Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library rubygems/custom_require

library rubygems/custom_require

要約

Kernel#require を再定義するためのライブラリです。

Ruby1.9 以前で使用しています。

同時にrequireされるライブラリ

rubygems

RubyGems を扱うためのクラスやモジュールが定義されているライブラリです。

rubygems/builder

Gem::Specification のインスタンスから Gem パッケージを作成するためのライブラリです。

rubygems/defaults

RubyGems ライブラリで使用するデフォルト値を返すメソッドを定義したライブラリです。

rubygems/defaults/operating_system

(uninitialized)

rubygems/dependency

Gem の依存関係を管理するためのライブラリです。

rubygems/digest/sha2

Digest::SHA256 をラップするためのライブラリです。

rubygems/exceptions

RubyGems で使用する例外クラスを定義したライブラリです。

rubygems/gem_path_searcher

Gem パッケージに含まれているファイルのうちロード可能なものを検索するためのライブラリです。

rubygems/platform

選択した Gem のインストールを実行できるプラットフォームのリストを扱うライブラリです。

rubygems/remote_fetcher

リモートソースから Gem パッケージや Gem パッケージの情報を取得するためのライブラリです。

rubygems/requirement

Gem パッケージのバージョンに関する必須条件を扱うためのライブラリです。

rubygems/source_index

個々のソースから取得した全ての有効な Gem パッケージをインデックス化するためのライブラリです。

rubygems/source_info_cache

個々の Gem パッケージのインデックス情報のコピーを保存するためのライブラリです。

rubygems/source_info_cache_entry

Gem::SourceInfoCache が持つエントリを表すためのライブラリです。

rubygems/spec_fetcher

リモートリポジトリから Gem のメタデータを取得して更新するためのライブラリです。

rubygems/specification

Gem パッケージのメタデータを扱うためのライブラリです。

rubygems/user_interaction

ユーザとのやりとりを行うライブラリです。

rubygems/version

Gem パッケージのバージョンを扱うためのライブラリです。

追加・再定義されるメソッド

Kernel#require(path) -> bool [added by rubygems/custom_require]

RubyGems を require すると、Kernel#require が Gem を 要求されたときにロードするように置き換えます。

再定義された Kernel#require を呼び出すと以下の事を行います。 Ruby のロードパスに存在するライブラリを指定した場合はそのままロードします。 そうではなく、インストールされた Gem ファイルの中から見つかった場合は、 その Gem をロードパスに登録します。

[PARAM] path:
ロードしたいライブラリの名前を指定します。
[RETURN]
既にロードされているライブラリを再度ロードしようとした場合は false を返します。 そうでない場合は true を返します。

Classes

Sublibraries