昨日、このサーバはつながりにくい状態でした。上流のネットワークがイカれていたようです。パケット損失率が40〜50%。
■追記:traceroute で辿ってみたところ、GigabitEthernet*.*.idc.ad.jp が原因のようだ。
竹本泉「よみきりもの」第4巻、「魔法つかいさんおしずかに!」第2巻を購入。大体この2作品が書かれたのは15年以上の開きがあるわけだけど、どちらも面白い。佐々木倫子「HEAVEN?」第5巻も購入。
Old vs New の話。
ブラウザの編集機能は貧弱。w3mなら、Wikiの編集をvimの上で行なえる。それが嬉しいかと聞かれると微妙だが。
Sensorware がなんなのか僕にはよく分からなかった。僕が知りたいと思ったのは、Sensorware がイノベーションに対して開いているか閉じているか。end-to-end であること自体は重要ではなくて、end-to-end だとイノベーションに対して開いていることが重要。なら、end-to-end でなくてもイノベーションに対して開いてさえいれば、個人的には萌えることが出来る。もし、閉じた仕組みならあんまり興味がない。
現在インターネット上でお金を稼ぐことは難しい。通信会社以外ではYahoo!と楽天、amazon? と数えるくらいしか稼いでいないのが現実。携帯電話の方がずっとまし。でも、イノベーションに対して閉じている携帯電話という仕組みには僕は興味が湧かない。
お金を取られるのが嫌だというわけじゃない。インターネットだって接続代は結構掛かっている。開いたネットワークと比べてどれくらい興奮できる「もの」なのかを僕は知りたい。インターネットの次の金のなる木へと多くの企業が急ぐのも無理はない。現在のインターネットと違って、Sensorware ならハードを売ってお金を儲けることが出来る。結構なことだ。でも、そっちのネットワークはおもしろいですか?
こっちのネットワークは割とおもしろいです。お金儲けは難しいけど。
ITが経済にどれくらいのインパクトを与えるかは結構あやしい。例えば、ソローが1987年に指摘して以来、「IT投資と生産性のパラドックス」は議論の対象となってきた。IT投資額の伸びの割には、生産性が上昇していない。ITは生産性の上昇に寄与しないという例の話。ITは1990年代の後半にはどうやら労働生産性の上昇に寄与したらしい。でも生産性の上昇が見られるのは主に製造業だったりする。ITの使用者であるはずのサービス業ではなく。
以上はアメリカでの話。日本は「100年デフレ」(笑)でそれどころではない。
デフレ議論に関しては、1873年〜1896年のイギリスのデフレも構造的なものではなく、金の供給不足が原因の貨幣現象であるとする安達誠司の「デフレは「構造的な」もの?」(PDF)を参照。
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