Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > spec/envvars
環境変数
Rubyインタプリタは以下の環境変数を参照します。
- RUBYOPT
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Rubyインタプリタにデフォルトで渡すオプションを指定します。
* sh系 RUBYOPT='-Ke -rkconv' export RUBYOPT * csh系 setenv RUBYOPT '-Ke -rkconv' * MS-DOS系 set RUBYOPT=-Ke -rkconv
- RUBYPATH
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[[unknown:Rubyの起動/-S]] オプション指定時に、環境変数 PATH による Ruby スクリプトの探索に加えて、この環境変数で指定したディレクトリも 探索対象になります。(PATH の値よりも優先します)。
* sh系 RUBYPATH=$HOME/ruby:/opt/ruby export RUBYPATH * csh系 setenv RUBYPATH $HOME/ruby:/opt/ruby * MS-DOS系 set RUBYPATH=%HOME%\ruby:\opt\ruby
- RUBYLIB
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Rubyライブラリの探索パス$:のデフォル ト値の前にこの環境変数の値を付け足します。
* sh系 RUBYLIB=$HOME/ruby/lib:/opt/ruby/lib export RUBYLIB * csh系 setenv RUBYLIB $HOME/ruby/lib:/opt/ruby/lib * MS-DOS系 set RUBYLIB=%HOME%\ruby\lib:\opt\ruby\lib
- RUBYLIB_PREFIX
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この環境変数は DJGPP版、Cygwin版、mswin32版、 mingw32版のrubyでのみ有効です。
この環境変数の値は、path1;path2 あるいは path1 path2 という形式で、 Rubyライブラリの探索パス$:の先頭部分 がpath1にマッチした場合に、これをpath2に置き換えます。 ((-現在の実装ではライブラリのパスの prefix を ruby.exe や ruby.dll のある位置から 相対的に求めるのでこの環境変数の必要性はなくなっています-))
* MS-DOS系 set RUBYLIB_PREFIX=/usr/local/lib/ruby;d:/ruby
- RUBYSHELL
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この環境変数は OS2版、mswin32版、mingw32版のrubyで のみ有効です。
Kernel.#system でコマンドを実行するときに使用するシェル を指定します。この環境変数が省略されていればCOMSPECの値を 使用します。
- PATH
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Kernel.#systemなどでコマンドを実行するときに検索するパスです。 設定されていないとき(nilのとき)は "/usr/local/bin:/usr/ucb:/usr/bin:/bin:." で検索されます。