Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library webrick/ssl > module WEBrick::Config > SSL

constant WEBrick::Config::SSL

SSL [added by webrick/ssl]

以下のほとんどの項目はサーバが保持する OpenSSL::SSL::SSLContext オブジェクト を設定するためのものです。詳しくは OpenSSL::SSL::SSLContext を参照して下さい。

:ServerSoftware

サーバソフト名を設定する。デフォルトでは "WEBrick/VERSION (Ruby/VERSION/RELEASE_DATE) OpenSSL/VERSION"。

:SSLEnable

ssl を有効にするかどうかを設定する。 ruby 1.8.2 まではデフォルトで true。ruby 1.8.3 以降はデフォルトで false。

:SSLCertificate

サーバ証明書を設定します。OpenSSL::X509::Certificate オブジェクトです。 nil の場合、WEBrick は自己署名証明書を自動的に生成する。

:SSLPrivateKey

サーバの秘密鍵を設定します。OpenSSL::PKey::PKey の サブクラスのインスタンスです。

:SSLClientCA

サーバがクライアント証明書を要求する時にクライアントに送る CA のリスト。 OpenSSL::SSL::SSLContext#client_ca を参照。

:SSLExtraChainCert

証明書チェーン。所有している証明書からルート CA までの証明書のリスト。 OpenSSL::SSL::SSLContext#extra_chain_cert を参照。

:SSLCACertificateFile
:SSLCACertificatePath
:SSLCertificateStore
:SSLVerifyClient
:SSLVerifyDepth
:SSLVerifyCallback
:SSLTimeout
:SSLOptions
:SSLStartImmediately
:SSLCertName

自己署名証明書を作成する場合の証明書の CN を文字列で設定する。

:SSLCertComment

自己署名証明書を作成する場合の拡張領域の nsComment の値。 デフォルトでは "Generated by Ruby/OpenSSL"。