総務省による、地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査結果が発表された。以前から総務省は、地デジへの移行がなかなか進まないのは、認知度が足りないせいであるとして、アピール策を強化した。草なぎ剛がしつこいぐらいにあっちこっち地デジと言って回っているのは、そのためである。
しかし今回の結果、認知度は93%にも登るのに、地デジを視聴していない理由のトップが、「居住地域で地デジ放送が開始されていない」である。受信機の普及が進まないのは、放送されてないからだ。放送開始と対応機器購入は、卵が先か鶏が先かの話ではない。放送が見られなければ、買わないのは当たり前である。
調査結果の読み方を間違えています。この調査では「地デジを視聴していない理由」を「地デジ対応機を持っていてなおかつ地デジを視聴していない人」に聞いています。地デジ対応のテレビだとかレコーダーだとかを今の時点でわざわざ買って、なおかつ地デジを視聴していない人にその理由を聞けば、「いやー住んでる所ではまだ地デジ来てないんですよねー」って答えが多く返ってくるのは当然だと思います。
『放送が見られなければ、買わないのは当たり前である。』という結論をこの調査から導くのは間違いです。
LDR で「ごみ箱」というフォルダを作って読まなくなったフィードを入れるようにしているんだけど、割と便利。
最近のコメント