名作劇場の「愛の若草物語」や「南の虹のルーシー」、ムーミンの中の人がコナンでキャラクターデザインが名倉靖博氏の方のムーミンアニメ「楽しいムーミン一家」。これらの作品の脚本を担当した宮崎晃氏は「男はつらいよ」の脚本も手掛けていた。知らなかった。
「愛の若草物語」、「楽しいムーミン一家」は両方とも僕の大好きなアニメです。特に脚本が素晴らしいのだけど、同じ方が書かれていたとは。脚本家に注意してアニメを見るようにしよう。
「愛の若草物語」はテレビ大阪で再放送中。何度見てもおもしろい。
ローカルにサーバをたててそれと連動するようなブックマークレットを考えれば、使いみちが広がると思う。とりあえずデバッグの仕方を考えよう。
デフレの克服は、経済の健全な発展を実現することによって、達成されなければならないということです。
逆だろう。デフレと同時に経済の健全な発展など実現できない。理論的にも歴史的にも明らか。
結局、インフレ・ターゲティングが、本来の狙いである金融政策の透明性の向上や、人々の期待の安定化に寄与するかどうかは、インフレ目標がどの程度クレディブルなものか、すなわち、インフレ目標を実現するための手段やメカニズムの裏付けがどの程度確保されているのかに、大きく依存するように思います。
先ほど申し上げたような、現在の金融政策運営を取り巻く二重、三重の制約といったことを踏まえれば、少なくとも現段階において、そうした裏付けはやはり十分とは言い難いように思います。
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日本銀行としても、インフレ・ターゲティングは、金融政策の対応余地やその波及メカニズムが確保された段階では、そうした重要な道具立ての一つとなり得るもの
中央銀行は必ずインフレを起こすことができる。バーナンキの背理法。これは波及経路の毀損などによる制約を受けない。そして必ず達成可能な目標を達成しますと宣言すれば、人々の期待に働きかけることができる。できるかどうか分からない目標なんじゃない。やる気があれば必ずインフレは達成できる。
デフレが原因で不良債権が増加している現実(PDF)を見れば、不良債権の処理が終るまでインフレ目標を導入しないということは、永久にインフレ目標を導入しないと宣言するのと同じことだ。
武藤副総裁の発言は単に「インフレ目標はやりたくない」と宣言しているに過ぎない。そして、それはデフレが継続する期待を生み出し、日本経済の不況をさらに長引かせることになる。
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「イノベーションのジレンマ」を読んだ。おもしろい。まあみんながみんな経営者になるわけじゃないんだけど、ベンチャーでひと儲けを企んでいる人は必読。
著者はイノベーションを持続的イノベーションと破壊的イノベーションの二つに分類する。持続的イノベーションとは持続的な性能の向上をもたらすような技術革新のことである。例えば、ハードディスクドライブの薄膜ヘッド、薄膜ディスクなどは非常に複雑で実用化には莫大な投資と高い技術力が必要だったが、基本的にはハードディスクの性能を連続的に向上させる技術である。つまり、持続的イノベーションである。
逆に14インチハードディスクドライブが主流だったときに登場した8インチドライブは破壊的イノベーションの代表例である。当時の8インチドライブは14インチドライブに比べて性能は低く、従来の市場であるメインフレーム市場では使いものにならないものだった。取り柄といえばその小ささだけだった。このように性能では現在の主流製品に劣るが、現在の評価基準とは全く別の点で優れている製品を破壊的イノベーションと呼ぶ。
従来の市場で実績ある企業は持続的イノベーションに対しては非常にうまく対応する。しかしながら破壊的イノベーションに対しては全く対応することができない。事実、ディスクドライブ業界の歴史において導入された新技術116種類のうち持続的イノベーションに属するものは111種類。このすべてにおいて従来の技術で業界をリードしていた企業が成功を収めた。
しかし、残る5種類の破壊的イノベーション(14インチから8インチへの移行、8インチから5インチへの移行…)のすべてにおいて業界をリードしていた企業は移行に失敗している。
これはなぜか。それは逆接的ではあるが、業界をリードしていた企業の経営者が非常に優秀だったからだ。
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