Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::SSLモジュール

module OpenSSL::SSL

クラスの継承リスト: OpenSSL::SSL

Abstract

*[[c:OpenSSL::SSL::SSLContext]]
*[[c:OpenSSL::SSL::SSLServer]]
*[[c:OpenSSL::SSL::SSLSocket]]

定数

OP_ALL
OP_CIPHER_SERVER_PREFERENCE
OP_EPHEMERAL_RSA
OP_NETSCAPE_CA_DN_BUG
OP_NETSCAPE_DEMO_CIPHER_CHANGE_BUG
OP_NO_SESSION_RESUMPTION_ON_RENEGOTIATION
OP_NO_SSLv2
OP_NO_SSLv3
OP_NO_TLSv1
OP_PKCS1_CHECK_1
OP_PKCS1_CHECK_2
OP_SINGLE_DH_USE
OP_TLS_ROLLBACK_BUG

OpenSSL::SSL::SSLContext#options= に指定できるもの。

VERIFY_CLIENT_ONCE

OpenSSL::SSL::SSLContext#verify_mode= に指定できるもの。サーバーモードであるかクライアントモードであるかによって意味がことなります。

サーバーモード: 最初の TLS/SSL ハンドシェイクの時だけクライアントに証明書を要求します。このフラグは VERIFY_PEER フラグとともに使われなければなりません。

クライアントモード: 無視されます。

VERIFY_FAIL_IF_NO_PEER_CERT

OpenSSL::SSL::SSLContext#verify_mode= に指定できるもの。サーバーモードであるかクライアントモードであるかによって意味がことなります。

サーバーモード: クライアントが証明書を返さない場合に TLS/SSL ハンドシェイクを即座に終了させます。このフラグは VERIFY_PEER フラグとともに使われなければなりません。

クライアントモード: 無視されます。

VERIFY_NONE

OpenSSL::SSL::SSLContext#verify_mode= に指定できるもの。サーバーモードであるかクライアントモードであるかによって意味がことなります。

サーバーモード: クライアントに証明書を要求しません。

クライアントモード: anonymous cipher を用いない場合にサーバーは証明書を送ってきます。TLS/SSL ハンドシェイクの結果は SSL_get_verify_result を使ってチェックできます。証明書の検証の結果によらずハンドシェイクは継続します。

VERIFY_PEER

OpenSSL::SSL::SSLContext#verify_mode= に指定できるもの。サーバーモードであるかクライアントモードであるかによって意味がことなります。

サーバーモード: サーバーはクライアントに証明書を要求します。送られてきた証明書は検証されます。検証が失敗した場合、TLS/SSL ハンドシェイクを即座に終了させます。

クライアントモード: サーバーの証明書を検証します。検証が失敗した場合、TLS/SSL ハンドシェイクを即座に終了させます。サーバーが証明書を返さずに、anonymous cipher を用いる場合、VERIFY_PEER は無視されます。

Methods

Classes