著作権法上、著作物については、2条で、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。」とされており、「リンク集」が、著作物に該当するという余地を見出すのは、極めて困難。
でも著作権法には
第12条 編集物(データベースに該当するものを除く。以下同じ。)でその素材の選択又は配列によつて創作性を有するものは、著作物として保護する。
というのがあって、その要件は
編集著作物として保護されるための要件
(1) 素材は単なる事実、データ等であっても良い。
(2) 独自の一定の目的、方針に従い素材の選択、配列を確定したものである必要。
なので、大抵のリンク集は編集著作物なのではないかと思います。「無断リンクは著作権侵害か?」という議論とは全く関係ありませんが。
アレキサンドル・デュマ著『ダルタニャン物語 第10巻 鉄仮面』、読了。
アレキサンドル・デュマ著『ダルタニャン物語 第11巻 剣よ、さらば』、読了。ダルタニャン物語、これにて完結。
これだけの長編を読者に飽きさせることなく構成するその手腕は、まさに大物語作家の名にふさわしいものです。
デュマには色々な文献が紹介されている。
デュマ本人は息子の問いに答えて「モンテ・クリスト伯は面白かった。でも、三銃士ほどじゃないね。」と言っており、「おいおい、モンテ・クリスト伯より面白いってのが、そうそうあるか?」と疑ってましたが、なるほど、おっさんの私としては人生の苦渋と悲哀をも書ききった三銃士のほうが面白かったですわ
いかにも。
私の父は大河です。あなたが小便をたらしこもうと、何しようと、だから平気です。
(アレクサンドル・デュマの息子、デュマ・フィス)
っていうのが割と好き。
最近のコメント