ロングマン現代英英辞典はnomadさんのスクリプトを少し書き換えたら、ずいぶん使いやすくなった。
EPWINGがもうひとつ良く分からない。「見出し」「説明」「見出し」「説明」という単純な構造しか表現できないのだろうか。色々弄っているとそんな気がしてきた。いやそんなはずはない。それではあまりにも貧弱すぎる。
と思って検索したら「区切りコードの問題」という衝撃の文章が。
本文は、先頭から末尾まで一本の繋がったデータ列になっています。英語辞典なら、最初の単語 `A' から最後の `zzz' までの説明が、すべて一つの「本文」の中に書かれることになります。
一般に、アプリケーションプログラムがある単語を検索した際は、本文の中からその語を説明した部分だけを抜き出して出力することになるでしょう。しかし、困ったことに CD-ROM 書籍には、単語の説明の終わりを示す印 (エスケープシーケンス) が定義されていません。つまり、ある語の説明部分を正確に抜き出すことは、電子ブックや EPWING では不可能なのです。
誰だ、こんな規格を制定したのは。
単に見出しと説明をだらだら出力しただけでは読みにくいので、「■◇□」みたいなのを適宜、行頭やら見出し語の前に置いたりするわけですが、こういうのを英語で「bullet」っていうんですね。
で、EPWINGではデータ構造と見栄えを分離するということはしないようなので、表示したときに見栄えが良くなるように、あらかじめ辞書のデータ変換時に、改行やら「■◇□」やらを入れておく必要があるようです。
内藤純一「平成デフレと1930年代米国の大恐慌との比較研究(PDF)」に、個人と企業と国と海外部門の貯蓄と投資の差額の対GDP比を1964年から2002年までプロットしたグラフがあった。
個人が貯蓄して、その分を企業が投資するというふうに、日本経済が1980年代までは順調にやってきたことがわかる。そして、バブル崩壊後、企業は投資するよりも借金を返済するようになり、1994年あたりから個人の貯蓄が低下しはじめていることが分かる。現在の不況が1970年代以降例の無いものであることがグラフから分かると思う。
1998年の金融危機のあたりでは企業の貯蓄が一気に跳ねあがっている。
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