Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library _builtin > module Kernel > throw
throw(tag, value = nil) -> ()
Kernel.#catchとの組み合わせで大域脱出を行います。 throw は同じ tag を指定した catch のブロックの終わりまでジャンプします。
throw は探索時に呼び出しスタックをさかのぼるので、 ジャンプ先は同じメソッド内にあるとは限りません。 もし ensure節 が存在するならジャンプ前に実行します。
もし同じ tag で待っている catch が存在しない場合は NameError で スレッドが終了します。
同じタグであるとは Object#object_id が同じであるという意味です。
def foo throw :exit, 25 end ret = catch(:exit) do begin foo some_process() # 絶対に実行されない 10 ensure puts "ensure" end end puts ret #=> ensure # 25
[SEE_ALSO] Kernel.#catch