時間がなくてリンクだけだったので、もう1回取り上げる。
ロバート・フィスクはCNNの「原稿許可」システムを例にとり、アメリカのメディアでどのようにして自主検閲が行なわれているかをレポートしている。
CNNのワシントン、ロス、ニューヨーク以外の全ての記者は原稿をいったん本部におくり、許可を得てからでないと、取材資料の編集もできない。原稿のコピーが事務局に渡され、その後原稿に変更があった場合はもう一度許可をとる必要がある。
具体的な例としてフィスクはイスラエル兵にくり返し狙撃される救急車の件をCNNの記者が取材した時のことをあげている。CNNのシュルダー記者が救急車に同行して、実際に襲撃の現場を命がけで取材した。CNNの幹部はこれを放送することを拒否した。理由は「イスラエル軍側のインタビューがなくバランスに欠ける」からだそうだ。実際には、イスラエル軍の言い分「パレスチナ人が救急車で武器と犯罪者を運ぼうといている」も、原稿の中で述べられていた。
最終的に、救急車は「銃撃戦に巻き込まれた」ということになった。パレスチナ人も彼らの救急車を銃撃したことになってしまった。
やばい。バックアップ。
「アフォーダンス」という言葉は全くもって不適切だったかも知れない。「動機づけ」の方が自然か。otune.com。
つまり、
(Wikiは)自己顕示欲を満たせる媒体じゃない Asumi日記
ので、力を入れて長文を他人のWikiに書かせるような「動機づけ」を持たない。普通の掲示板では、他の人との議論(とやり負かしたいという欲望)が書き込みを活発化させている面がある。議論に向かないWikiではそれも望めない。
と、適当なことを書き散らす前にさっさと「the Wiki Way」を読み終らせよう。
。
ワシントン・ポストの記事。
チョムスキーの次の言葉は興味深い。
もしかすると最良のシナリオが実現するかもしれないという期待だけで、恐らくは何十万人もの人々を殺害することになるかもしれず、イラクを破壊することになるかも知れず、西洋でテロの脅威を増大することになるかも知れない危険を犯すに値するのでしょうか。それは正気の考えでも理性的な振舞いでもありません。
最近のコメント