クローズアップ現代まで阪神に便乗していた。
コミュニティへの参加および退出はどの程度容易か。困難か。
情報の伝搬、ユーザーのアクセスは集中的か分散的か。掲示板、MLは集中的。Web日記は分散的。テキストサイトは中間?2ちゃんねるは細かい無数のスレッドに分かれてユーザーはアクセスするので、分散的ともいえる。
仲間うちでしか通用しない言葉(ジャーゴン)はどの程度使われているか。
匿名か実名か。
フォーマルか、インフォーマルか。
リアルタイムか、そうでないか。チャット、ネットゲームはリアルタイム。キー入力を減らすために特有の略記法が発達しやすい。
話題から半周遅れのようだけど、テキストサイト界の分からない単語を発端に、ネットコミュニティのジャーゴンについて考えている。
ネットコミュニティというのはそれ自体を観察するのは難しい。けど、ジャーゴン自体は目で見ることができる。観察対象として「コミュニティ」などという定義の難しいものよりかは目で見える分扱いやすいような気がする。
ネット上のジャーゴンは技術用語以外とそれ以外に分かれる。技術用語以外のジャーゴンは、「流行語」あるいは「芸人のギャグ」と似たところがあるように思える。流行り廃りがある。使われ過ぎると飽きられるのが早い。例えば、2ちゃんねるでは「逝ってよし」「オマエモナー」ってもう使われなくなったようだ。「氏ね」は今でも頻繁に使われる。
「流行語」や「芸人のギャグ」と同様、フォーマルな場所では使われない。私家版fj用語集がほとんど技術用語だけであることからも、フォーマルな場所ではジャーゴンはあんまり生まれない。(fjは一応フォーマルな場所だったはず)
ユーザのアクセスが分散的あるいは集中的に関係なくジャーゴンは生まれる。例えば、分散的であると思われる「はうン」コミュニティには多くのジャーゴンが見られる。
ジャーゴンはどのようにしてできて、広まるか。「芸人のギャグ」が流行するのと同じように、多くのアクセスがある場所で使われたものが広まるのか。狭いところである程度の狭い人達の間で使われているものが何かのきっかけで広まるのか。
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