ものを書くのに辞書があると便利だけど、同じような国語辞典を何冊も持っていても仕方ない。いや、もの書きのプロなら何冊も持っているだろうけど、普通の人が何冊も持つのはコストパフォーマンスが悪い。
というわけで、国語辞典とは少し違った辞典の紹介。小内一著『逆引き頭引き日本語辞典』。名前だけ見てもどんな辞典か分からないと思うけど、要するに英語でいえば『Oxford Collocations Dictionary for Students of English』のような『コロケーション(連語)辞典』です。連語辞典というのは、例えば「日記」の項を引くと
にっき【日記】
引用する。怠る。収める。書きつける。書く。繰る。したためる。しまう。記す。たどる。種にする。つける。提出する。調える。抜き書きする。遺す。拾い読みする。燃やす。読み返す。読み進む。読む。
などのように、「日記を…」に続くことの出来る動詞が延々と載っているような辞典のこと。日本語の類語辞典は数多くあるけど、連語辞典はこれが初めてなのではないかなあ。非常に面白い。
最近のコメント