乱数を発生させるのに物理的な現象を使う方法がある。でも、01を等確率に出力する物理現象なんてないんじゃないかという疑問が浮かぶ。どうやって割合を修正するんだろう。
答えは簡単。良い疑似乱数との排他論理和を取るんだと教えてもらった。良い疑似乱数は少なくとも01の割合が等確率だから、排他論理和を取ると物理乱数のランダムさと疑似乱数の一様さを兼ね備えた、こくがあってまろやかな乱数を得ることができる。
東芝の物理乱数生成ボード(PCIバス)「ランダムマスター」はひとつ40万円。
で、Linuxの /dev/randomもきっと疑似乱数との xorを取っているんだと思ってソースを見たら、どうもそうではないようだ。
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