http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.rengo-soken.or.jp/dio/no197/siten.htm
論文中に用いられている「相対的貧困」の定義を具体的に金額に直すと、税金と社会保険料を引いて残った手取り(可処分所得)が
独り暮らし | 子どもと二人 | 両親と子どもひとり | 両親と子ども二人 |
138万円以下 | 195万円以下 | 239万円以下 | 276万円以下 |
の場合ということになる。P60 参照。論文中で日本の相対的貧困に分類されている人のうち48.5%は51才以上。29.1%が66才以上。
「一人暮らし高齢者」の指標(PDF)
大竹文雄著『日本の不平等』を見る限り、日本の貧困率は1986年から1998年の10年で15%弱から16%強程度になだらかに上昇している。近年、急激に上昇したわけではない。貧困率の国際比較に関して大竹氏の意見を聞いてみたい。国による世帯構造の違いが効いてくる気がするんだけど。
東京都区部等 | 地方郡部等 | |
標準3人世帯(33歳、29歳、4歳) | 162170円 | 125690円 |
高齢者単身世帯(68歳) | 80820円 | 62640円 |
高齢者夫婦世帯(68歳、65歳) | 121940円 | 94500円 |
母子世帯(30歳、9歳、3歳) | 158650円 | 122960円 |
興奮した。
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