Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library zlib
library zlib
要約
zlib を Ruby から使うための拡張ライブラリです。 gzip ファイルの読み書きもサポートします。
参考
- 標準添付ライブラリ紹介 【第 11 回】zlib
- see also:
-
[[unknown:ruby-src:ext/zlib/doc/zlib.rd]]
クラスとモジュール
module Zlib | zlib ライブラリに含まれている雑多な機能を提供するモジュール。 各モジュール関数の詳細は zlib.h を参照して下さい。 |
class Zlib::Deflate | 入力データを圧縮するストリームのクラスです。 |
class Zlib::GzipFile | gzip 形式の圧縮ファイルを扱う抽象クラス。 具体的な読み込み/書き込み操作は、それぞれサブクラスの Zlib::GzipReader, Zlib::GzipWriter で定義されています。 |
class Zlib::GzipReader | gzip 形式の圧縮ファイルを読み込むラッパークラスです。 IO クラスのインスタンス (又は IO クラスのインスタンスと同じメソッドを 持つオブジェクト) と関連付けて使用します。 |
class Zlib::GzipWriter | gzip 形式の圧縮ファイルを書き出すラッパークラスです。 IO クラスのインスタンス (又は IO クラスのインスタンスと同じメソッドを 持つオブジェクト) と関連付けて使用します。 |
class Zlib::Inflate | 入力データを展開するストリームのクラス。Zlib::Deflate と違い、 このクラスのインスタンスを複製 (clone, dup) することはできません。 |
class Zlib::ZStream | 圧縮データを扱うストリームを表す抽象クラスです。 具体的な圧縮/展開の操作は、それぞれサブクラスの Zlib::Deflate, Zlib::Inflate で定義されています。 |
例外クラス
class Zlib::Error | ライブラリ zlib の発行する全ての例外のスーパークラスです。 |
class Zlib::GzipFile::Error | gzip ファイルを処理している間にエラーが生じた時に発生する全ての例外の スーパークラスです。 |
class Zlib::GzipFile::NoFooter | gzip ファイルにフッターが無い時に発生します。 |
class Zlib::GzipFile::CRCError | フッターに記録されている CRC 値と実際に展開したデータの CRC 値が 異なる時に発生します。 |
class Zlib::GzipFile::LengthError | フッターに記録されているデータ長と実際に展開したデータの 長さが異なる時に発生します。 |