今後は「緊急性・重要性が高い問題を課題とし、結論はすぐに出ないかもしれないが早期から検討を始める」という。
具体的には、HDD型録音機器の普及に応じた「私的録音録画補償金制度」の改正や、書籍・雑誌の貸与権に伴った「公共貸与権」などである。
(中略)
粘り強く改正を進める意思を示した。
何を言ってんですかね、この人は。まだ何も決まっていない段階で「私的録音録画補償金制度」「公共貸与権」が規定路線であるかのように言うのは問題がある。
それに何が重要案件であるかも議論の対象だと思うんだけど。関係団体からの著作権法改正要望143項目に「公共貸与権」は含まれていない。にもかかわらず「公共貸与権」関連が「緊急性・重要性が高い」と吉川氏が判断した根拠はなんなんだろう。関係団体からの要望さえないものがどうして「緊急性・重要性が高い問題」なんだろう。
最近のコメント