Ruby 1.9.2 リファレンスマニュアル > ライブラリ一覧 > library _builtin > module Kernel > `
self ` command -> String
command を外部コマンドとして実行し、その標準出力を文字列として 返します。このメソッドは `command` の形式で呼ばれます。
引数 command に対しダブルクォートで囲まれた文字列と同様の解釈と式展開を行った後、 コマンドとして実行します。 コマンドは評価されるたびに実行されます。コマンドの終了ステータスを得るには、$? を参照します。
コマンドの出力を得る必要がなく、単にコマンドを実行したいだけなら Kernel.#system を使います。特に端末を制御するコマンドでは `command` は失敗するかもしれません。
リテラル/コマンド出力 も参照。
puts `ruby -v` #=> ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32] puts $?.inspect #=> #<Process::Status: pid=3580,exited(0)>
[SEE_ALSO] Kernel.#system, Kernel.#exec, Kernel.#spawn