Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > opensslライブラリ > OpenSSL::PKey::DSAクラス

class OpenSSL::PKey::DSA

クラスの継承リスト: OpenSSL::PKey::DSA < OpenSSL::PKey::PKey < Object < Kernel < BasicObject

Abstract

以下は、data に署名し、署名をもとに data を検証する簡単な例です。 

require "openssl"
dsa512 = OpenSSL::PKey::DSA.new(512)
dss1 = OpenSSL::Digest::DSS1.new
data = 'hoge'
sign = dsa512.sign(dss1, data)
p dsa512.verify(dss1, sign, data)

特異メソッド

generate(size)
new(size)

DSA オブジェクトを生成します。size は鍵長です。

new
new(str)
new(io)

DSA オブジェクトを生成します。

インスタンスメソッド

export
to_pem
to_s

PEM 形式に変換して返します。

g
g=(g)
p
p=(p)
priv_key
priv_key=(private_key)
パラメータ。
private?

秘密鍵をもっている場合に true を返します。

pub_key
pub_key=(public_key)
public?

公開鍵をもっている場合に true を返します。

public_key

公開鍵を返します。

q
q=(q)
sign(digest, data)

data に関して digest を使って署名を作成して文字列として返します。 digest は OpenSSL::PKey::DSS1 のインスタンスです。

to_der

DER 形式にして返します。

to_text

人間が読める形式にして返します。

verify(digest, sign, data)

digest には DSA の性質から OpenSSL::PKey::DSS1 のインスタンスのみ受け付けます。他は 例外 OpenSSL::PKey::PKeyError を投げます。

Methods

Classes