Web日記といえばさるさる日記なのか。ああ、なんか一気に年寄りになった気分だ。
いやね、年寄りの繰り言を言わしてもらえばですね。あたしの若い頃は日記といえば、日記猿人(現日記才人)だったわけですよ。ばうわうさんがCMを批評したり、Shiroさんがワイハで日記を書いていたり、それを読んだどこかの大学生が「そうかプログラミングをするにはUNIXか」と Linuxを使いはじめたり。
ちはるさんが多次元で尺度を構成していたし、はせぴさんは自分を更新し続けて、大森さんはSFマガジンでカリフォルニア大学のオタクサークルのホームページの話を書いていたし、風野さんはサイコドクターだったり、なぜかSFマガジンで書いていたり、赤尾さん(日記学会がいつのまにかウェブログ学会になっている)はゲームのことばかりを書いていて、それに影響されたどこかの大学生がゲームのことばかりを書く日記をはじめたり。
愛蔵太さんがReadMe批評をはじめたら、しばらくして愛蔵太さんのReadMe批評を批評するページが出来たり。
ABC(クソゲーハンター)さんが A-prompt で侍魂の原型のとなるフォント芸を披露していたり、ある大学生がエロ画像を探していてぁゃιぃにたどり着いたり。ぁゃιぃ周辺から2ちゃんねるが生まれたり。
もちろんLinux、*BSD方面にもこれとは別の日記の流れがあるわけです。そっちの方はあまり知りませんが。
人のいるところには当然色々あったわけです。(上の記述は時系列バラバラです。)
でね、風野さんが1998年4月17日の日記で
あまたある日記を眺めていて閉口するのは、意味不明でひとりよがりな日記が多いこと。私的な、あるいは仲間内だけに通じるような日記が非常に多い。これでは読む気になれない。日記者の中でコミュニティが形成されていて、他にさまざまの人の日記も読まないと意味が通じないようなものまであるが、こういうのもどうかと思うなあ。日記ってのはもともと私的なものではあるのだが、ウェブ日記の場合は一般に公開しているものだから、不特定多数の読者を意識するのは当然だと思うのだが。
と書いています。少なくともこの頃からリンクによる参照が活発に行なわれていたんです。すべての日記がそうだとは言いませんが。
第一世代、第二世代という括りは僕にはよく分かりません。僕にとってはWeb日記ははじめからリンクして参照しあうものだったんです。そこらへんの雰囲気は言うても伝わらないですかねえ。
というかここらへんはWeb日記学会がネットの社会史としてまとめないといけないところなのでは。
こんな昔話を書いてもアレなだけですし、僕はこの「ムーブメント」の片隅にいた傍観者に過ぎなかったけど、去っていった老兵たちに酬いるためにも書かせてもらいました。こんな感じでどうですか。
「これからは Weblog だ」と言い切っちゃっても良いような気もします。その方がWeb日記学会改めウェブログ学会の活動もはかどるかも知れません。世の中言うたもん勝ちです。正確なネットの歴史はそれこそ学者さんに任せて、僕たちは流れにのって進んでいくだけです。
And the band played on.
616: 走る名無しさん 2003/04/18(Fri) 01:13 >>613 貨幣なんてない、と想像してごらん やってみれば簡単なこと ぼくの欲しいものときみの欲しいものを交換するだけさ 想像してごらん、世界の人達が 取り引き相手を探すのに一生を費すのを… 金融政策などない、と想像してごらん やってみれば簡単なこと ハイパーインフレが起こったり大恐慌が起こったりもするけど いずれまた元に戻るのは間違いない 想像してごらん、世界の人達が その前にみんな死んでしまうのを…
うまい。いちごびびえすより。
ファイト!!
− Haskell 版 main :: IO () main = print (tarai 12 6 0) tarai :: Int -> Int -> Int -> Int tarai x y z | x <= y = y | otherwise = tarai (tarai (x-1) y z) (tarai (y-1) z x) (tarai (z-1) x y)
# Ruby 版 def tarai( x, y, z ) if x.call <= y.call then y.call else tarai(proc{ tarai(proc{x.call-1}, y, z) }, proc{ tarai(proc{y.call-1}, z, x) }, proc{ tarai(proc{z.call-1}, x, y) }) end end puts tarai(proc{12}, proc{6}, proc{0})
% time runhugs tak.hs runhugs tak.hs 0.19s user 0.02s system 100% cpu 0.209 total % time ruby tak.rb ruby tak.rb 0.04s user 0.00s system 108% cpu 0.037 total
余裕で Ruby の勝利。青木さんの日記を読んでからずっと考えていた。今日やっと理解した。これでHaskellを勉強する必要はなくなった(笑)。
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