『2002年6月に総務省令の一部が改正されて無料放送についてもコンテンツ権利保護方式の導入が可能となった』という省令改正がこれ↑。
以上、地デジ関係の基本資料。
上に挙げたTRを読めば分かりますが、これは小寺さんが正しいようです。記述子の名前を間違えていますが。正しくは、copy_control_type ではなく degital_recording_control_data です。つまり、先日リンクした本田雅一さんの記事の
そもそも、なぜコピー回数制御が今まで行なわれていなかったのか。振り返ると、デジタル放送時に挿入されるコピー制御フラグの扱いが起源だ。コピー制御フラグは2bitしか割り当てられていない。つまり4つの状態を示すことができるわけだが、コピー禁止とコピー許可を引くと、残りは2つしかない。その1つがCOGであり、もう1つがEPNだ。EPNはコンテンツを暗号化することでインターネットでの再配布は防止しつつ、複製はほぼ自由に行なえる運用形式。
という部分は間違っているということです。
日経エレクトロニスの記事の表が分かりやすいです。以下の表を日経エレクトロニス「EPNとは」から引用。
地上デジタル放送では、著作権保護のために以下のそれぞれの領域に
ずつビットが割り当てられています。このうち、copy_control_type は常に「01」であり、それ以外の値は未定義です。degital_recording_control_data が上の表通りコピーワンスのコントロールを行う部分です。「01」の場合は未定義です。これが小寺さんが記事で言っている「01フラグが未使用」ということだと思います。APS_control_data はアナログ出力にマクロビジョンプロテクションを行うかどうかを制御します。encryption_modeは上の表のとおりです。
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