脳ざらし紀行


2006-10-17

_ 覘き小平次

読了。とてもおもしろい。普段は押入の中から外を覗き見るだけの、ドラえもんの成れの果てかはたまた究極のひきこもりかという、幽霊役者小平次が主人公。山東京伝の怪談を元にした小説。京極夏彦の書く物語はミステリーであるなしに関わらず基本的に謎ときを推進剤としている。この作品も例外ではない。

解説を斉藤環が書いているのは出来過ぎ。

本の画像

お名前:
E-mail:
コメント:
本日のリンク元

最近のコメント

2003|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|04|05|
2011|04|
2012|03|07|
2013|01|02|07|
トップ «前の日記(2006-10-16) 最新 次の日記(2006-10-18)» 編集