Economist 誌の記事。スーダンが国連人権委員会のメンバーに再選された。スーダン政府が行なっているダルフールでの残虐行為にもかかわらず。
CD-R の読み取り面じゃなくて印刷している方にコインで傷をつけてガムテープを張って剥すとおもしろいように取れた。こんなメディアじゃ100年持たないだろうと思った。
下手をするとゴミが散らばるので、結構コツがいる。CD-R の壊し方。
Google の IPO は一部オランダ式オークションで行なわれるそうです。セリ下げともいいます。「ついにGoogleがIPO、その先に待つものは……」を参照。オランダ式オークションとは値段を高い方から下げていき、最初に「買う」と宣言した買い手が買えるという方式のオークションです。
もともとオランダでチューリップの球根をセルのに使われていた方式です。現在の日本の花卉卸売市場(お花の卸売市場)でもオランダ式オークションによりセリが行なわれています。で、オランダ由来の伝統かと思って調べてみたら、どうやら違うようです。セリシステムの自動化にともなって導入されたそうです。
同時に、日本の商慣習に反する「セリ下げ」を敢えて採用した。高い値段からセリ下げ、最も早く端末機のボタンを押した人がセリ落とす。これによって不公平や間違いをなくし、セリ時間は大幅に短縮され、取引量が大幅に拡大したのである。
と思ったらやっぱりオランダ由来でした。
NKKとの共同開発で作ったこのシステムで、生産性が6倍になったと言う。ここの取り引きはオランダのアルスメール市場に範をとり、「セリ下げ」方式。たとえば、半円形ディスプレーの百本の目盛がすべて点灯している状態を「1本あたり100円」とすれば、買い手が出るまで目盛は1本づつ光を落としてゆく。取引が成立すれば、セリ値とロット本数が個々の買い手のキーからホストコンピュータ経由で合計されて出てくる。販売本数の余りは「マリ」と表示され、取り引きを促す。しかし、それでも売れ残った花は、また「セリ下げ」方式で取引が開始される。
日本のセリは食肉を代表にして「セリ上げ」方式が一般的だから、「はじめはこの方式でうまくいくか」不安で不安でしょうがなかったらしい。しかし、この方式は時間の節約にもなるので、新鮮さが勝負の花の場合はずっと合理的であることがわかり、皆一安心。
経済学には Auction を研究する分野があります。
そろそろAuction理論について語ろうか(いちごびびえす)
An Introduction to Game Theory
4つのタイプのオークションすべてで売手の期待価格が同一になることを証明し、収入同値定理を確立した。また、オークションで取引された物件は、それに対して最も高い価値を付けたプレイヤーの手に渡るので、オークションの結果はすべてパレート最適である。
NYTimes の記事。Google's "Winner's Curse" も。
Slashdot vs 2ch 。なんとも言えない味わいがありますね。
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