がかかるはずだ。でも現実はそうじゃない。
現実には操作デザインが駄目な製品があふれていると、クーパー氏も述べている。まったくその通り。でも、操作デザインが駄目な製品が世の中にあふれているということは、そんな製品が売れているということだ。つまり操作デザインが駄目だろうが消費者は構わず製品を買っている。
消費者が製品を買うときに考慮するのは機能・性能・価格・デザインであって、「使いやすさ」の優先 順位は相対的に非常に低い。
なぜなら、使いにくい製品であっても、まったく使えないわけじゃない。使いにくい製品であってもユーザーががんばれば何とかなる。機能やデザインはユーザーがいくら努力したってどうにかなるもんじゃないけど、使いにくいくらいは我慢すれば済んでしまう。一度使い方を苦労して覚えてしまえばいいことだ。
なぜ使いにくい製品があふれているのか。それは機能やデザインほど使いやすさを消費者が重視していないから。つまり操作デザインは消費者向けマーケットではそれほど金にならない。というのが僕の考え。
操作性が生産性に影響をあたえる企業の現場では操作デザインは非常に重要かもしれない。
たしかにバナナだ。lovefoolより。
やばい。あおきにっき つっこみつきより。
一応。
P2P において第3者から通信内容がわからないように暗号化することは、合法的な P2P でも必要だ。商用の P2P とか。仲間うちだけでデータをやりとりする場合とか。逆をいえば現在のメールシステムがよくこんなの使っているなというレベル。
P2P ソフトがファイルを勝手にキャッシュする機能も、巨大なファイルを分散して提供するためにはあった方がいい。ユーザに任せていては効率的な配送が出来ない。
上の観点からいえばどんなファイルをキャッシュしているかをユーザから隠す機能は必要ない。
中央サーバを持たない P2P だと匿名性を有してしまう。ここでいう匿名性とは最初にデータを P2P ネットワークに提供したのは誰かということ、それと実際に P2P で通信している相手が誰かという2種類ある。リレー形式でファイルを転送する場合、後者の匿名性も存在する。
個々の P2P ソフトがログを残していれば事後的に追跡可能。ただし、ちゃんと管理されている中央サーバと違ってログがいつまでも残っているかはわからない。プロバイダーの通信ログを使えば事後的な追跡はある程度可能。
ハッシュはファイルの同一性を保証する。しかし、ハッシュが違うからといってファイルの中身が違うとは限らない。ファイルの後ろにダミーのデータを付け足しただけの同じ内容のファイルかも知れない。
ファイル名がファイル内容と一致するなど到底保証できない。
中央サーバを持たない P2P ではファイルの削除機能は非常に困難。中央サーバがある場合でも削除と登録のいたちごっこになる可能性がある。
Morg 関連で話題になっていたので検索して調べた。電子メール関連の特許は割とたくさんある。実際のところはクレームを読んでみないと分からないので、ちゃんと読んでから判断して下さい。
なんてのもある。
メモ。
「テーブル背景に配置してその絵のあった場所にダミーの透過画像を その大きさに引き延ばして配置」して、さらに JavaScript で HTML のソースを難読化すればいいかも。
もっと単純に画像のファイル名を一定時間毎に変え続けるという方法もある。
例えば、画像ファイルは HTTP サーバからは見えないディレクトリに置いておいて、その画像には CGI からアクセスする。
http://www.example.com/img/?f=filename&time=20040613
のように、ファイル名と今日の日付を CGI に与えなければ画像にアクセスできないようにする。画像を表示する HTML も当然動的に生成する。まあ JavaScript を使って画像のパスを生成してもいいけど。
押井守著『METHODS』を読んでいる。分からないアニメ制作の専門用語が出てくる。注釈で解説するくらいの手間は掛けてもいいとおもうんだけど。BOOK、密マルチ、ハーモニー処理。ハーモニー処理っていまいちよく分からない。
あと、カットの索引は巻末に欲しかった。何ページにどのカットがあるかよく分からない。
押井氏のファンがこの本に関して「徹底解説」的なページを作っているかなと思って検索してみたけど見つからなかった。
。
noise さんによるレポート。
デジタルカメラを買いました。Konica Minolta DiMAGE X21。Amazon で15,900円なり。 Amazon ギフト券「最大15%還元」+ 1000円還元で、今だと3000円還元。8MB の SD メモリカードが一応付いている。
いいところ。安い。小型軽量。光学3倍ズーム。電源は単三電池2本。1秒で起動。
よくないところ。画素数が200万画素。ファインダーがない。液晶画面のみ。シャッタースピードがマニュアルで設定できない。手ぶれ補正がない。
2ちゃんねるのスレでは X20 の評価の方が相対的に高く、X21 のは低い。
接写(マクロ)が得意らしい。デジタルカメラ大実験。タピオカのあしあと。俺日記.NETでも好評価。
操作性はいい。メニューがわかりやすい。カメラをかまえたままでも露出の補正が可能。
USB Mass Storage 対応のはずが Linux (Vine Linux 2.6, kernel 2.4.22-0vl2.13)から読むことが出来なかった。かわりに SD カードリーダー MCR-SD/U2 を買った。
手ぶれはするときはする。例えば、室内でフラッシュを禁止にするとシャッタースピードが遅くなるので余程気をつけないと手ぶれする。明るさを確保してちゃんとかまえれば、手ぶれはしない。
ズームが遅い。オートフォーカスが遅い。マクロ(接写)のときピントを合わせるのがえらい難しい。
マクロは難しい。ぶれる。ピントもあわせづらい。写真をボケないように撮るって難しいんだなあ。
俺日記.NETより。買ったばかりなのに。まあいいですけどね。気に入ってるし。
はてなダイアリーの中の出来事について、記録するサイトです。いわゆる「ヲチ」を目的にしているわけではありません。黒リストを作りたいわけでもありません。できることならば、良い出来事ばかりを記録していきたい、と思っています。
おお。おお。
ダルタニャン物語の第3部『ブラジュロンヌ子爵』を読みはじめた。最初は若くて血気盛んだったダルタニャンもなんと54歳。でもまだまだ元気だったりする。
室内でももっと簡単に撮影できるようなデジタルカメラが出来てもいいと思う。技術的に難しいのだろうか。今のデジタルカメラは室内だと光をかせぐためにシャッタースピードが遅くなって、その結果ぶれてボケてしまう。写真機というのはそういうもんだと言われると、そうですかと答えるしかないけど。
単行本「マシュマロ通信」第1巻、6月30日に発売。アニメの方もめちゃくちゃおもしろい。
in the airより。コメント欄を議論に適した形にカスタマイズするスタイルシート。すばらしい。を使ってすべてのはてなダイアリーに適用。
line-height には単位を付けない方がいいかも。勝手に将棋トピックスを参照。
たいていの場合コメント欄は読み飛ばしてたけど、今度からはもう少し読むようなるかな。
すぐに思いつくのは、球団を補完性の強い財を生産している企業として考えるというアイディア。球団は相手がいないことには試合および勝利という製品を生産することが出来ない。さらに試合数が限定されているとか、試合以外を生産できないとか色々付け加えればいいのかな。
でもこのモデルはちょっと複雑すぎるかも知れない。
もっと単純に、プロ野球をオークションだと考える。順位をオークションによって手に入れているとする。高い値段をオファーした球団ほど順位が高くなる。ただし、順位の価値は球団によって異なるとする。1位になるとすごく儲かる球団もあれば、1位になってもそれほど儲からない球団もあるとする。例えば球団の関連企業に TV 局がある場合は順位が視聴率に影響して、収益にも影響してくるだろう。
となると、オークションの性質からいってプロ野球の順位はその価値を最大にするような球団に提供される。
実力の拮抗した試合がみたいなら、球団にとっての順位の価値が同じになるような対策を取ればいい。「巨人一人勝ちを経済学で考える」で指摘されているように、「放映権の売却制度を,あらかじめ競争入札制度にし,その収益をプロ野球機構から順位に従って配分する」ことが対策としてはあると思う。
「巨人一人勝ちを経済学で考える」にあるように、巨人の一人勝ちによって結果が予測可能になって、選手のやる気がなくなって、一流選手同士のプレーが見られなくなって、野球の質を低下させるかもしれない。現実がどうかは知らないけど。もし本当だとして本質的に何がその原因になっているかいまいちよく分からない。
市場はどうしてプロ野球という製品を最適の状態で提供することが出来ないのだろうか。
市場に任せていないから最適にならないのか、これが最適なのか、市場に任せていてかつ市場が失敗しているのか。
それぞれの消費者のニーズに合わせた複数の商品を構造上提供できないのがそもそもの原因かな。つまり「水戸黄門みたいに強い球団が必ず勝つ試合を見たいという客」と「どちらが勝つかわからない実力の伯仲した試合を見たいという客」のニーズを同時に満たすことがスポーツの試合では根本的に出来ない。普通の企業ならそれぞれのニーズに合わせた商品を販売するのだろうけど、プロスポーツの場合それは非常に難しい。
となって、どちらのニーズを満たした場合に収益が多くなるかを考えて「水戸黄門みたいに強い球団が必ず勝つ試合を見たいという客」のニーズをプロ野球は満たすことになる。
巨人以外の球団の方から見れば、さらに投資して「実力の伯仲した試合」を提供するよりも「水戸黄門みたいな試合」を提供することに付き合っていた方が、収益が多いということになる。
とはいえ、長期的には試合結果が予測可能になって、選手のやる気がなくなって、一流選手同士のプレーが見られなくなるという弊害がでてくることは避けられない。あまりの実力差に客がシラけてしまうかも知れない。プロ野球自体に興味をなくすかも知れない。球団はなんとしてもそれだけは防ごうとするだろう。
結論。客をシラけさせない程度の対策をこうじることに関しては球団同士で利害の一致を見ることが出来るだろう。その程度の何らかの対策が実行されることは期待できると思う。
佐藤俊樹氏らが言うような日本社会の階層化は起こっていないという話。
単純にいうと、日本では初任給は低く、年齢とともに賃金が上昇する。つまり、若い時の同年齢内での所得格差は小さく、年をとるほど同年齢内での所得格差は大きくなる。そして、日本社会の高齢化とともに、中高年の割合が増えてきている。よって、社会全体で見た所得格差は上昇する。
つまり、所得格差拡大の原因は高齢化だ。階層化ではない。
また実際に所得格差の拡大が起こったのは90年代ではなく、80年代。
若年層、逆転可能な社会に(PDF)
高齢化と平等社会(PDF)
以上、大竹氏の論説へのリンク。
著者は東京大学国際社会科学専攻相関社会科学コース助教授。SSMという大規模社会調査データを統計解析して,見かけの機会均等とは違って日本は実は不平等な階級社会なのだと論じたのが話題を呼んで,ベストセラーになった本であるが,実はかなりトンデモ本に近い。
本書に収録されているエッセイで、佐藤俊樹は事実上、W雇上の世代間再生産の仮説の敗北宣言をしているように見える。今後、このトレンドが続くかどうかは2005年のSSM調査を待たなくてはわからないが、仮にその時点でこのトレンドが出てきても、それは中流階級の崩壊というよりも、W雇上というカテゴリの定義が実情にそぐわなくなったという風に理解した方がよいような気がする。
インストールメモ。
$ tar zxvf sazanami-20040621.tar.bz2 $ cd sazanami-20040621 $ su # cp sazanami-*.ttf /usr/X11R6/lib/X11/fonts/local/
適当なディレクトリにコピー。そして、font.dir ファイルを作る。esemkfontdir.pl を使うと簡単でした。
# cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/local/ # esemkfontdir.pl -ai -sp p -v Sazanami -n -o fonts.dir -f sazanami-.ttf # esemkfontdir.pl -ai -sp p -v Sazanami -n Mincho -o fonts.dir -f sazanami-mincho.ttf
-sp p でフォントの間隔をプロポーショナルに設定。あとはお決まりの、
# xset +fp /usr/X11R6/lib/X11/fonts/local/ # xset fp rehash
sazanami-*.ttf をインストールせずに閲覧だけしたい場合は、ftview (freetype 附属のツール)を使う。
$ ftview ppem sazanami-mincho.ttf
操作方法は、ソースに書いてある。l k で移動というキーバインディング。i o でも可。9 0 でも。
x : fine counter-clockwise rotation c : fine clockwise rotation v : fast counter-clockwise rotation b : fast clockwise rotation + : fast scale up - : fast scale down u : fine scale down j : fine scale up l : go to next glyph k : go to previous glyph o : go to tenth next glyph i : go to tenth previous glyph 0 : go to hundredth next glyph 9 : go to hundredth previous glyph ) : go to 1000th next glyph ( : go to 1000th previous glyph } : go to 10000th next glyph { : go to 10000th previous glyph n : go to next (or last) .ttf file p : go to previous (or first) .ttf file h : toggle hinting B : toggle sbit ESC : exit
連載の存在自体うっかり忘れていた。アンテナに追加。
ダルタニャン物語、第三部の幕開け。第一部よりも第二部の方がおもしろいし、第二部よりも第三部の方がおもしろい気がする。それにしてもダルタニャンは元気過ぎ。
めでたい。
あまりに暑くて「俺はエアコンをいれるぞ! ジョジョォーッ!!」と気合いを入れてリモコンのスイッチを押したら電池が切れていた。リモコンの電池が切れたらエアコンを使うことが出来ないというこの仕様はどうにかならないか。
リモコンの電源を電卓みたいに太陽電池にすれば、電池切れで困ることがなくなると思う。
浮いてます。
コメットさん☆日記とか?「☆」は必須。
E3 のあれね。
広角レンズを使ったちょっとおもしろい写真。広角の効果がよく分かる。
読売新聞の連載記事。とてもいい記事です。
四月十日、東京ベイエリアのホテルで日本産科婦人科学会の記者会見があった。学会はその日の総会で、着床前診断を独断で実施していた神戸市の医師を除名処分にした。除名の理由を説明する学会幹部に、女性記者が質問した。
「着床前診断は生命の選別につながると言われるけれど、出生前診断では、胎児の異常を理由に中絶が行われているんですが……」
会長だった野沢志朗・慶応大教授は大げさに驚いた表情で周囲を見回して言った。
「えっ、そんなことがあるんですか? エビデンス(証拠)を示してもらえますか」
日本に選択的妊娠中絶は存在しない――刑法の堕胎(だたい)罪に触れる行為をする医師はいないという“建前”である。
「不幸な子どもの生まれないために」という運動があった。一九六六年から兵庫県を中心に展開された。当時の金井元彦知事が滋賀県の障害児施設を訪れ、胸を痛めたのがきっかけだった。
七〇年には「不幸な子どもの生まれない対策室」が県庁に設置され、婚前者・夫婦・妊婦への遺伝相談、血液検査、講座の開催などの事業を進めた。県は精神障害者や知的障害者の不妊手術の費用を負担し、七二年からは染色体異常を調べる羊水検査の費用も負担した。自治体が「出生前診断」を推進していたのだ。
主観的には「人々の幸せ」を手助けする事業だった。
以下は森健著『人体改造の世紀』の Web 版へのリンク。
61.112.72.0 〜 61.112.81.255 61.199.41.0 〜 61.199.48.255 219.114.26.0 〜 219.114.41.255 219.160.125.0 〜 219.160.160.255 219.165.1.0 〜 219.165.15.255 220.104.111.0 〜 220.104.150.255 220.97.18.0 〜 220.97.41.255 221.188.9.0 〜 221.188.83.255 221.189.174.0 〜 221.189.181.255 222.146.105.0 〜 222.146.203.255
ざっと調べてみた。
RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^61\.112\.(7[2-9]|8[0-1])\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^61\.199\.4[1-8]\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^219\.114\.(2[6-9]|3[0-9]|4[0-1])\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^219\.160\.1(2[5-9]|[3-5][0-9]|60)\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^219\.165\.([1-9]|1[0-5])\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^220\.104\.1(1[1-9]|[2-4][0-9]|50)\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^220\.97\.(1[8-9]|[2-3][0-9]|4[0-1])\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^221\.188\.(9|(1[0-9]|[2-7][0-9]|8[0-3]))\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^221\.189\.1(7[4-9]|8[0-1])\. [OR] RewriteCond %{REMOTE_ADDR} ^222\.146\.(1(0[5-9]|[1-8][0-9]|9[0-9])|20[0-3])\.
副産物。はじめと終りの数字をあたえると、その間の数字にマッチする正規表現を返す Ruby スクリプト。
# $ ruby reg.rb 1 4 # [1-4] # $ ruby reg.rb 10 43 # (1[0-9]|[2-3][0-9]|4[0-3]) def reg(s, e) raise if s.to_i > e.to_i if s.size == e.size reg_p(s, e) else '(' + reg(s, '9' * s.size) + '|' + reg( '1' + '0' * s.size, e) + ')' end end def reg_p(s, e) s = s.to_s e = e.to_s if s == e s elsif e.size == 1 '[' + s + '-' + e + ']' elsif s[0, 1] == e[0, 1] s[0, 1] + reg(s[1..-1], e[1..-1]) else nines = '9' * (s.size - 1) zeros = '0' * (s.size - 1) if s[0, 1].next == e[0, 1] '(' + reg(s, s[0, 1] + nines) + '|' + reg(e[0, 1] + zeros, e) + ')' else '(' + reg(s, s[0, 1] + nines) + '|' + reg(s[0, 1].next, (e[0, 1].to_i - 1).to_s) + '[0-9]' * (s.size - 1) + '|' + reg(e[0, 1] + zeros, e) + ')' end end end puts reg(ARGV[0], ARGV[1])
Guradian 紙のコラム。昔大阪の高校で英語を教えていたという記者の体験談。
電車よりも車の方がエネルギー効率がいい場合もあるという話。
行かないけどね。
買わないけどね。
毎度のごとくはてな内部でしか盛り上がってないけど。はどうなるんだろう。
はてなダイアリーのユーザーが5万人を超え、ユーザーの増加と多様な価値観の同居を可能とするシステムが必要であると考える
「多様な価値観の同居」というのがよくわからないな。今でもはてなダイアリーではキーワードシステムも含めて多様な価値観が同居しているように見えるけど。
キーワード削除システムによって解決したい目標が漠然としているのでよくわからないけど、色々考えてみた。
Wiki っぽい方法。WikiWikiWeb の に従って各ユーザは同じキーワードを1回しか削除できないし、1回しか復活できないという方法。削除・復活合戦を回避したい時に効果的。
経済学っぽい方法。削除か存続の投票を呼びかけてもみんな投票しないかも知れない。というわけでみんなに投票するインセンティブを与える方法。はてなアンケートと同じように投票者にポイントを与える。ポイントはキーワードの削除を提案したユーザが払う。
投票するインセンティブを与える方法その2。ユーザーが投票しないのは自分が投票しても結果に与える影響がわずかだからだ。だからユーザーの結果に与える影響力を増して投票するインセンティブを与える。投票で削除が存続を上回ったキーワードの内、削除の割合が高く投票数の多い上位10%のキーワードを削除する。こうすればキーワード同士で投票率の競争が起きる。投票率は上昇し、実際に削除の要望の多いキーワードを削除することができる。
経済学っぽい方法2。キーワードをオークションに掛ける。一番高いポイントで落札した人が削除か存続かを決めることができる。ポイントははてなの収入になる。あるいはユニセフに寄付する(ハンマープライスみたいに)。
後編。void GraphicWizardsLair( void ); // より。おもしろすぎる。
いい。
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