Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > 組み込みライブラリ > File::Constantsモジュール
module File::Constants
クラスの継承リスト: File::Constants
Abstract
定数
APPEND-
追記モードでファイルを開くときに指定します。 File.openで使用します。
BINARY-
ファイルをバイナリとして開きます。 open(2) で O_BINARYが指定できる場合に使えます。 File.openで使用します。
CREAT-
ファイルがなければ作成するよう指定します。 File.openで使用します。
EXCL-
CREATと併用し、もしファイルが既にある場合には失敗します。 File.openで使用します。
FNM_CASEFOLD-
アルファベットの大小文字を区別せずにパターンマッチを行います。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。
FNM_DOTMATCH-
ワイルドカード `*', `?', `[]' が先頭の `.' にマッチするようになります。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。
1.8.0以前では、FNM_DOTMATCHという名前でした。
FNM_NOESCAPE-
エスケープ文字 `\' を普通の文字とみなします。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。
FNM_PATHNAME-
ワイルドカード `*', `?', `[]' が `/' にマッチしなくなります。 シェルのパターンマッチにはこのフラグが使用されています。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。
FNM_SYSCASE-
case hold なファイルシステムの場合、FNM_CASEFOLD の値になり、そうでなければゼロの値になります。 File.fnmatch, Dir.globで使用します。
LOCK_EX-
排他ロック。同時にはただひとつのプロセスだけがロックを保持できます。 File#flock で使用します。
LOCK_NB-
ロックの際にブロックしない。他の指定と or することで指定します。 File#flock で使用します。
LOCK_SH-
共有ロック。複数のプロセスが同時にロックを共有できます。 File#flock で使用します。
LOCK_UN-
アンロック。File#flock で使用します。
NOCTTY-
自身がTTY制御しないようにTTYを開きます。 File.openで使用します。
NONBLOCK-
ファイルが利用可能じゃなくてもブロックしません。 File.openで使用します。
RDONLY-
読み込みのみのモードでファイルを開くときに指定します。 File.openで使用します。
RDWR-
読み書き両方のモードでファイルを開くときに指定します。 File.openで使用します。
SYNC-
ファイルを同期モードで開きます。 open(2) で O_SYNCが指定できる場合に使えます。 File.openで使用します。
TRUNC-
もしファイルが存在するなら、中身を抹消してサイズをゼロにします。 File.openで使用します。
WRONLY-
書き込みのみのモードでファイルを開くときに指定します。 File.openで使用します。