Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library readline > object Readline::HISTORY > delete_at

singleton method Readline::HISTORY.delete_at

delete_at(index) -> string | nil

index で指定したインデックスの内容をヒストリから削除し、その内容を返します。 該当する index の内容がヒストリになければ、 nil を返します。 index に 0 を指定すると Readline::HISTORY.shift と同様に最初の入力内容を削除します。 また、 -1 は最後の入力内容というように、index に負の値を指定することで、 最後から入力内容を取得することもできます。 index が -1 の場合は Readline::HISTORY.pop と同様に動作します。

[PARAM] index:
削除対象のヒストリのインデックスを指定します。

サポートしていない環境では、例外 NotImplementError が発生します。

セーフレベル ($SAFE) が 4 の場合、例外 SecurityError を発生します。

例:

require "readline"

Readline::HISTORY.push("foo", "bar", "baz")
Readline::HISTORY.delete_at(1)
p Readline::HISTORY.to_a #=> ["foo", "baz"]