ガッ!
それはそれとして「EdyとSuicaは『やはり共存できる』その理由は?」。セブンイレブンとローソンがどっちを採用するかで決まると思う。でもセブンイレブンはアイワイバンク銀行と連係したカードを作ってきそう。
どうでもいいけど、「アイワイバンク銀行」という名前はどうなんだろう。
久しぶりに Flash MX を起動してみたら色々たいへんだったという話。Mac OS X でも割と泥臭いことやらないといけないんですね。
なんだか始めてみた。
現在 Lessig blog のゲストブロガーをしているポズナー判事の偉さがこれを読めば分かるというわけでもないんだけど紹介。
少し前の著作権分科会での話題。作家の三田誠広氏は中古本に対して中古ゲームと同じような見直しを要求した。そして以下のような発言した。
引用者補足:三田)氏によれば、推理小説等も一度読んで古本屋に追いやられてしまうタイプのものであり、1回使用されただけで中古屋に追いやられて、結果として作者に収入が入らないという点では同じだろうとのことだ。
K’s Diary @ hatena。Copy & Copyright Diary。
なら三田氏は著作権分科会に出席なんかしていないで、貸本屋を始めるべきだ。そして推理小説家は貸本屋専門作家になればいい。
以下のように貸本屋を利用すれば、現在の著作権制度のもとで氏の望むものは実現可能だ。
作家は書いた小説を一般流通にのせず書店で一切売らない。代わりに貸本屋でだけ貸し出すようにする。そうすれば、読みおわった小説が古本屋に売られることはない。三田氏によれば読みおわった推理小説を売りたいという読者が多いとのことだが、最初から安めのレンタル料金で貸し出せば、このような「一度読んでおしまい」の読者のニーズを満たすことができる。
そういった「読んだあとは本を売りたい」という読者のニーズを十分満たした後で、一般の書店で小説を販売すれば、読みおわった小説が古本屋に売られることはない。一般書店での販売後も「一度読んでおしまい」の読者は貸本屋で借りるだろう。
本を所有したいという読者もいるかもしれない。書籍を貸本屋で借りた一定期間のあとに、レンタル料金に上乗せして料金を払う。そうすると、借りていた書籍がユーザーのものになる。このようなサービスを行えば、本を所有したいという読者のニーズにも応えることができる。
三田氏は発売後六ヶ月間の「貸出猶予」を図書館に要望している。この貸本屋の仕組みならいくらでも猶予期間を設けることができる。一般書店での販売を猶予期間の分だけ遅らせれば猶予期間は実現できる。
図書館での貸出猶予や中古本からの報酬が作家の利益を増やすというなら、上のような貸本屋でも同じように利益は増えるはずだし、作家や出版社はみなよろこんで参加することだろう。
貸本屋が成功するかどうかは僕には分からない。でも案外、10年後には上に書いたような貸本屋がありふれた存在になっているかも知れない。少なくとも、三田氏が自分の言っていることを信じているのなら、氏のすべきことは著作権分科会でのレントシーキングではなく、貸本屋を始めることだ。現在の著作権制度のもとで氏の望むものは実現可能なのだから。
そう、そして ACCS の加盟ゲーム会社は上と同じ理由でレンタルゲーム屋を始めるべきだ。
最近のコメント