Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::PKCS7::PKCS7クラス

class OpenSSL::PKCS7::PKCS7

クラスの継承リスト: OpenSSL::PKCS7::PKCS7 < Object < Kernel < BasicObject

Abstract

注意

OpenSSL::PKCS7 も参照してください。read_smime, write_smime, sign そして encrypt は OpenSSL::PKCS7 モジュールのモジュールメソッドとして定義されています。

PKCS #7 は暗号技術とともに用いられるデータのフォーマットの仕様です。 データやそれに対する署名、証明した日時など任意の属性を含むことができ、S/MIME などに使用されています。 [[unknown:rfc:2315]]

特異メソッド

new
new(str)
new(io)

PKCS7 オブジェクトを生成します。

インスタンスメソッド

add_certificate
add_crl(s)

CRL に加えます。

add_data(data)

署名の対象となるデータに data を加えます。

add_recipient
add_signer(singer)

署名者を加えます。

certificates
certificates=(certificates)

署名に付ける証明書を指定します。

cipher=(cipher)

使用する暗号アルゴリズムを指定します。

crls
crls=(s)

CRL を返します。

data
data=(data)

署名の対象となるデータを返します。

decrypt(pkey, cert, flags = 0)

復号化します。

detached
detached=(bool)

平文に署名を付ける形式(multipart/signed)かどうかを表します。 type では :signed にあたります。

detached?

実際に署名されていてかつ平文に署名を付ける形式(multipart/signed)かどうかを返します。

error_string
error_string=
recipients
signers

メッセージの署名者 OpenSSL::PKCS7::Signer オブジェクトの配列を返します。

to_der

DER 形式に変換します。

to_pem
to_s

PEM 形式に変換します。

type
type=(type)

タイプを Symbol オブジェクトで返します。次のうちのいずれかの値をとります。

:signed, :encrypted, :enveloped, :signedAndEnveloped, :data

verify(certs, store, indata = nil, flags = 0)

署名を検証します。

Methods

Classes