脳ざらし紀行


2004-11-28

_ [著作権] 「著作権法改正は“大技”ではなく“中技”で着々と」文化庁吉川氏

今後は「緊急性・重要性が高い問題を課題とし、結論はすぐに出ないかもしれないが早期から検討を始める」という。

具体的には、HDD型録音機器の普及に応じた「私的録音録画補償金制度」の改正や、書籍・雑誌の貸与権に伴った「公共貸与権」などである。

(中略)

粘り強く改正を進める意思を示した。

何を言ってんですかね、この人は。まだ何も決まっていない段階で「私的録音録画補償金制度」「公共貸与権」が規定路線であるかのように言うのは問題がある。

それに何が重要案件であるかも議論の対象だと思うんだけど。関係団体からの著作権法改正要望143項目に「公共貸与権」は含まれていない。にもかかわらず「公共貸与権」関連が「緊急性・重要性が高い」と吉川氏が判断した根拠はなんなんだろう。関係団体からの要望さえないものがどうして「緊急性・重要性が高い問題」なんだろう。

お名前:
E-mail:
コメント:
本日のリンク元

最近のコメント

2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|04|05|
2011|04|
2012|03|07|
2013|01|02|07|
トップ «前の日記(2004-11-27) 最新 次の日記(2004-11-29)» 編集