However, the right to privately modify and run the program is terminated if the licensee brings a patent infringement lawsuit against anyone for activities relating to a work based on the program.
This narrowly-targeted patent retaliation provision is the only form of patent retaliation that GPLv3 imposes by its own force. We believe that it strikes a proper balance between preserving the freedom of a user to run and modify a program, and protecting the rights of other users to run, modify, copy, and distribute code free from threats by patent holders. It is particularly intended to discourage a GPL licensee from securing a patent directed to unreleased modifications of GPL'd code and then suing the original developers or others for making their own equivalent modifications.
というわけで、Section 2 のあれは特許報復を意図しているそうだ。国によって違うだろうけど、著作権法的に無理筋のような気がする。
MPL の場合は
2.1. 初期開発者による許諾
初期開発者によりライセンス可能な (特許または商標以外の) 知的財産権に基づき、オリジナルコード (またはその一部) を、修正コードとともに、もしくは修正コードを伴わずに、または拡大開発の一部として、使用、複製、修正、表示、実行、サブライセンス、および配布すること。
というふうに、「著作権法に基づいてある権利を有しているなら、それはライセンスします」とうまいこと逃げている。著作権法に基づいて具体的にどのような権利をオリジナルの開発者が有しているかは書いていない。国による法律の違いなどを考慮したんだと思う。また8. ライセンスの失効で、特許報復によりライセンスした諸権利を剥奪する場合を書いているんだけど、剥奪する権利は『対象者に許諾された権利はすべて』であって、剥奪される権利がどんなものかは具体的に書かずに済ませている。
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