脳ざらし紀行


2006-06-28

_ インタビュー:薗部博之さん「カルチョビット」

実はサッカーをあまり知らなかったんで、Jリーグの試合を見に行ったりして、その面白さを研究しました。気付いたのは、サッカーって点が入らないことが面白いんですね。試合を見ていて、一番盛り上がるのは、シュートがポストを叩いた瞬間でしょう。みんなが頭を抱えたり、「あー」と声を上げたりする。点が入りにくいことで、弱いチームがマグレで点を決めて勝ったりもしますよね。こうした何とも言えない「もどかしさ」が面白いと思って、監督の視点で試合はほとんど見ているだけ、というゲームにしたんです。

現実を単純化してゲームに落とし込むための観察力がずば抜けている。

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