Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > uriライブラリ > URI::LDAPクラス
class URI::LDAP
クラスの継承リスト: URI::LDAP < URI::Generic < URI < Object < Kernel < BasicObject
Abstract
LDAP URI を表すクラスです。[RFC2255] (Obsoleted by [RFC4510], [RFC4516])。
ldap://<host>/<dn>[?<attrs>[?<scope>[?<filter>[?<extensions>]]]]
特異メソッド
build(ary) -> URI::LDAP
build(hash) -> URI::LDAP
-
引数で与えられた URI 構成要素から URI::LDAP オブジェクトを生成します。 引数の正当性を検査します。
- [PARAM] ary:
-
構成要素を表す配列を与えます。要素は次の順です。
[:host, :port, :dn, :attributes, :scope, :filter, :extensions]
- [PARAM] hash:
-
構成要素を表すハッシュを与えます。ハッシュのキーは
:host, :port, :dn, :attributes, :scope, :filter, :extensions
のいずれかです。 - [EXCEPTION] URI::InvalidComponentError:
- 各要素が適合しない場合に発生します。
例:
p URI::LDAP.build(["example.com", "1", "/a", "b", "c", "d", "e=f"]).to_s #=> "ldap://example.com:1/a?b?c?d?e=f"
new(scheme, userinfo, host, port, registry, path, opaque, query, fragment, arg_check = false) -> URI::LDAP
-
汎用的な構成要素から URI::LDAP オブジェクトを生成します。 build と異なり、デフォルトでは引数の正当性を検査しません。
- [PARAM] scheme:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] userinfo:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] host:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] port:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] registry:
- nil を与えます。
- [PARAM] path:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] opaque:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] query:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] fragment:
- 構成要素を表す文字列を与えます。
- [PARAM] arg_check:
- 真が与えられた場合は、各引数が字句規則に適合しているか否かを検査します。適合しない場合は例外 URI::InvalidComponentError が起ります。
- [EXCEPTION] URI::InvalidURIError:
- use_registry が偽のとき、registry が与えられると発生します。
- [EXCEPTION] URI::InvalidComponentError:
- 各要素が適合しない場合に発生します。
インスタンスメソッド
attributes -> String
-
自身の Attribute を文字列で返します。
attributes=(s)
-
自身の Attribute を文字列で設定します。
- [PARAM] s:
- 自身の Attribute を文字列で設定します。
dn -> String
-
自身の Distinguished Name を文字列で返します。
dn=(s)
-
自身の Distinguished Name を文字列で設定します。
- [PARAM] s:
- 自身の Distinguished Name を文字列で指定します。
extensions -> String
-
自身の extensions を文字列で返します。
extensions=(s)
-
自身の extensions を文字列で設定します。
- [PARAM] s:
- 自身の extensions を文字列で設定します。
filter -> String
-
自身の filter を文字列で返します。
filter=(s)
-
自身の filter を文字列で設定します。
- [PARAM] s:
- 自身の filter を文字列で設定します。
scope -> String
-
自身の Scope を文字列で返します。
scope=(s)
-
自身の Scope を文字列で設定します。
- [PARAM] s:
- 自身の Scope を文字列で設定します。