Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > rubygems/validatorライブラリ > Gem::Validatorクラス

class Gem::Validator

クラスの継承リスト: Gem::Validator < Object < Kernel < BasicObject

Abstract

様々な Gem ファイルや Gem データベースを懸賞するためのクラスです。

インスタンスメソッド

alien -> [Gem::Validator.ErrorData]

Gem ディレクトリ内に存在するかもしれない以下のような問題を検証します。

  • Gem パッケージのチェックサムが正しいこと
  • それぞれの Gem に含まれるそれぞれのファイルがインストールされたバージョンであることの一貫性
  • Gem ディレクトリに関係の無いファイルが存在しないこと
  • キャッシュ、スペック、ディレクトリがそれぞれ一つずつ存在すること

このメソッドは検証に失敗しても例外を発生させません。

remove_leading_dot_dir(path) -> String

与えられたパスの先頭のドットを取り除いた文字列を返します。

unit_test(gem_spec)

与えられた Gem スペックにしたがってユニットテストを実行します。

[PARAM] gem_spec:
Gem::Specification のインスタンスを指定します。
verify_gem(gem_data) -> ()

与えられた Gem ファイルの内容の MD5 チェックサムを検証します。

[PARAM] gem_data:
Gem ファイルの内容を文字列で指定します。
[EXCEPTION] Gem::VerificationError:
空の Gem ファイルを指定した場合に発生します。
[EXCEPTION] Gem::VerificationError:
MD5 チェックサムが不正である場合に発生します。
verify_gem_file(gem_path) -> ()

与えられた Gem ファイルのパスを使用して MD5 チェックサムを検証します。

[PARAM] gem_path:
Gem ファイルのパスを指定します。
[EXCEPTION] Gem::VerificationError:
Gem ファイルが見つからなかった場合に発生します。

定数

ErrorData

エラー情報を記録するための構造体です。 以下の属性を持っています。

  • path
  • problem

Methods

Classes