つまり何が言いたいかというと はてな検索が「検索結果0件」の時に表示される犬は具合悪くて死にかけているように見える。
ということではなくて、大抵の人は現在興味ある話題というのを何かしら持っていて、サイトを訪れた時はそのキーワードで検索してみることもある。だけど、個々のサイトはなんでもかんでもカバーしているわけではないから、検索した時「検索結果0件」が返ってくることの方が多い。
訪問者が最も興味を抱いている内容を提供することができない場合に、ある程度興味があるだろうコンテンツを「おすすめ」として表示するという策はありだ。この点、amazon.co.jp は「そのものずばりじゃないけど、まあ興味がないこともない」商品を表示することに関してものすごくうまくやっている、と思う。
検索結果には Google と amazon.co.jp の二通りのやり方がある。Google のように「そのものずばり」の結果を提供することを目指すか、amazon.co.jp のように「まあ興味がないこともない」結果を提供することを目指すか。そして、大抵のサイトの規模はネット全体から見たら非常に限られているので「まあ興味がないこともない」結果を検索結果として表示することを目指した方がいいんじゃなかろうか。
「検索結果0件」は見たくない。
amazon.co.jp のように人間の手を使うしかない。ユーザの購買履歴を蓄えて「この本を買った人はこんな本も買っています」を表示したり、ユーザにリストを作らせたり。それでも「検索結果0件」が出てくることがあるわけだけど。
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