Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > dateライブラリ > DateTimeクラス

class DateTime

クラスの継承リスト: DateTime < Date < Comparable < Object < Kernel < BasicObject

Abstract

日付だけでなく時刻も扱える Date のサブクラスです。

簡単なつかいかた

require 'date'

a = DateTime.new(1993, 2, 24, 12, 30, 45)
b = DateTime.parse('1993-02-24T12:30:45')
b += 10

b - a            #=> 10
b.year           #=> 1993
b.strftime('%a') #=> "Sat"

yesterday = DateTime.now - 1

特異メソッド

civil(year = -4712, mon = 1, mday = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, offset = 0, start = Date::ITALY) -> DateTime
new(year = -4712, mon = 1, mday = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, offset = 0, start = Date::ITALY) -> DateTime

暦日付に相当する日時オブジェクトを生成します。

時差の単位は日です。 1.8.6 以降では、"+0900" のような時差をあらわす文字列もつかえます。

[PARAM] year:
[PARAM] mon:
[PARAM] mday:
[PARAM] hour:
[PARAM] min:
[PARAM] sec:
[PARAM] offset:
時差
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
[EXCEPTION] ArgumentError:
正しくない日時
commercial(cwyear = -4712, cweek = 1, cwday = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, offset = 0, start = Date::ITALY) -> DateTime

暦週日付に相当する日時オブジェクトを生成します。

DateTime.new も参照してください。

[PARAM] cwyear:
[PARAM] cweek:
[PARAM] cwday:
週の日 (曜日)
[PARAM] hour:
[PARAM] min:
[PARAM] sec:
[PARAM] offset:
時差
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
[EXCEPTION] ArgumentError:
正しくない日時
httpdate(str = 'Mon, 01 Jan -4712 00:00:00 GMT', start = Date::ITALY) -> DateTime

[RFC2616] で定められた書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

DateTime._httpdate も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
iso8601(str = '-4712-01-01T00:00:00+00:00', start = Date::ITALY) -> DateTime

いくつかの代表的な [[ISO:8601]] 書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列

DateTime._iso8601 も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
jd(jd = 0, hour = 0, min = 0, sec = 0, offset = 0, start = Date::ITALY) -> DateTime

ユリウス日に相当する日時オブジェクトを生成します。

DateTime.new も参照してください。

[PARAM] jd:
ユリウス日
[PARAM] hour:
[PARAM] min:
[PARAM] sec:
[PARAM] offset:
時差
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
[EXCEPTION] ArgumentError:
正しくない日時
jisx0301(str = '-4712-01-01T00:00:00+00:00', start = Date::ITALY) -> DateTime

いくつかの代表的な [[JIS:X 0301]] 書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

DateTime._jisx0301 も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
now(start = Date::ITALY) -> DateTime

現在の時刻に相当する日時オブジェクトを生成します。

[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
ordinal(year = -4712, yday = 1, hour = 0, min = 0, sec = 0, offset = 0, start = Date::ITALY) -> DateTime

年日付に相当する日時オブジェクトを生成します。

DateTime.new も参照してください。

[PARAM] year:
[PARAM] yday:
年の日
[PARAM] hour:
[PARAM] min:
[PARAM] sec:
[PARAM] offset:
時差
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
[EXCEPTION] ArgumentError:
正しくない日時
rfc2822(str = 'Mon, 1 Jan -4712 00:00:00 +0000', start = Date::ITALY) -> DateTime
rfc822(str = 'Mon, 1 Jan -4712 00:00:00 +0000', start = Date::ITALY) -> DateTime

[RFC2822] で定められた書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

DateTime._rfc2822 も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
rfc3339(str = '-4712-01-01T00:00:00+00:00', start = Date::ITALY) -> DateTime

[RFC3339] 書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

DateTime._rfc3339 も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
today(start = Date::ITALY) -> Date

このクラスでは利用できません。

DateTime.now を参照してください。

[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日
xmlschema(str = '-4712-01-01T00:00:00+00:00', start = Date::ITALY) -> DateTime

XML Schema による書式の日付を解析し、 その情報に基づいて日付オブジェクトを生成します。

DateTime._xmlschema も参照してください。

[PARAM] str:
日付をあらわす文字列
[PARAM] start:
グレゴリオ暦をつかい始めた日をあらわすユリウス日

インスタンスメソッド

hour -> Integer

時間を返します (0-23)。

iso8601(n = 0) -> String
rfc3339(n = 0) -> String
xmlschema(n = 0) -> String

[[ISO:8601]] 書式の文字列を返します (XML Schema の dateTime 相当)。 省略可能な引数により、印字する秒の小数点以下の桁数を与えることができます。

[PARAM] n:
小数点以下の桁数
jisx0301(n = 0) -> String

[[JIS:X 0301]] 書式の文字列を返します。 省略可能な引数により、印字する秒の小数点以下の桁数を与えることができます。

[PARAM] n:
小数点以下の桁数
min -> Integer

分を返します (0-59)。

new_offset(offset = 0) -> DateTime

self を複製して、その時差を設定しなおします。 引数を省略した場合は、零 (協定世界時) になります。

DateTime.new も参照してください。

[PARAM] offset:
時差
offset -> Rational

時差を返します。

sec -> Integer

秒を返します (0-59)。

zone -> String

タイムゾーンを返します。

これは、正確には時差をあらわす文字列です。

Methods

Classes