「構造改革」「規制緩和」を標ぼうした内閣の下で、こんな露骨な利益誘導型の法案が成立してしまったのが、何とも言えない感じでした。自民党の支持基盤を考えれば、成立して当然なんですが。毎年1兆円をばらまいて、「統計指標の動向等から判断すると、中心市街地の活性化が図られていると認められる市町は少ない」と評価されていた方が、規制よりも補助金の方が経済活動をゆがめないという意味において、まだましだった気がします。
一旦こうした法律を作っちゃうと、既得権益と化して、廃止するのに非常に時間が掛かります。現に大店法はつい最近まで廃止されなかったわけですし。再販制などはいつになったら廃止されるかわかりません。
ちなみに大店法は橋本内閣の下で廃止されました。「経済構造改革」を標ぼうした内閣で大店法が廃止されて、「構造改革」を標ぼうした内閣で違う形で復活するというのは皮肉としか言いようがありません。しかも、同じ自民党政権で。
補助金による直接的な所得移転の方が、経済活動の効率性を損なわないので、利益誘導型の規制よりも優れています。しかし、民主主義においては、直接的な補助金は受けが悪く、法が利益誘導の手段として用いられてしまいます。この点に関して民主主義は非効率的な制度だといえます。同じ利益誘導を行うなら、もっと効率的に行えば良いのに。
iPod では曲を消すということが出来ません。消したい時は、iTunes 側で操作する必要があります。しかし、iPod からでも各曲のマイレートは変更することができるので、これを利用して iPod から曲を消すことができます。
iPod + iTunes のスマートプレイリストを使って、自分の好みの曲とあまり聞いていない曲をいい感じの割合で流してくれるラジオ局のようなものをつくろう、という話。
で、この「Station」を iPod と同期するリストとして選択します。こうすると、マイレート4以上でも同じ曲が頻繁に繰り返されることはなく、再生回数が少ない曲もある程度の割合で流されることになります。おすすめ。
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